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美少女秘密倶楽部
【痴漢/痴女 官能小説】

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ステージデビュー-3

「はいはい、お話はそこまでよ。それで志織、鈴香ちゃんにも同じ衣装用意したけど彼女はこのまま制服で出てもらうわ」
「・・・私は構いませんけど」
「そう、なら良かった。じゃあ鈴香ちゃんあの鏡の前の椅子に座ってちょうだい。簡単にだけどメイクを施してあげるから」
コクンと頷き椅子に座る鈴香。その後ろでメイク道具を用意する夜雲に志織が小声で囁く。
「あのブラウスの校章、S女のですよね。身バレしちゃうかもだけどいいんですか?」
「大丈夫大丈夫。客席からステージ上の校章なんて小さすぎて見えないわよ。それに今日は・・・ね」
「・・・まぁ脱がせやすくていいですけど」
意味深な発言をする志織。何も知らない鈴香は鏡の前で1人借りてきた猫の様に大人しく座っているのであった。

12時55分
鈴香と志織、そして夜雲はステージ裏の薄暗いバックヤードにいた。彼女達の目の前にはカーテンがあり、その先に先日VIP席で見たクラブの中央ステージに続く花道が伸びているらしい。
リラックスした表情の志織とは反対に見るからに不安そうな鈴香。
「心配しなくても大丈夫よ。控え室で夜雲さんも言ってたけど、今日は私に全部預けてくれたらいいから」
控え室でのメイク中、夜雲はダンス経験はほとんどなくて不安だと口にした鈴香にこう告げた。
「今日は鈴香ちゃんのデビューだから、純情っぽさというか素人っぽさを出してもらうわ。ダンスは一切なし、基本志織に身体を預けちゃっていいわ」
その後、具体的に何をやるかも聞かされないままバックヤードに案内された鈴香。服も制服のまま、メイクも学校で普段使える様なナチュラルメイク。先日見た様なクラブの派手さなどは一切ない本当に普段通りのままである。
13時1分前になった。鈴香と志織が並んでたカーテンの前に立つ。幕の向こう側から賑やかな音楽が静かになっていくのがわかる。鈴香の緊張もピークに達していた。
本当に大丈夫なのかしら、と思っていると、
「ねぇ、鈴香ちゃん。このクラブの女の子達はね、みんな心に穴が空いているの。そしてそれを埋めるためにここにいる。ある子は寂しさを、ある子は愛を、ただ性欲を満たすための子もいるけど何かしら現状に満足してない子が集まってるの」
志織が前を向いたまま隣の鈴香に語りかけてきた。会話で緊張をほぐしてくれてるのかと鈴香が思ってると、
「じゃあ私に足りないものは何だと思う?」
唐突に志織が手を握ってきた。驚く鈴香に志織は横目で見ながら耳元で、
「しいて言うなら加虐心かしら。私はね、自分が調教する相手がどんどん変わっていくのが楽しくて仕方がないの」
ゾクっとする声色に思わず鈴香が身震いしたその時、目の前のカーテンがシャーッと開いた。瞬間、戸惑う鈴香を恋人の様に手を握る志織が先導するかの様に歩き始める。
薄暗い照明はさらに暗くなっており、それはまるで映画の鑑賞前の様な静かさだ。その中で唯一ステージだけがスポットライトで照らされている。円形のステージには今回鉄製のポールではなく2人は腰掛けられそうな黒い革製のソファが置かれていた。
鈴香達が歩き始めた瞬間、パッと新たなスポットライトが光を放ち、鈴香達を照らし始めた。思わずドキッとする鈴香だったが志織はまるで意に返さず微笑みながら歩を進める。それに釣られて鈴香も歩き出す。暗闇の奥から無数の視線が自分達に注がれているのが分かった。
「感じた様ね。クラブ中の視線が私たちに向けられているのを」
ステージに伸びる花道をまるで仲の良い友人と散歩するかの様に堂々と歩く志織。反対に自分達を品定めするような視線にオドオドしながら歩く鈴香。ほんの数10メートルの長さの通路を時間をかけて進んでいく。
(まるで視姦されてるみたい。すごい恥ずかしいわ、こんなの)
だがここから逃げ出そうとは微塵も思わなかった。この異様な雰囲気に鈴香も飲み込まれてしまっていたのである。
ようやくステージに辿り着く2人。鈴香と志織は手を繋いだままソファに腰掛ける。それはまるで仲の良い高校生の姉妹の様にも見えた。
(えっとここからどうすれば良いのかしら。音楽も流れないし、踊る感じでもないし・・)
戸惑う鈴香の髪を志織が左手でサラッとかきあげた。ビクッとする鈴香を見つめながら今度は右手で顎先を摘むとクッと持ち上げる。
「いい忘れてたから教えてあげる。今日のステージの演目はね、・・・一条志織の公開淫乱処女調教。いつもより静かよね、だってBGMが流れてないのは、あなたの喘ぎ声がBGMだから」
言い終わると同時に志織の唇が鈴香に重なる。一瞬戸惑う鈴香だったが間髪入れずに志織の舌が鈴香の口に侵入を許す。わざとピチャピチャと唾液の音を立て、フロア中に響き渡る。それが合図だったのか、ステージがゆっくりとフロア全体で見られる様に回転を始めた。


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