優子の何が悪いの-1
めぐみへのお仕置きが始まろうとした時、水泳部の4年生が剣道部の輪の中に入ってきた
『この娘よね、入寮式の日に、ちゃらちゃらした服装で偉そうに化粧して来た娘は』恐らく6歳以上も年下の子から『この娘よね』と言われるのは屈辱であったが、優子は終わってしまった失敗だが黙って俯いて反省した。『身体検査でも嘘の申告をしたり、ロータまで隠して持ち込もうとしていたそうよ』と入寮式の粗相を大げさに話し始めた。
本来優子は素直で、少し色黒ではあるが、小柄で笑顔の似合うキュートな女性である。
今まで、人から嫌われた事はなく、男性にも女性にも可愛がられる娘であったが、ここでは、年齢の事だけで生意気な子と言うレッテルを張られ、何かと辛く当たられている。
『それにさっきの子達は何? 早速お友達を呼んで楽しもうとしていたのかしら』全てが優子の意に反するまま悪い方向に向けられている。
優子は忍しかないと考え、神妙な面持ちで『色々、至らないところがあり、申し訳ございませんでした。これから精進して参ります』と答えた。
睦もよその部の同級生からここまで言われると手をうたない訳にもいかず、優子に向かって、『優子、あなたは、もう少しお仕置きが必要のようね。もう10発叩きます。めぐみの隣で構えなさい』優子は大粒の涙を流して、『今後、気を付けます。今までの事はお許し下さい』と懇願したが、遠藤麗子が『これからきちんと行動するのは当り前よ。自分のミスを認め、しっかりと反省なさい。睦、続けなさい』と指示した。優子は絶望の表情で、めぐみの横で構えをとった。
睦はめぐみに向かって『あたしの内ももの赤紫の痣を覚えてる。高校時代の剣道部で、ある先輩から叩かれたのよね。痣が残るのは嫌でしょ。動かないで構えなさいね。きっちりお尻の肉の多いところを叩いてあげますから。動くと、あたしみたいに太ももに痣が残っちゃうよ。気合入れなさい』睦は小柄で本当に美しい顔をしているが、優子のように人懐こっさは無く、冷たく、冷酷な感じの美人である。また、めぐみは高校時代、睦を相当しごいていたが、我慢強く、ほとんど音を上げた事はなく、最後まで貫徹する強い芯のある子だと思っていた。今、この子に何を言っても許されるはずはなく、じっと我慢し続けるしかないと観念した。
睦が仕置き棒を振り上げて『歯を食い縛りなさい!』 バーン パドルの音が響き渡った。めぐみは『ぎゃあぁぁぁ』と大声を上げ、その場に倒れ込んだ。睦の1打目は地面すれすれから振り上げるような軌跡で、明らかにめぐみの裏腿を狙った一打だった。
薄い布地ではるが水着の上から尻を叩くのと、生の裏腿を叩くのでは痛みは大きく違った。睦は冷酷な表情で『何をしているの?構えなさい!』と急かした。めぐみは歯を食い縛り、何とか立ち上がりお仕置きのポーズをとった。睦も手の豆を潰し、血だらけの掌で
めぐみの尻を打ち続けた。バーン!『うっ2』バーン!『うっ3』・・・バーン!『うっ5』めぐみは再びその場に倒れ込んだ。会場から『まだ半分よ。しっかりしなさい』
バーン!『うっ6』・・・バーン!『うっ8』めぐみは構えたまま大量のお漏らしをしてしまった。あまりの下半身の痛さで膀胱の筋肉が開いてしまったようだ。途中で止めることもできず、水着の股間から大量の液体が漏れている。めぐみのお漏らしはパドルにも大量に付いている。代々、何人の女の子たちが打たれ叩かれ、お漏らしをしてその汚れが染みついているのが判った。めぐみのお漏らしをみて睦が冷酷にほほ笑んでいる。
実は睦も1年生の頃、何度となく仕置き棒で叩かれ、お漏らしをしながら、泣いて許しを請うた記憶がある。睦は『休む暇はないわよ。あと2発!気合いれなさい。』
バーン! 『きゅう』バーン『10』力の無い声でカウントしてようやく10発のお仕置きが終了してめぐみはその場に倒れ込んだ。精悍な顔立ちの美人であるめぐみの顔は涙とよだれでぐちゃぐちゃになっている。なんとか立ち上がり、尻をさすりながら、苦痛に耐えている。
先ほどの5発の仕置きでその痛みをよくわかっている優子が、今度は10発の仕置きを宣告されている。優子の尻は先ほどの5発でまだ熱く熱を持っている。
ここにいる上級生たちも仕置き棒の厳しさをよく知っており、だいたい、多くても一回5発くらいであった。初仕置き棒で時間が空いたにせよ、5発+10発の計15発はだれも経験したことがないのではと考えていた。優子の白色の薄い水着を透かして優子の尻が紫色に変色しているのが判った。優子だけではなく、全員の尻がその状態ではあるが。
睦は高校生の頃からめぐみのシゴキには耐えてきた。この大学に入学した後も持ち前の粘り強さで滅多には音を上げたことは無かった。そんなこともこともあり、睦も1年生の頃は上級生からは嫌われ、連続20発の仕置きを受けたこともあった。睦は15発くらい、我慢しなさいとは思っていたが、今日は初めての仕置き棒である。見かねた遠藤麗子が立ち上がり剣道の面の下で汗止めとして使う日本てぬぐいを2枚持ってきて1枚を優子の尻に巻き付け、もう1枚を優子の口に丸めて押し込んだ。『温情よ、手ぬぐい1枚でも随分と痛みは違うから。』『あと、舌を噛んだら大変だからね。数は数えられないけど、しっかり咥えておきなさい。』『あなたは、あたしの付き人としてきびきび働いてもらわないとね』
睦も掌を血だらけにしながら、力を振り絞って、『さあ、10発行くわよ、我慢しなさい。動くと大怪我するからね』と言って、大きく仕置き棒を構えた。