投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

美少女秘密倶楽部
【痴漢/痴女 官能小説】

美少女秘密倶楽部の最初へ 美少女秘密倶楽部 0 美少女秘密倶楽部 2 美少女秘密倶楽部の最後へ

プロローグ-1

5月中旬 K県S市
「はぁ、はぁ、はぁ・・」
暗い夜道を少女が息を切らしながら走っていた。時刻は9時を回っており辺りはすっかり暗くなっている。
少女の名前は速水鈴香。都内の進学女子校に通う高校1年生である。身長は160cm。スレンダーな体型だがスリーサイズは86 55 84と出るところはキチンと出ているスタイルで、街を歩くとたまにモデルにスカウトされるほどの整った顔立ちをしていた。
そんな才色兼備な彼女だったが、この日は学校の生徒会の話し合いがつい長引いてしまい気づいたら最終下校時間ギリギリとなってしまっていたのである。鈴香の家の門限は8時。慌てて学校を出たのだが結局こんな時間になってしまった。
(すっかり遅くなっちゃった。早く家に帰らないとお母さんに叱られる)
こんな日に限ってスマホを家に忘れてしまっていたため連絡もつけられない。彼女の両親は教育熱心でしかも母親は時間にとても厳しいのを知っていた。鈴香は鬼の形相をした母に怒られる事を覚悟しながらも、帰り道の途中にある公園の前で立ち止まった。この公園は林のようにまばらに木々が植えられていて中心部の広場にはアスレチックやブランコなどの用具が設置されている自然の中で遊ぶをコンセプトにしているらしい。
なので昼間は近所の親子連れが遊びにきて賑わっているのだが夜になると一気に真っ暗になり誰も近付かなくなっていた。開発中に予算不足にでもなったのか街灯も数本しか建てられていない。暗い中にポツポツと蛍光灯が照らす光景は逆に不気味さを増していた。
入り口には痴漢注意の看板もあり、本来なら絶対通らない場所であった。しかし帰宅するにはこの公園を突っ切るのが近道なのもまた事実だった。彼女の家は公園の外周をグルッと迂回したちょうど反対側だったからだ。
早く帰らなければ。そう意を決した鈴香は暗い公園に足を踏み入れるのであった。


美少女秘密倶楽部の最初へ 美少女秘密倶楽部 0 美少女秘密倶楽部 2 美少女秘密倶楽部の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前