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扉の先に。
【教師 官能小説】

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Lesson-5


 彼に何度か胸を弄られて、私の身体も彼と同じように熱くなり、いやらしい気分がどんどん湧き出てくる。次第に自分から求めるように、私は下の服も脱ぎ始めていた。

「先生……下着が、濡れてます……」

「智樹君に触られて、こうなっちゃったんだよ……」

 彼の手を取り、私の股間に誘導する。ビショビショになっている下着を確認すると、智樹君は様子を探るように指で何度も下着をなぞり始める。

「そう……そこ……ぁあ……」

 彼のおぼつかない手が、私の気持ちいい部分を妙に焦らす様で、更に感じてしまう。何度も確かめるように、彼の指が私の秘部を押し込んでいく。

「やわらかい……濡れてて……すごくいやらしい匂いがします」

 私のいやらしい部分を観察するように様子を報告しながら触られて、私は恥ずかしくなって少し彼から視線を逸らした。
 自分でも、おかしいと思うくらいに濡れていた。下着が汚れることに抵抗は無かったが、こんなふうに濡れている自分を見られるのが何より恥ずかしかった。

「も、もっと……奥まで触って……」

 今まで出したことのないようないやらしい声が出る。8つくらい年下の男の子にこんなふうにねだってしまう自分が、情けない。

「脱がしますね……」

 ねだられた当の本人は私のショーツに両手をかけて、ジリジリと脱がしていく。

 見られてしまう。
 私のいやらしいまんこ。
 ぐっしょりと濡れたまんこ。
 卑猥なことしか考えていないまんこ。
 欲するままに敏感に疼くまんこ。

彼の指が直に私の秘部に触れる。

「先生も……感じてるってことですよね」

 初めて触ったであろう生の女性器を彼はいじくり回すように触る。その度に私の口からはいやらしい声と息が漏れて、次を期待してしまう。

「そう。ここをね……こうやって、ほら、やってみて?」

 自分の手で彼を誘導し、気持ちいい所を触らせる。純粋で吸収力がある彼は、すぐにその手の動きを覚えて、おぼつかない手がどんどん耐えられない刺激に変わる。
 やっぱり、智樹君は要領が良くて、頭の良い子なんだな。
 なんて事を考えながら、触られて、次第に私の手は彼の肉棒を掴んでいた。

 無言で、お互いの秘部を弄り合う。

 部屋の中には二人の吐息と、二人の股間から鳴る水音。そして、時々漏れる卑猥な声が響いていた
 二人で寝そべりながら触り合い、感じ合う。

 私も彼も、次にするべき事が何かわかっていた。それをしたら、もう後には戻れない。それもわかっている。ただ、今の彼も私も、次の行為を止められるほどの理性は既に残っていなかった。
 
 


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