母体の神秘3-4
『も、もう、休ませてぇーー』
激しい腰の打ち合いに疲れたのか休憩を申し入れるママを見て
『あん・・駄目ぇ・・少し、んぅ、休ませ・・あひぃぃん!!』
竹太郎さんはむしろ長大な肉棒を子宮の所まで更に深く押し込んでいたのだ。
何かを言おうとして声を出しかけたママだったけど
そのママのお尻を竹太郎さんは鷲掴みにし、
一度十分に腰を引いた後で思いっきり肉棒を根本まで叩き込むのだった。
スパーン!!
『あぁぁぁぁぁ!』
雄の強い力で掴まれて、竹太郎さんの指がめり込んだママの白いお尻を
竹太郎さんの下半身が大きな音が響き渡るくらいに打ち付ける。
パーン!パーン!パーン!
『あっ、あっ、あっ、あーーーーっ!!』
段々と竹太郎さんの腰の動きが激しくなり
その打ち付けも力強いものになる。
強烈な種付けへのラストスパート。
雄が雌に自分の子孫を仕込む為の命の営みに
俺と松夫は画面越しではあるが言葉を失い、
ただただ沈黙したまま見入るだけなのだった。
『イクぞ、智美!』
子種放出を宣言した竹太郎さんは、最後に深く肉棒を突き込んでは
ママの子宮口へ長物の先っぽをねじ込むように押し付けた。
『あぁぁぁ!だっ・・めぇ・・ふぅ、そ、外に!!』
(え、まさかあの二人、避妊具も着けずにやってたのか!?)
膣外射精を懇願するママの喘ぎ混じりの声を聞いて
俺は今まで二人が本物の子作り交尾をしていた事を悟ったのだったが
それに驚愕する猶予も与えて貰えず、次の瞬間
竹太郎さんは悦に入った表情をしながら、一気にママの女穴から長物を抜き取った。
ズルゥ・・・・ッポン!
『あふぅぅん!』
ママの膣内から完全に抜け出した竹太郎さんの
ママの愛液でベタベタになった長大な肉棒の先から生命の灯火が迸る。
びゅびゅびゅぅ・・びゅぅぅ
黄色がかった松夫の兄妹汁がママの豊穣なお尻から背中まで蒔かれていく。
『ふぅぅぅ・・んぅぅぅ・・』
さっきの一突きでトドメを刺されたママは、ベッドにぐったりと前のめりに沈み
その声には解放感が混じってはいたが、
未だ呼吸が整わない様子で荒く息をしていた。
(あ・・・)
映像の中でクローズアップされたママのお尻の谷間から見える、
女穴を囲む土手がまたぷっくり膨らんでいて
濃いピンク色の入り口をピッタリと閉じていた。
ママのいつもにも増してふっくらしているお尻からは言葉では表現できないけれど
何というか本能的な欲求を満たされた雌の充実感が伝わってきた。
直前まで強靭な雄に貫かれ、その子孫を植え付けられそうになっていたのだ。
雌の身体も種の繁栄の為の準備をさせられていたに違いなかった。
(わ・・)
その時ママの女穴へ向かい、一筋の黄色がかった粘液が
ツツーッと垂れ落ちてきた。
今さっき竹太郎さんが射精した松夫の兄妹遺伝子液。
それが今まさにママの入り口を求めて、白い臀部を伝ってきたのだ。
ママの胎内に入ってこの世で産声を上げるべく、お尻のカーブに沿って流れていくその様子は
どこか凄く意地らしかった。
そこでふと俺は、始原的な意味で人間の源となる両素材が
こんなにも近くに居るのに決して巡り合えない事に気付き、何故か少し切ない気持ちになった。
ぷっくりと膨れた土手に阻まれ、流れ落ちていく松夫の兄妹を眺めながら
俺はママが妊娠してしまう事への抵抗感より、
その遺伝子達がママの膣へすら辿り着けなかった事への同情心みたいなものが
自分の中から湧いてくるのを感じて苦笑いしたのだった。