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re SEXLIFE
【ハーレム 官能小説】

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元妻-10

「それでー、一生懸命説明したんですけどー、全然聞いてくれなくて。泣きそうになりました。」
今日の報告を修にするアンナ。見かけによらず一つ一つ細かく報告してくるアンナの話に飽きて来てしまう。
「あー!何で欠伸するんですかー!?ちゃんと話は聞いてくれてますー!?」
「あ、つい…。聞いてる聞いてる!」
「本当ですかー??」
「ああ。でも何だか話はしたけどあんまり聞いてもらえなかっとか、多くねーか?」
「…それは確かに。でも資料読んで一生懸命覚えて説明したんですよー?」
「お前、見かけによらずクソ真面目にビジネスライクに話しただけなんじゃね?だからつまんなくなってハイハイわかりました、考えとくわってなるんじゃないのか?」
「えー、だってぇ。ちゃんとしなきゃって思って。高梨さんの代わりに行くんだからちゃんとしなくちゃって思ったから…。」
ちょっとシュンとしたアンナの頭を撫でる。その様子を遠くから眺めていた梨紗は無意識に思った。
(いいなぁ…)
と。
「その気持ちはいい事だ。だけど畏まり過ぎずに金井らしく仕事しろよ。きっと相手もいつものようにキャバ嬢みたいに話すお前に期待してんだよ。ところがクソ真面目に来たからつまんねーってなったんだよ、多分。話してて楽しくなるのは人を惹きつける力がある金井の特権だ。だから次はいいからふざけて来い。ふざけてふざけて、そして最後に決めろ。」
「え…、てかまた一人で行けって事ですかー?」
「うん。勉強になるだろ?」
「嫌です、もう1人で行くの。一緒に行ってください。」
「…1人で行けよ。」
「ヤダ。」
「…子供か…??」
「じゃあ辞める!会社辞めるっ!!」
「えっ…!?」
いきなりの辞める発言に焦る修。そこへ話を聞いていた部長が話に割って入る。
「高梨ー、お前金井さん辞めさせたらどうなるか分かってんだろうなぁ??」
「な、何スか??」
部長が半笑いしているのに気づいていた修は、ただ冷やかしで来ているのを見抜いていた。
「お前、俺達のオアシス、金井さんがいなくなったら俺達が寂しくなんだろー?お前はこれからは金井さんといつも一緒に行動しろ。」
「意味分かんねーし!おい金井、お前部長と寝たのか?」
「あー!セクハラ!高梨さん、今のセクハラですよね、部長!♪」
「ああ、セクハラだな♪」
「何言ってるんですか、そんなセクシャルな腹してるくせして。」
「あー!金井さん、こいつ俺にもセクハラしたぞ!?」
「これは罰が必要ですね。」
「ああ。じゃあ処分だな。これからは必ず金井さんと同行するように!」
「何なんスか!ったく…」
「よろしくな、高梨♪」
ふざけて肩をポンと叩いてニコニコするアンナに目で言った。
(分かってるよな、今夜はお仕置きだからな?)
マリアも目で答える。
(やーん♪)
と。


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