第五十九章 蘇る悪夢2-8
(何だろう・・・?僕はどうして・・・)
しかし、気配を敏感に察知したアズートは、ルナのバストを激しく揉み解した。
「あうっ・・・あっ・・はぁっー・・・」
小さな違和感は一瞬にして消え失せ、ルナの心は灰色の欲望で満たされてしまった。
「何をしておる、マチルダ・・・」
アズートが命じる声に、王妃はディオンの顔を引寄せると熱い息を吹きかけた。
「・・・・ディオ・・・ン・・・・」
そのままぷっくりとした唇で、若者の口を塞いでいく。
「んっ・・・んふっ・・・・んんん・・・・」
(お、王妃・・・様・・・・)
熱い舌を侵入させて絡めてくる。
抵抗する事は出来なかった。
ディオンの心にも欲望が充満していく。
「ぐぅ・・・王妃様・・・・」
逞しい腕で王妃を引寄せ、差し入れられた舌を強く吸い取っていく。
二人もルナ達と同じように、互いを求め始めるのだった。
「それで良い・・・」
アズートはルナを抱き上げると、そのバストに顔を埋めた。
「あっ・・・い、いやぁ・・・」
恥ずかしさに声を上げたルナだったが、直ぐに官能の吐息を漏らしていった。