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オンナ狂 神谷鉄平
【OL/お姉さん 官能小説】

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イケメン、入社-5

「えー、皆さんご存知の通り、今日からフェミニンマインドで一緒に働く事になりました、神谷鉄平さんです。」
鉄平を紹介すると再び黄色い歓声が上がる。
「じゃあ神谷さんからご挨拶を。」
「はい。」
鉄平は一歩前に出る。
「今日からお世話になります神谷鉄平と申します。これから宜しくお願いします。」
いちいち歓声が上がるが、鉄平はその度にニコッと笑う。
「こんな可愛い女性達に囲まれて仕事が出来るなんて幸せです!」
キャーキャーと騒ぐ女性社員達。鉄平もまんざらではなかった。
「初めに言っておきます!俺、女癖、超悪いです!だからもしかしたらみんなにちょっかい出しちゃうと思います。いや、出しちゃうかなー、きっと♪」
相変わらずキャーキャー喜ぶ女性女性らをよそに都姫は驚いた。
(い、いきなり何を言ってるの…!?)
と。鉄平は構わず話し続ける。
「だけど仕事は必死で頑張ります。一度不採用になったのにも関わらず自分を採用してくれた東原CEOの為にも、仕事は頑張ります。フェミニンマインドをもっと大きく、もっと繁栄させる為に、精一杯頑張りますので宜しくお願い致します。」
最後は礼儀正しくしめくくる鉄平に歓声と拍手が沸き起こる。
「ちょっかい出されたーい♪」
「今夜、私空いてまーす♪」
「私、彼氏いませーん♪」
鉄平に向かいそう喜ぶ女性社員らに鉄平は言った。
「自分の事、鉄平って呼んで下さい。鉄平さんでも鉄平くんでも鉄平でもいいです。その代わり皆さんの事は下の名前でちゃんづけで呼びますので宜しくお願いします。」
「鉄平くぅん!」
「鉄平♪」
「私、優香♪」
「優香ちゃん、宜しく♪」
「あーん、死ぬぅぅ♪」
オフィスは大盛り上がりだった。
(この会社、これから大丈夫かしら…)
夕梨花までもが鉄平くぅん、夕梨花ちゃんと呼び合いメロメロになっている姿を見て心配になった。

「はいでは仕事に戻って!」
「はーい♪」
「神谷さんは話があるのでCEO室に。」
「分かりました。」
女子社員らは自分の仕事を再開した。鉄平はCEO室に入りドアを閉めた。
「ごめんなさいね、みんな浮ついてて。」
「いえ、いい気分です、むしろ。」
「そ、そう。座って?」
「はい。」
鉄平はソファに座る。リラックスしている鉄平に比べ、都姫は少し緊張の面持ちを見せていた。


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