1.2年生へのしごきは深夜まで-1
タンクが号令をかけた『1.2年生そこに広がってプランクの姿勢をとりなさい』全裸の23人の娘達は1Fホールに広がって膝をついてプランクの姿勢を取って号令を待った。深井が『始め』と叫んだ。23人は一斉に膝を伸ばしてプランクを始めた。
優子達1年生は毎日基礎体力訓練と称して、日々、腕立て、腹筋をはじめ筋トレで徹底的にしごかれている為結構体力がついてきているが、2年生達は剣道のかかり稽古ではこてんぱんにしごかれているが使う筋肉が違う為、尻を高く持ち上げ、苦痛の表情を浮かべ耐えている。
いのししが竹刀を持ってきて、尻が持ち上げっている娘の肩から尻に向かって竹刀を添えて『肩から足先までは一直線にしなさい。尻を上げるな』と叫ぶと同時に尻の付きあがった2年生の岡添真美、宮崎智の尻をスイカ割の如く、上から竹刀で叩きつけた。素肌を晒した尻を竹刀で強く打たれ、2人は苦痛のうめき声をあげた。1年生の頃は何度なく乗馬鞭や時には仕置き棒で殴られてきた2年生も最近は道着、袴、防具を付けての稽古が中心で稽古中に押し倒され、防具や道着の上から竹刀でメッタ打ちにされる事はあったが、素肌を直接叩かれたのは久しぶりで涙を浮かべプランクを続けた。
タンクが『半抜け、残りアゲインよ』と指示した。半抜け、残りアゲインとは最初に崩れた者から順番に12人はアゲイン。すなわちもう一度。残り11人は解放されるという意味である。23人の女の子達の腕は震えだし、苦痛の表情を浮かべ、『うぅ〜』とか『はぁあ〜』と苦痛の声を上げている。冷房が効いている1Fホールは彼女達の熱気で蒸し風呂のような状態になってきている。全員の顔、身体には玉のような汗が滲みだし、床は人形に汗で濡れている。最初に弘中彩が半べそをかいて崩れ落ちた。続いて、鈴木愛海、宮崎 智が崩れ、そのあと、次々と2年生達が崩れた。主将の津田睦がそれを見て『2年生いいがけんにしなさい。1年生に負けて情けない。鍛え直さなきゃね』と注意した。1年生も限界に達している。2年生12人が崩れるのを受けて1年生の井上清美、佐々木恵、河合七海、相沢優子も同時に崩れ落ちた。それを見たタンクは『何を横着しているの?崩れた2年生12人と井上、佐々木、河合、相沢は前に来て正座しなさい。後の子達は限界まで頑張りなさい』指名された16人は前に出てタンクの足元で正座を始めた。
その後、次々に顔から倒れだした、倒れた娘達は腕に力が入らず、床に顔をつけて、肩で息をしている。2年生ながら1軍の広瀬美緒と遠藤めぐみは震えながら頑張っている。
タンクといのししは剣道の腕も体力も敵わない2人に嫉妬し、2人の尻を『頑張れ!』と言いながら竹刀で打ち始めた。真っ白い尻の広瀬美緒の尻は真っ赤になり、仕置き棒で打たれ赤紫色のめぐみの尻は更に黒く変色していき、2人は崩れ落ちた。タンクは7人に『少し休ませてあげる。壁際の椅子に腰かけていいわよ』『崩れた2年生の12人と横着した1年生4人は前に来て、仰向けに寝させてあげる』『崩れた16人は軽く腹筋を鍛えましょうね。
号令に合わせて足を上げなさい。』タンクは休ませてあげると言った7人を見て『座らせてあげると言ったのに何をしているの。早く座りなさい』と言ったが、1Fホールの壁際に椅子は見当たらなかった。タンクは『何をしているの?そこの椅子が見えないの?』と壁際を指さしたが何処にも椅子は無く、7人は空気椅子を命じられていると悟った。7人は壁に背を付け、膝を直角に曲げた空気椅子の姿勢を取った。
いのししが前に出された16人に腹筋の指示を与え始めた。『足を45度に上げなさい』16人は苦痛の表情を浮かべ耐えている。空気椅子の7人も苦痛に耐えている。いのししは『少しきつそうね、楽させてあげるわよ。15度にしなさい』全員15度に固定するのは困難を極め、15度から床設置の間で震えながら頑張っている。いのししは『しっかりしなさい。90度よ!』全員苦痛の表情で踵を天井に向けたが力も入らず、膝が曲がってしまっている。タンクは『脚はまっすぐに伸ばすの!頑張りなさい』と叫んだ。嫌味なタンクはさらに『直角からVを作りなさい。10時10分の位置に広げなさい』飾り毛のある2年生も、無毛の1年生達4人も股を開くとおま〇こがぱっくりと開いた哀れもない姿となった。優子は30歳にもなって、こんな姿でしごかれているのと苦痛で声を上げて泣き出した。つられて3人の1年生も泣いている。さすがに1年間のシゴキに耐えてきた2年生12人は苦痛の中、頑張っている。
その時、さきほどのプランクで限界まで頑張っていた遠藤めぐみが空気椅子から崩れて尻をついた。空気椅子をしていた残り6人と足上げ腹筋をさせられている16人の脚も崩れて床についた。23人全員がその場で倒れ込み肩で息をしている。
タンクは『1.2年生は気合が入っていないわね。全員もう一度正座して』1.2年生達は並んで正座した。タンクが2年生に『あんた達、昨年あんなにしごいたのにがっかりよ。鍛え直さないとね』いのししが3年生の副主将の宮地 唯に『2年生を1年生と同格に降格にするから。その指導をお願い』宮地唯は『この合宿中の間は1年生も2年生も同格に扱うって事でよろしいでしょうか?』と聞いた。タンクは『そうよ』と答えた。2年生15人は真っ青な顔で屈辱と不安いっぱいの表情となった。
宮地唯は『2年生達いいこと。今、決まった事よ。この合宿中は1年生と同格よ。』
『部屋っ子は1年生にさせるけど、あなた達が直接1年生に説教したり、しごいたりは禁止よ。あと、1年生達も覚えておきなさい。あなた達1年生が粗相したら、2年生も連帯責任になるから今まで以上に気合入れなさい。』俯く23人に『わかったの?』全員、大声で『はいっ』と答えた。いのししが2年生に『2年生も偉そうに毛を生やすのは禁止よ。今夜中に剃りなさい。ここをきれいに掃除も忘れないでね』と言ってお開きになった。1,2年生達は雑巾を手に床の掃除を始めた。