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re SEXLIFE
【ハーレム 官能小説】

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元妻-11

そんな微笑ましい一悶着を見ていた梨紗は、やはり胸にもやもやした物を感じる。
(あんなカッコイイ人と、あんな美人…一緒に仕事してたら絶対くっつくよね…。いやもう付き合ってるかも知れないね。いいなぁ、毎日楽しいんだろうなぁ。私も社会人になって、同じ職場の人とお付き合いして楽しみたかったなぁ…。)
気付いた時にはもう子持ちで社会人をエンジョイする機会がなかった梨紗には羨ましく思えた。
(きっと私が金井さんだったら、きっと好きになってるんだろうなぁ…。)
頭の中でアンナを自分に置き換えて仮説恋愛をしてしまった。
(って、何を考えてるの!?早く終わらさなければ保育園に間に合わないじゃない!)
梨紗は気を取り直して仕事を再開した。

「じゃあすみません、お先に失礼します。」
まだみんなが仕事をしている中、梨紗が帰る。
「お疲れ様♪」
「気をつけてね?」
みんなは優しい言葉をかけてくれる。梨紗はふと修の方を見ると、アンナに色々と仕事を教えている姿が見えた。
(…)
自分でも説明がつかないような感情が胸に込み上げる。修と昼間会話してから何かがおかしい自分に気付いていた。
(どうしちゃったんだろ、私…。)
梨紗はモヤモヤを振り払い子供を迎えに保育園に向かうのであった。

定時になり修は帰ろうとする。
「あ、私も帰ります。」
パタパタと帰り支度をするアンナに修は思う。
(ズラせよー。また冷やかされんだろが…)
そう言う事は修の方が気にしてしまう。案の定、あれこれ冷やかされた修は、面倒臭くなり、言い放ってやった。
「おい金井、さっさと帰ってラブホ行くぞ!」
冗談だと分かっていた同僚は笑っていた。
「あ、そーゆーのは間に合ってますので♪」
(こいつ…)
イラッとした修にやはり冷やかしの声があがる。
「軽く拒否されてんじゃんかよ♪」
「るせっーわ!」
アンナはニコニコしながら行った。
「じゃあお疲れ様でしたぁ♪」
2人は事務所を出て行った。


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