「背徳と退廃・花嫁Mの手記」-44
「ふふっ。オッパイのデカい乳牛がまるで鼻の穴を舌で舐めているようじゃないか」
お義父さまの声で淫らな夢から覚めました。
「あああっ……お義父さまっ……このまま、挿れてっ。この家畜を狂わせて下さいっ。お願いですうっ」
わたくしのびっしょりと濡れそぼった膣肉が、もう一刻も我慢出来ずにお義父さまの凶暴で凄まじい挿入を欲っしていたんです。あさましくお尻を突き出して、煽情的に踊らせていました。
「立ったままでかね。何を挿れて欲しいんだい?」
「ああっ。お義父さまの……凄いオチンポ、熱くてぶっといオチンポですっ」
わたくしは恥ずかしいオネダリを哭き叫んでいたんです。
「あははっ。今夜はそう簡単には、してもらえないよ」
ヴィ、ヴィ、ヴィーンッ。
「あ、ああっ……」
ピアッシングして頂いている間は忘れていたのですが、アナルに埋め込まれたままだった淫具のバイブが急に震動を始めたのです。
いつの間にか義母の咲江さまが部屋に入って来られて、リモコンのスイッチを操作なさっていたんです。
「あははっ。馬子にも衣裳……マゾにはピアスってことね」
鏡の前で裸体をクネらせている姿を、真っ赤な下着姿の咲江さまが冷ややかにご覧になっておられたのです。ピンクゴールドの鼻輪を嵌められた家畜の貌と両乳首と股間に嵌められたリングの輝きをご覧になって、嘲笑なさるんです。
「さ、咲江さまっ……バイブが……た、たまりませんっ」
朝から拡張されていたアナルはシリコンの男根とすっかり馴染んでいました。震動を止めないバイブをもっと奥深くまで吸い込もうとするんです。子宮にまで震動が伝わってくるんです。
大聖堂の祭壇で恥を晒した、恐ろしいほどの愉悦を思わず蘇らせていました。でもアナルだけで絶頂イキに追いやられるなんて……耐え難い恥辱です。
「ふん。マゾ牝のおまえをヨガらせたって、つまらないだけね」
咲江さまはわたくしを辱めるのがお好きなだけです。すぐにバイブのスイッチを切ってしまわれたのです。
鏡から振り返って見ると、咲江さまの足元に祐樹さんもいらしたのです。
(こ、こんな秘密がおありだったのね……祐樹さんは、女装のマゾ?)
白塗りの美化粧をして黒いベールのウェディングドレスを纏った祐樹さんでした。四つん這いで、箝口具を嵌められて大きく口を開いたままでした。
心底、驚きました。わたくしは祐樹さんの性癖をそれまで何も教えてもらってなかったのです。
「おまえの夫になった祐樹の本当の姿を見てもらわないとね……それに、二人の新婚初夜だもの。一度はおまえ達を繋がせてやるわ」
咲江さまはとても恐ろしいことをおっしゃったのです。
女装姿の祐樹さんと繋がるなんて……想像もしたくないおぞましさです。
義父が反対して下さるものだと期待したのですが、愉しそうに笑っておられるんです。
「ふふっ、咲江。わたしの大事なラブドールだ。アナルだけは咲江のモノだが、あまり無茶をして壊してくれるなよ」
義父はそうおっしゃっただけでした。
「さあ、二人の花嫁を繋がらせてやるから、こちらにおいで」
咲江さまがソファに座って手招きしておられました。
「アガガ、ンガガッ……」
祐樹さんは黒衣の花嫁です。箝口具のせいで、口は利けないんです。
ウェディングドレスを纏っていると言っても、黒のベールに包まれた背中はほとんど透けて見えていました。身体の前側はヘソから下が割れていて、下半身が露出するデザインです。
祐樹さんは尺取り虫のようなΩの字の姿勢で剥き出しのヒップをわたくしの方に突き出しておられたのです。その股間の肉茎はステンレス製のコックケージに小さく閉じ込められていました。ブラブラとだらしなく垂れ下がっている肉の塊りです。