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扉の先に。
【教師 官能小説】

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Lesson-6


「先生……僕……」

 しばらく触り合った後、彼が呟く。触り合いの終わりを告げて次の行為へと移る合図。慌てて彼が飛び起きて、引き出しを漁ると、開封済の避妊具の箱を持ってきた。

「ちゃんと持ってたんだ」

「前にこっそり買って……つける練習してて」

 彼の手から箱を奪い、箱からコンドームを取り出して、一つ切り離し封を開け、また彼に手渡す。

「じゃあ、その練習の成果、見せてもらおうかな」

 私の言葉を受けて、彼はそのギンギンと反り立つモノに器用にコンドームを取り付けていく。ピンク色の風船のようなモノに包まれるとよりその形が浮き出ていやらしく見えた。
 途中、少し私も少し手でサポートしてあげながら、根元まできちんと装着してあげる。きちんと着いた事を確認すると、私はそのまま仰向けに寝転がり、彼を招いた。

「あ、あの、よ、よろしくお願いします……」

 股を開く私を前に、そんな事を智樹君は呟く。
 本当に私で良いのだろうか。彼にはクラスメイトの好きな子がいたり、するんじゃないだろうか。年齢もかなり違う年上の私が、貴重な体験を彼の頭に塗り込んで良いのだろうか。
 そう頭では考えていたけれど、いやらしく股を開き、身体は既に彼を求める準備ができていた。

「ん……ん……」

 私の腰に両手を添えて、挿れようとしてくる。私の秘部に彼の肉棒が擦れて当たり、私は彼の動きに合わせて少し声が漏れる。私は、優しく彼のモノの根本を少し動かし、私の穴に入るように調整してあげる。

「は、入ってる……入ってます……先生」

 ほんの少し先端が入っていくと、彼の顔は、最初に私が覗いていた時の顔に戻っていた。

 性に溺れた間抜けなオスの顔。

 下からそれを眺めるだけで私は全身が震えるように感じてしまう。ゆっくり、ゆっくりと彼の挿入を補助し、根元の方まで挿入された。

「すごい……なんか、締め付けられて、気持ちいぃぃ」

 本能なのだろうか、最後まで挿入されると智樹君は腰を何度も振り始める。何度も、何度も。感触を確かめるように、腰を振り、その度に私も彼も快感を感じる。自然と私達は抱き合っていた。
 お互いの抱き合う力が増すほどに、腰の動きが早くなる。彼の腰の動きに合わせて私も腰を動かし、お互いの快楽を求める。私達は今、教師と生徒という関係も無くただ性欲を満たす相手として交わっている…そんな気分だった。


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