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精神科医佐伯幸介のカルテ
【女性向け 官能小説】

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カルテ3 木村怜香 32才独身 脳神経外科医-6

元々、消えない欲情を鎮めるためにサイトで幸介を拾った怜香だ。
僅かな刺激でも肉体は敏感に反応してしまうはずだった。
しかも、プライドをゆすぶられ、たっぷり時間をかけて送り込まれた刺激に耐えつづけてきた。
広いダイニングにひとり残され、プライドを保つ理由を失った怜香が刺激に対して敏感になってしまうのは当たり前のことだ。
でも玩具で達しても欲情が鎮まるはずはなかった。
かえって大きくしただけだったかもしれない。
「幸介!こうすけ!何してるの幸介!」
怜香はバスルームに向かって幸介を呼んだ。
「早く、早く来なさい。早く私を・・・」
股間のローターは休むことなく振動を送り続け、またもや炎を燃え上がらせようとする。
身動きの出来ない怜香には、振動を止める術がない。
身を捩って外そうとしたが、密着した小さなショーツはローターを膣口へと移動させ、さらにその中へと押し込んでしまった。
怜香は身をくねらせ下腹部に力を入れて押し出そうとするが、反対に奥深くへ入り込んでしまう。
「だめ、だめよ、あ、あい、そこはダメ」
ついに子宮口にまで達し振動を送ってくる。
「あ、ああ、あああ、いい、そこいい〜!」
異様な快感が怜香を襲った。
それは尿意だった。
無闇に身体を動かしてしまったことを後悔しながら耐える。
少しでも気を緩ませると失禁してしまう。
ワインを飲みすぎたことも後悔した。
もしかして、それも幸介の作戦だったのかもと思う。
疑ってみても現状を変えることは出来ない。
早く戻ってきてと願って幸介の消えたバスルームに目を向けても、何の物音も聞こえてこなかった。
いったい何をしているのか。
まさか、あのまま帰ったのではと不安になるが、床には幸介の脱いだ衣服が散らかっている。
怜香の白い肌は益々上気し、薄桃色へと変色していく。
そしてプライド高く自身家の怜香にも限界が近づいていた。
(ダメ、ダメよ、もうダメ)
(おしっこしたい)
しちゃったら気持ちいいだろうな・・・と、思った時、バスルームへ向かうドアが開かれた。
ドアの開く音を耳にしたとき、怜香の神経が緩んだ。
「幸介、あ、ああ〜」
怜香の股間から熱い液体が迸った。
黒いショーツを少しだけ膨らませた後に一気に染み出し、内ももを濡らし、椅子を濡らし、床を濡らした。
細い身体がガクガクと震えた。
失禁と同時にまたも達していたのだった。
幸介が無言で近づいてくる。
そしてリモコンのスイッチを切った。
怜香は大きく息をしながら、羞恥心で顔を染め俯いた。
今日まで、怜香にとって男はただの道具だった。
道具の前では自・慰をしようがなんの羞恥も感ずるはずはなかったのだ。
しかし、幸介は怜香に男を感じさせた。
そして男の強さを見せつけた。
自分の身体に屈しない男がいたことを怜香は知った。
そのとき、怜香は弱い女性になった。

腰に巻いたバスタオルを取ると、幸介はそれで怜香の下半身を拭った。
自分の排泄物を始末されているのだと思うと涙が零れてくる。
怜香の汚した床を拭き終わると、幸介は例香の正面に立ち上がった。
目の高さに幸介のそれはぶら下がっている。
今の怜香はそれを直視できない。
幸介が怜香の顎をやさしく持ち上げ、象徴を近づけた。
 
形の良い唇は、抵抗なく幸介を受け入れた。
まだ勃/起していなかったが、それでも怜香の口いっぱいを占領した。
舌を蠢かすと固く膨張しはじめた。
膨張した幸介は長さを増し、先端が喉元へと迫ってくる。
太さも同様で怜香は精一杯唇を開きそれに応えようとした。
自分の口の中で舌に反応し大きくなってくれることが嬉しかった。
もちろん怜香にとって男性を口に含むことは初めてではない。
しかし過去のそれは男を弄ぶための手段だった。
怜香にとっては男の快感などはどうでもいいことだった。
自分に翻弄され、射精を制御され、許しを請う男の姿が最大の快楽だった。
しかし、今は違った。
奉仕することで幸介が悦んでくれる。
しかも手足の自由を奪われた怜香にとって快楽の追求は幸介の手の中にある。
自分はただひたすらその時を待っているだけだ。
身体の芯に炎がくすぶり始めた。
器具に刺激されていたときよりも大量の愛/液を流しだしている。
自分の太ももでクリトリスを挟み込むようにして刺激した。


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