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オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

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イケメン、入社-4

翌朝7時に出社した都姫。今日は心なしかみんな出社してくる時間が早い気がした。
「あれ?美奈子ちゃん、今日早いのね?」
可愛い系の美奈子はエヘッと笑う。
「だってー、イケメンくんが今日から来るから待ちきれなくてー♪」
他の社員らも同じだった。人事の夕梨花までいつもより早く来た。
(みんな女子ねー。まぁ悪い事じゃないけど、あんまり浮かれてるとエッチな写真撮られて困る事になるからね?…、って、それはアタシか…)
一人で突っ込んでしまう。都姫は昨日出来なかった売り上げ集計を朝のうちに済ませようとデスクに戻る。

そして8時50分、とうとう皆さん待望のイケメンくんがやって来た。オフィスの前に来た鉄平を、まるでアイドルの出待ちのように待ち構える社員達。
「あ、おはようございます!」
ビシッとしたスーツ姿の鉄平に黄色い歓声が上がる。
「おはようございまぁす♪」
「あ、どうもです。今日からお世話になります神や鉄平です。宜しくお願いします。」
礼儀正しくお辞儀をする鉄平に好感度マックスだ。女子社員らは聞いてもいないのに自分の名前を言ってアピールを始める。
「はいはい、どいてどいて。さ、神谷くん、そこが神谷くんのデスクよ?どうぞ♪」
「あ、はい、ありがとうございます。」
夕梨花が案内する。
「じゃあCEOの所に行きましょうか。」
「はい。」
夕梨花は鉄平を連れてCEO室に向かう。

歓声が上がった時に都姫には緊張が走った。
「き、来た…」
と。会うのは土曜日以来3日ぶりだ。都姫は異常にソワソワしてしまう。そしてドアをノックする音が聞こえた。
「失礼します。」
(ヤバっ!どうしよう…、ふ、普通にしなきゃ…)
慌てて髪を整え姿勢を正す都姫。そしてドアが開き、夕梨花に連れられて鉄平が入って来た。
「神谷くん、いらっしゃいました。」
「あ、う、うん。」
夕梨花の後ろの鉄平の顔をチラッと見る。すると鉄平はニコッと笑った。
「CEO、今日からお世話になります。宜しくお願いします。」
割と普通通りの鉄平だったが、都姫からは緊張は抜けなかった。
「あ、よ、宜しくお願いします。ではみんなに紹介しますね?」
「はい。」
都姫はCEO室を出てオフィスに出た。


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