人のモノ-12
「そしたら口の中に亀頭を入れて、舌でぐるぐる舐めてくれる?」
「うん…」
朱莉は口を開き亀頭を咥える。
(や、やっぱ大っきい…)
咥えてみると改めてその大きさを実感する。朱莉は亀頭だけを口の中に入れて中で舌を円周させる。
「ああ…、気持ちいい…。」
鼻息が抜けるような声で喜ぶ鉄平。
(ホントに気持ちいいのかな…、私なんかのやり方で…)
気を使って褒めてくれてるのかなと思った。
「ああ…、俺ね、物凄いテクの子のフェラもいいけど、丁寧に丁寧に舐めてくれるフェラも好きなんだよね…。何か気持ちよくしてあげようって、女の子の気持ちが伝わって来てさ…。嬉しくなっちゃうんだよね…」
その言葉が嬉しかった朱莉は、ずっと人に相談したくても出来なかった事を鉄平に聞きたくなった。朱莉は口から亀頭を外す。
「ごめんね?聞いて欲しいことがあるの。」
「なぁに?」
鉄平は朱莉の髪を撫でながら言った。
「私ね、川俣さんに、いつも下手だな、つまんないフェラだなって言われるの。自分なりに激しくしたつもりでも、やっぱり下手だなって言われちゃう…。私、男の人がどうやっらたら喜んでくれるか分からなくて…」
本気で悩んでいるようだった。
「いやらしいから、激しいから上手いってゆーのは、俺から言わせれば女経験に乏しい奴の言う事だね。俺から言わせればフェラの上手い子って言うのは、俺を気持ち良くさせてあげたいって思いながらしてくれる子なんだよね。どんなにいやらしくて激しいフェラする子でも、ただ自分のテクを見せつけようって子のフェラはイマイチ。俺を気持ち良くしようとしてくれてんだなって思えるフェラをする子こそ、フェラの上手い子だと思うんだよね。朱莉ちゃんからは、俺を気持ち良くしてあげたいって気持ちが物凄く伝わるよ。だから朱莉ちゃんのフェラ、下手だとは思わない。逆にいやらしくて激しいフェラより全然いい。俺は上手い下手よりも、気持ちいいか気持ちよくないかが大事だと思うから、朱莉ちゃんのフェラ、物凄く気持ち良くて、物凄く好きだよ?」
イケメンからの嬉しい言葉に涙が出そうなくらいクラクラした。
「神谷さん、ありがとう。私、嬉しい…」
「自信持って?」
「うん…」
「フフフ、可愛いなぁ、朱莉ちゃん。」
「ヤダ…♪じゃあ神谷さんが気持ち良くなる舐め方、いっぱい教えてね?」
「うん。俺のチンポの全てを教えてあげるよ。」
「ヤダ、何か恥ずかしい…」
朱莉は照れて顔を赤くする。