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Sorcery doll (ソーサリー・ドール)
【ファンタジー 官能小説】

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ジャクリーヌ婦人と4人のメイド-6

ロイドはそれを見て、ジャクリーヌ婦人に別の愛撫を教えることにした。

(えっと、口によだれをためて、胸の谷間に垂らして、胸を寄せて挟みこむのでしたね)

ロイドはジャクリーヌ婦人のでかい乳房なら、メイドたちには上手にできない愛撫ができるかもと思いついた。

にゅちゅ、にゅちゅとジャクリーヌ婦人の立派な豊乳に逸物が挟まれ、双乳の乳圧で扱かれている。
伏せ目で自分の胸の谷間から身体を揺らすたびに頭をのぞかせる逸物をジャクリーヌ婦人は見ていると、時々、ぴくっと気持ち良さげに脈打つ。
ジャクリーヌ婦人は首を下に向け、先端が頭をのぞかせると、舌を出して舐め、先走りを味わう。

「ジャクリーヌ婦人のおっぱい、最高に気持ち良すぎるっ、ああ、このまま出していい?」
「ぺろっ、チュッ……どうぞ、私の胸に出して下さい」

ジャクリーヌ婦人は逸物の先端にキスをしてから、顔をロイドに向けて言った。ロイドの声から、射精寸前の興奮の昴ぶりを感じ、ジャクリーヌ婦人もどきどきと胸が高鳴っていた。
身体を揺らし、双乳を寄せ逸物を逃がさないように挟み込み続ける。
ロイドが小さくうめいて、射精が始まると、ジャクリーヌ婦人は首を前に曲げ、頭を出した逸物の先端を唇でちゅぅっと
白濁した精液を吸っていた。
口の中の精液を目を閉じたまま、ジャクリーヌ婦人はこくこくと小さく喉を鳴らして飲み込んだ。

「はぁっ、ん〜っ、美味しいですわ」

挿入していないから、一気に搾り取られるような激しい快感はないかとロイドは思っていたが、胸の谷間に挟まれている逸物の先端を吸われた時、思わず激しい快感に腰を浮かせてしまうほど激しい快感に襲われた。
ジャクリーヌはサキュバスであり、快感を与えて精液と一緒に精気を奪う。
うっとりとした声を上げると、ジャクリーヌ婦人は胸の谷間についた精液を指先で撫で、ぺろっと小さく舌を出して指先を舐めた。

「たしかにメイドたちの乳房は、私ほど大きさはありません。そうですか、これは私しかできないのですね」

酒場娘のミーナや路上の娼婦のリュシーとリータの姉妹は、手で扱いたり、口で咥えるのは、射精寸前で寸止めしたりして焦らして我慢の限界で出させるぐらい上手で、マーサやジャクリーヌ婦人ではそうもいかない。経験の人数がちがう。
しかし、ジャクリーヌ婦人は、自分の大きすぎる乳房をロイドが気に入ってくれて、さらに自分にしかできない愛撫を教えてくれたので、うれしかった。

胸が大きすぎるのはあまり美しくない。まったくないのではなく微乳が、貴族の間では美しいとされている。
ロイドはそれを聞いて、首をかしげた。

「ジャクリーヌ婦人のおっぱいは色っぽいし、さわり心地もいい。挟んでもらったらすごく気持ちいい。貴族の趣味は俺にはよくわからないな」
「ロイド、貴方は私の夫になったのですから、貴族なのですよ」

そう言ってジャクリーヌ婦人は微笑している。ロイドはミーナを連れていた。小ぶりな胸の身体つきの女性が好みなのではと疑っていたが、はっきりとジャクリーヌの胸がいいと言ってくれたので、ジャクリーヌは自信がない大きな胸を、ロイドが気に入ってくれて本当に良かったと思った。

ジャクリーヌ婦人も少し誤解している。乳房の大きさの美醜の話というのは、全体的な身体つきが肥満して崩れていることが好まれないということの延長線上の話である。

ミーナとマーサはすっかり眠り込んでしまった事を、ジャクリーヌ婦人から注意を受けると思っていた。
しかし、ジャクリーヌ婦人に夕食後、ふたりが叱られる前に報告した。

「それは仕方ないことですから、私はふたりを咎めたりしません」

そのおかげでロイドが昼間、ジャクリーヌ婦人を抱きに来た。ロイドがメイドたちが寝ている間に私室へ来たことを、ふたりに言わなかった。
ロイドもミーナとマーサには不満はないが、少し物足りない感じがして、ジャクリーヌ婦人を抱きに行ったことを隠していた。

同じ夜に、ブラウエル伯爵にバーデルの都の女伯爵シャンリー捕縛の協力を断られたフェルベーク伯爵が、ベルツ伯爵領に暴動を起こすための密偵を送り込んでいる。
ブラウエル伯爵領の隣のベルツ伯爵領で暴動が起きれば、ブラウエル伯爵が女伯爵シャンリーに加担してバーデルの都へ出兵するよりも、ベルツ伯爵領の暴動鎮圧に動くとフェルベーク伯爵は考えたからである。
ブラウエル伯爵はロイドと出会い、女伯爵シャンリーが呪術を使いロイドに牡のリングを装着してなぶりものにした件を知っている。
ブラウエル伯爵は女伯爵シャンリーに関われば、自分だけでなくヨハンネスにも思いがけない呪いをかけられることを警戒して、バーデルの都の親衛隊の決起を無視した。これはフェルベーク伯爵には想像外であった。
ブラウエル伯爵が出兵しなかったことで、ベルツ伯爵は村人との確執を取り除き暴動で殺害される凶運から逃れることになる。ヘレーネを奪い合って子爵シュレーゲルに殺害される運命は、ロイドとリヒター伯爵領へ潜入したメリッサが、子爵シュレーゲルの伴侶となったことで逃れた。

ベルツ伯爵は、子爵シュレーゲルからヘレーネの伝言で祟りの凶運について聞かされた。ベルツ伯爵は、ヘレーネの母親アリーダの不思議な予知の力を知っていた。今、命の危険が迫っていることを自覚した。
貴族に対する村人たちの心の恐怖が、凶運をもたらす祟りに関わっているとベルツ伯爵は知らされた。どうしたら村人たちの恐怖を緩和できるか、ベルツ伯爵は考えた。
そこで、ザイフェルトに殺害されるのを覚悟して、村人たちの目の前で謝罪するという行動で運命の選択をした。
ベルツ伯爵は命がけの賭けに勝った。

ジャクリーヌ婦人も、ヨハンネスを自殺させたことでブラウエル伯爵の逆鱗にふれ、幽閉されて餓死するという凶運から逃れた。そして、再婚したロイドと邸宅で愛欲の日々を過ごしている。


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