ステージデビュー-4
志織の手が鈴香のブラウスに伸びボタンを上から一つ一つ外していく。ブラウスの隙間から白いブラジャーが丸見えとなっていく。
「アーン、ンンッ」
「ふふ、良い匂いを出してきたわね。いやらしいメスの匂い。女の子が淫らな時に出す匂いが1番好き。だからもっと感じてちょうだい」
ボタンを全て外し終えた志織の手が鈴香の膨らみに伸びる。ブラの隙間に侵入し、彼女のEカップの乳房をサワサワと弄っていく。
「アン!・・や、やめて」
「心にもないこと言わないの。お豆ちゃんこんなにコリコリにしてるのに」
硬くしこり立った乳首を指で弄る志織。身体中に電気が流れる様な感覚が走り抜けた。肢体をくねらせながらふと周りを見ると、先ほどまでの視線が野獣の様な気配に変わっているのが感じられた。
「気づいたようね。周りの人はみんな鈴香ちゃんを見て興奮してるのよ。これこそあなたが望んだシチュエーションじゃなくて?」
志織に指摘され鈴香は今までの自分の痴態を思い出す。部屋でのオナニーから公衆トイレオナニー、しまいには学校の屋上で全裸にもなっていた。そしてそれを動画に保存までしている。
「望んでいたんでしょ?みんなに見られることを。辱められることを。自分の裸を男達がオカズにしてシコシコして精液を出すことを」
志織が鈴香のブラジャーを乱暴にたくし上げた。彼女の形の良いバストがブルンと音を立てるかの様な勢いで露わになる。フロアからおーっという声が聞こえてきた。
「聞いた今の声?あなたのおっぱいがみんなに見られちゃったわよ。露出好きな仔猫ちゃんのおっぱいみてみんな興奮してるわよ。ねぇねぇ、今どんな気持ち?」
嘲笑うかの様に煽る志織。だが彼女は確信していた。鈴香が決してこのステージから逃げ出さないことを。それは身体から出る感情の匂いという極微量の、一条志織にしかわからないある特性によるものだが、鈴香の全身から出る匂いは今すぐここから逃げ出したいという気持ちはまるで感じられなかった。
ブラウスを脱がされブラジャーも外される。ブラウスを床に落とした時誤ってステージから落ちてしまったがまるで気にしない。上半身裸にされた鈴香は、志織にソファの背もたれの部分に座る様促される。言われるがまま背もたれに腰掛ける鈴香。背もたれに腰掛けると、ゆっくりと回転するステージからクラブの雰囲気がよく見渡せた。
いくら暗いとはいえステージ上からは目を凝らせばだが客席がよく見えた。薄いカーテン越しだが行為に耽っていると見られる客達もいる。自分を見て興奮してくれてるのだと思うと、鈴香の体の奥、特に子宮部分がさらに熱くなっていく。
ふと、ステージに1番近い客席に気になる人影があった。ジッと自分を見つめるカーテン越しの影。暗くてわからないが身長は自分より少し上くらいだろうか。微動だにせずこちらを食い入る様に見るその姿がなぜか気になる鈴香。
「ヒィッ!!!」
だがよそ見をしていた鈴香がいきなりのけぞった。志織がスカートの中に潜り込みショーツをずらして剥き出しになった秘裂をペロリと舐めたからだ。志織の舌遣いは巧みで、ペロペロと奥まで入ったかと思えば手前で焦らし、時折り上部の勃起したクリトリスをこねくり回す。
たまらず鈴香は両手で自身の揉みしだいた。豊かな乳房に細い指先が食い込み、ムニュゥとひしゃげて卑猥な形に姿を変える。乳首はこれ以上なくしこり立っており、自分で弄くり回して快楽を貪り尽くしていた。
邪魔だと言わんばかりにスカートとショーツを脱がす志織。一糸纏わぬ姿となった鈴香にさらにクンニをして嬌声を上げさせようとする。鈴香の悩ましい声がフロア中に響き渡った。
「アァーン、ダメッ、志織さん、そこ弱いのぉ、・・・イヤンッ、そんなところ舐めないでぇ・・・」
狂おしげに全身を震わせ天井を見上げる鈴香。ガクガクと身体が揺れると崩れる様に背もたれから滑り落ち椅子に倒れ込んだ。絶頂を迎えてしまったのだ。それも知らない人達の目の前で。ゼェゼェと息を切らす鈴香の前にいつのまにか服を脱いで全裸になった志織が見下ろす様に仁王立ちしていた。