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被虐計画
【調教 官能小説】

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実行後-1

私はベッドに寝ころんだまま、ぼんやりと先ほどまでのことを思い返しました。
痛いだけで何も気持ちよくなかったものの、異様に興奮していた自分を。
クリトリスを触って自慰しようと思いましたが、性器に触れるとあまりに痛かったので止めました。
そしてしばらくして眠くなり、うとうとすると急に尿意を催してきました。
そういえばお酒を飲んだな、などとぼんやり思います。
トイレに行く元気はありませんでした。
私はベッドに放尿し、シーツの濡れた気持ち悪さも感じないまま眠りに落ちました。

次の日起きたのは昼過ぎでした。
完全に授業は遅刻でしたし、間に合っても行く気がなかったでしょうが。
何時に寝たのかは覚えていませんが、寝不足気味です。
しかし体を起こしたときに性器が痛み、昨日の興奮を思い出して一気に目が覚めました。
そして今日の出来事に続くはずのこと、つまり写真を使っての脅迫を想像して股がうずきました。
出血は予想していたよりはるかに多く、シーツは赤黒いしみだらけで、しかも私の尿を吸って匂っていました。
部屋は私が暴れたので散らかっていて、そうした事後処理をしながら、私は来るはずの連絡を待ちました。
しかし、そういえば男が私のスマホをいじっていた記憶はないし、それならまた訪ねて来るに違いありません。
生理用のナプキンをして痛む股を我慢しながら部屋を片付け、講義の欠席を心配する友人に気のないメッセージを返しながら、私はそわそわして男の到来を待ちました。
頬の腫れが引くまで二日かかりました。

私の予想に反して、その日男は現れませんでした。

次の日も現れませんでした。

そして休日に入り、日曜日も終わろうとする頃、私はテレビを見ながら悲しくて泣きました。
捨てられた! 一回だけだった。何が悪かったの?
清純に振舞ったし、初めてをささげたのに!

だから私が金曜日の夕方、買い物をするために外に出て待ち伏せた男にあった時、心の底から安堵しました。
跳ね上がる心を抑えてしかめ面をし、眼をそらしました。
男は私に手を上げましたが、私は無視して歩きました。
足早に歩く私に追い付き、男は手を取りました。
「警察を呼びますよ!」
男はニヤニヤしながら、手に持っていたボストンバッグから何かを取り出しました。
それを見たとき、私はもう少しで歓喜の表情を浮かべてしまうところでした。

男の出した品物はDVDのパッケージで、表にでかでかと
『麻里の初めて。無防備女子大生処女消失! 〜痛かったけど気持ちよかった〜(本物処女! 本物素人! 免許証映像あり)』
そして私の、無修正の全裸の画像が。
「いいだろ?」
私は立ち止まり、わなないて見せました。そして、人通りの気配を感じるとDVDをひったくってカバンに入れました。
興奮でおかしくなりそうでした。この男を選んでよかった!
男は私の腰に手をまわし、
「主演女優のマン毛でも特典にしようと思ってな、姉ちゃんのとこに来たんだ」
男の手は私の股をまさぐりました。

「やめてください」
私はかろうじて呟きました。「何でもします」
そして男は、また私の部屋に上がり込みました。

男は上がりこむと全裸になり、私にも服を脱ぐように言いました。
ここにきて私は、急に怖気づいてしまいました。そういえば、前回は酔っていたのです。
ためらう私を見ると、男はバッグからDVDプレイヤーと配線を取り出し、私の部屋のテレビに繋ぎました。
DVDが再生され、私が——泣きながら犯されていました。
男はベッドに腰を下ろし、私を隣に座らせて体をまさぐりながら、言いました。
「感じ方を教えてやるからなあ」
「フェラも仕込んでやる」
「お前は俺のおもちゃだ」

そしてDVDが挿入の場面になると、私はびくりと体を震わせました。
男は再生を止め、私を立たせ、バッグから中くらいの——家庭用でもなくしかしテレビ用でもなく——を取り出して三脚に置き、私の全身がよく映るよう画を作りました。
男はフリップ板を掲げ、そこには「これから調教されて、立派な性処理道具になります。今日はフェラを仕込んでいただきます(土下座)」と書かれてあり、読めということでしょう。
私は満面の笑みで言いたくなるのを我慢し、いやいやをしました。
男はDVDを再生し、私のくぐもった金切り声が部屋に響き、私は震える声でセリフを読み上げました。

男は自分のペニスがカメラに映るよう移動し、私の頭を掴んで、咥えさせようとしました。
当然、私は顔をそらします。男は手を振り上げ、私は悲鳴を上げ、しかし殴られはしませんでした。
「わかるよな?」

何時間もフェラチオの訓練は続きました。
男は舌使いや口の使い方を事細かに支持し、フェラチオの最中はずっと自分の顔を見るように命令しました。
「俺がどんなとき感じてるかわかるだろ?」
そして頃合いを見計らって射精され、私は精液を飲み下すよう言われ、その通りにしました。
男は一度射精すると、満足したようにカメラを三脚から外し、私にスマホを出させてSNSの連絡先を登録させました。
「俺が連絡したら十秒以内に返せ」
そして玄関まで見送らせ、私が土下座して「ありがとうございました」と言うのをカメラに収め、帰って行きました。


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