夜その2-1
バギナに舌を差し入れると 愛液が流れ出てくる 舌ですくう様に吸い続け
あえぎ声が 早くなり クリトリスに吸いついたとたん 体を大きくのけぞらせ
声を上げ弛緩したバギナへの 愛撫を続け悲鳴に似た あえぎ声が出始め
止めて 小さな声で 和江が言った
体を戻し 和江の顔を見ると バスローブの端を顔にかけ 上目使いで
休ませてとささやいてきた軽くキスをしながら 渡部は首をふり
和江の右手をこわばりに 持っていく 手の平で形を確かめるように動かしながら
和江は顔を下げ 舌先で 鬼頭から根本まで 繰り返し 舐め続け
口に含まれ 舌先は鬼頭を舐め続け 強く弱く頭を前後しながら
吸い込む快感が股間を刺激し始め
体を起こさせ 横たわらせ 静かに上体に覆いかぶさり 入れるよと耳元で囁いた
和江が足を開きながら 首を縦に振り
右手でバギナにあてがい 腰が受け入れを待つように上がってくる
熱い膣の中に収まり 和江の足が伸びるようにつっぱり
足を開いて 腰を動かしながら 囁くと 動きに腰を合わせながら
足が開いていく 中腰の様な動きの中 渡部のこわばりを
全て受け入れる様に腰が押し付けられ喘ぎは 悲鳴にと 変わっていた
静かな 室内に腰を打ち付ける音が響き 渡部も二度目の射精が近づいてきた
腰を深く打ち付け 二度三度と注ぎ込んだ 和江の悲鳴が室内に木霊し
体を元に戻し 和江を見る 切れ長の目は じっと閉じ 荒かった息も静かになり
小ぶりの胸が上下しているのを 渡部はじっと見ていた
和江が目を開き 渡部を見つめ 上気した顔で甘えるように 見つめてきた
「渡部さん 本当にサラリーマンですか?」
左腕を伸ばした上に頭を乗せながら和江が訊ねてきた
「普通の 冴えないサラリーマンですよ 毎日係長の嫌味を我慢して
働いてる サラリーマンですよ」 渡部は強調して話した
「嘘ですよ 普通こんな部屋に サラリーマンが泊まりませんよ
お家が 超お金持ちなのですね」
「いや 家は普通のサラリーマン家族 両親はまだ 働いている
弟も家を出たから 今実家は両親だけそんな 金持ちじゃ無いよ」
和江は 怪訝な顔をしながら 渡部を見つめ
「ま いいかと」 呟いた
「声を掛けられた時は 又 誘われた」
と 思ったの 和江が話し出し 渡部は和江を見つめ
「私 課長と不倫していたの 入社して3か月位かな 誘われて
色々連れて行ってくれて 結婚しているの 知らなかった」
「私 初めての人だったから 信じてた 結婚しているの他の人から
聞いたとき 別れるって 言ったの そしたら 家庭内別居だから
「離婚して 一緒になってくれると 言ってくれたのを 信じて
8年過ぎてたの 今日渡部さんが 来た時課長 冷やかしだよ
あの服見てごらんって 私に 笑いながら言ったの 私も そうかなと
思いながら 渡部さんの処へ行ったの 冷やかしのお客様は
私が行くと普通直ぐ帰るのよね だけど 渡部さん奥へ真っ直ぐ行くから
驚いたの靴を 選んでいる時も 普通にスーパーで 野菜買う見たいに
さっさと選んで カードを出すんですもの」
「課長の処へ 持っていった時 課長が 嘘だろって言ったの
その言葉を聞いたときに急に 冷めちゃったの 渡部さん課長より
年下に見えるし 服も安いのを 着てたでしょう」
「課長が話す言葉の後ろの 嫉妬と妬みを感じて 今まで好きだったのが
砂時計の砂みたいに 流れ落ちて そしたら 急に顔も見たく無くなってたの
・・だから かな・・」