奴隷教師-9
「高梨さん、今週の日曜日、会えますか?」
「もちろん。」
「良かったー。あの、この間の続き、しませんか?」
「この間の続きって?」
「あの…、ローター散歩…」
「えっ?あれはいいよ。沙織、キツいだろ?」
「でも、高梨さんがしたい事、出来ないの、悔しいんです。だからまたギブアップしちゃうかもしれないけど、でもチャレンジしたくて…。」
「大丈夫なの?」
「はい、出来るとこまで頑張ります。ダメだったらごめんなさい…」
「分かったよ。俺も沙織の状態見ながら気をつけてやるよ。」
「はい。ありがとうございます。」
そんな会話が聞こえる穂花。穂花自身、思いもよらぬ危機感を抱いた。
(もし倉田さんが普通にバイブとかローターをこなせるようになったら、私、用無しになっちゃうじゃない…。)
沙織が出来ない事を自分がさせてあげる事で、自分と遊ぶメリットを修に感じて貰えると思ったが、もし沙織がどんどん大人の遊びを受け入れられるようになったら、自分の価値が薄れてしまうのではないかと言う危機感だ。穂花はペニスをペロペロ舐めながら沙織に嫉妬していた。
(やだ、また倉田さんに嫉妬してる…。私が高梨さんと遊びたい事と、倉田さんは切り離して考えなきゃ…。)
自分は修と沙織を別れさせたい訳でもなく、修を奪うつもりも無い。そのバランスは保たなければいけないと思いつつも、どこか焦りを感じてしまう穂花は、ついついフェラチオに力が入ってしまう。
「(ヤバっ、気持ち良すぎる。)俺も愛してるよ。」
穂花のフェラチオに少し顔を歪めながら沙織に愛を呟く修。その言葉に穂花は込み上げる嫉妬心を何とか抑えつける。
「じゃあね。明日も来るんでしょ?待ってるよ。んじゃ。」
そう言って電話を切った。
「笹川、本気出しすぎだよ。」
「ごめんなさい…。でも何か…夢中になっちゃって…」
嫉妬したとは言わなかった。
「あーあ、完全に勃起したよ。でも電話しながらのフェラ、最高だね。」
「良かった♪最後までする?」
「そうだなぁ…。いや、笹川、どっかに野外セックスしに行かない?」
「野外セックス?いいよ♪」
「よし、じゃあ取り敢えずローター仕込んで?」
「ローター散歩?いいですよー♪」
「へへへ」
穂花はローターを仕込んでパンティを履き着衣を正す。修も着衣を正し、リモコンを持って部屋を出て車に乗り込んだ。