お持ち帰り-7
（な、何か…当たってる…）
ゴッっとた感触にドキドキする。それが何かは分かってはいたが、男性の性器が大きくなり堅くなる事にはピンと来ない沙織だったが、その実態を目の当たりにし少し怖くなる。
沙織が勃起したペニスに頭の中が混乱しているその時、とうとう修は沙織の乳首を優しく摘んだ。
「あん…！」
体をビクンと反応させ、可愛らしい喘ぎ声を響かせた沙織。体に体感した事のない快感が駆け巡る。
（クーっ！プニプニしててたまんねー！）
思わず指で潰してしまいたい程の興奮を得た。そして優しく乳首を捏ねくると、沙織は目を閉じて可愛らしい喘ぎ声を響かせる。
「あん…！あん…！ああん…！」
沙織にとって頭がおかしくなりそうなぐらいの快感だった。捏ねられ、指でチョンチョンされたり転がされたりし、身をくねらせて感じていた。
高校になり、友達のエッチな話を聞いているだけで濡らしてしまう。たまに夜、エッチな事を妄想するだけで濡れてしまう沙織は、すぐに性器から愛液が滲んで来た。
（恥ずかしい…、もう濡れちゃった…）
無意識に内股をグッと合わせていた。
（高梨さんにしられの…恥ずかしい…）
いつ確かめられるか不安で仕方なかった。
「はうっ…！」
乳首を刺激する感覚が変わった。薄目を開けて様子を伺うと、修が舌で乳首を舐めている姿が見えた。
「あん…！」
咄嗟に目を閉じて快感を受ける沙織。
（気持ちいい…）
体がウブなせいか、修が巧いのか分からないが、体がモワモワして来る。
「沙織ちゃん、体が熱くなって来たよ…？」
「ああん…」
沙織には返す言葉が見つからなかった。時間をかけてじっくりと胸を愛撫され、うっとりとして来た。
そして修がニットシャツに手をかけ、丁寧に脱がす。
「あん…」
思わず手で胸を隠す。
「沙織ちゃん…」
修に胸を隠す腕にキスされると、沙織の腕から力が抜けた。そして残された白のブラジャーも脱がされてしまう。
（白か。いいねぇ。）
そう思いながら俺は沙織のスカートをゆっくりと脱がす。
（ああん、どうしよう…。恥ずかしい…）
体が動かなかった。体に纏っているのはとうとう白のパンティだけになってしまった。修がパンティに手をかけると、沙織は思わず修の手に手を重ねた。
「恥ずかしい…」
泣きそうな顔で不安がる沙織。修は優しく微笑む。
「大丈夫。俺に任せて…？」
その笑みに沙織はハートを射抜かれる。
「はい…」
沙織が手を退けると、ゆっくりとゆっくりと沙織のパンティを体から抜いた修。まだ揃い切らない薄めの陰毛がいやらしく思えた。