投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

女子中学生 辱めの部室
【学園物 官能小説】

女子中学生 辱めの部室の最初へ 女子中学生 辱めの部室 38 女子中学生 辱めの部室 40 女子中学生 辱めの部室の最後へ

謝罪と裏切りと裸の女王様(中編)-1

 西永くんはみんなのもの、誰もアプローチしてはいけない―もともとそういう空気をつくったのはほかならぬ瑞華が中心になってのことだった。みさきへの制裁もそのタブーを一応の大義名分としてきた。だがもうそのタブーを自ら破ることに躊躇しなかった。本当は卒業までは待つつもりだったが、タブーを作ったのは自分だから破ってもいい。

 ここで、西永くんを落としてみせる……。

「西永くん、あたしを見て!」
 瑞華は意を決して制服のリボンを抜き、ブラウスのボタンを外し始めた。前がはだけると、黒のブラが覗く。

「おい何のつもりだ、赤倉?」
 戸惑う浩介をよそに、瑞華はブラウスを脱ぎ捨てた。露わになった上半身だけでも、胸からウェストのラインまで、大人びたからだつきは歴然としていた。だがそれにとどまらず、靴下も外し、スカートも取って、みさきと同じく下着だけの姿になった。そして浩介の視線を遮るようにみさきの前に立つ。

 2人目の女の子の下着姿を見せつけられて、もとより浩介もさすがに目のやり場に窮する。

 瑞華が着けているのは、上下とも黒の、とても普通に中学生が着けるようには思えないデザインのランジェリーだった。もともと浩介にこの姿を見せつけるつもりはあって、特別に用意してきた、いわば勝負下着。テニス部の練習の後で、わざわざこれに取り替えるまでしたものだった。

「どうかしら、このカラダ!」
 瑞華は豊かな発育ぶりを誇示するように、浩介に詰め寄った。
 すでに80cm台後半に達している、はちきれんばかりの乳房。すでに大人の女と変わらないぐらいに、ボリューム豊かに発達した腰や尻。
 中学3年生にして、もはや少女と呼ぶのも似つかわしくないほどの肉体だった。

 高校生ならたった1歳違いだが、それどころか20歳前後と言っても通用するだろう。浩介も漫画雑誌などでたびたび見ているグラビアアイドルたちにも負けないほどだった。顔立ちはそれなりに少女らしさをとどめていたが、それでも高校2年生程度に見られるほうが自然だろう。

「ほら、あんな娘とあたしと、女としてどっちが魅力的?」
 瑞華は片手を首の後ろにやり、胸を突き出す悩殺的なポーズをとりながら、一歩下がってみさきの横に立った。ことさらに胸を彼女にすり寄せ、その豊かさの差を見せつけるようにする。

 浩介もその威圧的な調子に、かなり気圧されていた。これまで自分を熱烈に応援してくれた瑞華のことは彼もずっと嬉しく、有難く思っていた。そこに相応の恋愛感情が入っていることも、何となくだが気づいていた。だが、瑞華がここまでするような女だとは、今の今まで思いもよらないことだった。しかもそれ以前に、みさきに対して嫉妬心剥き出しで、彼女をあんな目に遭わせている。ちょっと怖くなりもした。
 とはいえ女の子2人の下着姿が生で見られるなんて、それ自体は思春期の少年にとって、とてつもなくおいしいチャンスにほかならない。浩介も思わず2人に交互に目をやって、見比べてしまう。

 どちらも相当な美人だ。だがタイプは真逆で、同じ中学3年生とも思えない。
 瑞華は5月初めの生まれであり、3月末に生まれたみさきとでは同学年ながら、実年齢でも確かに丸1歳近い開きがある。とはいえ、それで片付くような違いではとてもない。

 小柄に見られがちなみさきだが、実際には身長はほぼ平均ぐらいある。瑞華の方がわずかに高い程度だ。背丈はほとんど変わらないからこそ、2人のからだつきの違いはいっそう際立つ。
 弾むような豊かさを見せつける瑞華の双球と、深い谷間。それに対してみさきの方は、浅めのお椀を心持ち離して二つ並べたようななだらかな隆起で、楚々として慎ましやかだ。胸周りにして、数値上はおそらく10cmを超す差があるだろう。

 ゴージャスに装飾された黒と、リボンすらあしらわれていないシンプルな白。それぞれの乳房を包むブラジャーも、同じ色のパンティも、互いの違いをいっそう際立たせていた。
 腹や腰、尻を見ても、2人のからだのボリュームはまず一回りは違う。グラマラスで躍動感に満ちた瑞華のボディに対して、みさきのそれは見るからに華奢で、儚げだ。

 肌の色も、みさきは透き通るように真っ白で清楚そのもの。おしゃれ好きの瑞華も日焼け対策には余念がないとはいえ、そこはスポーツ女子。みさきと比べると明らかに濃く、健康的な色気を醸し出すのに一役買っていた。
 髪色は、艶やかな漆黒のみさきと、生まれつきやや茶色がかった瑞華。どちらも長く、瑞華がポニテを解けば、みさきとほぼ同じになるだろう。だが今の髪型がそれぞれのタイプによく合っている。

 表情もはっきり違う。おのれの大人びた色香を誇示するような満々たる自信を示す瑞華と、乙女の恥じらいを湛えたみさき。当然ながら、彼女の方には瑞華と競おうなどという気は全く無い。
 本当に何から何まで対照的だった。もし新東中で美人コンテストでもあったら、優勝を争ってもおかしくないだろう2人だ。だがタイプが違い過ぎて、甲乙をつけるのは困難を極めるだろう。音楽で言えばロックとクラシックの、それぞれの名演を比べるようなものだからだ。
 可憐なみさきは美少女そのものだが、セクシーな瑞華はむしろ美女と呼んだ方が相応しい。

「ねえ、答えて? どっちなのよ」
 瑞華は浩介にさらに迫った。
 中学生にして大人顔負けのセクシーさを誇る瑞華の肉体は、浩介も確かに生唾を呑むほどのものがあった。だが毒々しささえ覚える瑞華と並ぶと、みさきの清楚さもまた際立つ。そもそも彼にしてみれば、振られたとはいえ、まだまだみさきのことが好きなのだ。
 だがみさきだと答えれば、今の瑞華が烈火のごとく怒るのは間違いない。その怒りがさらにみさきに向けられそうで、浩介まで怖くなる。
 それでも執拗に迫る瑞華から目を背け、みさきのほうに目が行ってしまうのは避けられなかった。


女子中学生 辱めの部室の最初へ 女子中学生 辱めの部室 38 女子中学生 辱めの部室 40 女子中学生 辱めの部室の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前