社内秘 飯塚冴子②-7
腰を進めて、冴子の中にペニスが埋まり切ると、体重をかけて悠斗は冴子の方に倒れ込む。
冴子の頬を両手で挟み込んで、その唇にキスをした。
「ん、奥…弱いのぉ……気持ちよくなっちゃ…う」
悠斗はまだ腰を動かさず最奥を圧迫する形で、冴子の唇にキスし続けた。
「は、ん…。門井くん、気持ちいい…奥、これだけで…。ちゅー、もっとしてぇ…」
冴子は余裕がなさそうに悠斗の頭を掴んで、舌をべろべろと動かす。
こんな風に甘えられて、冴子のナカに締め付けられた悠斗のそれはもちろん気持ちいいが、優越感を感じて、精神的な快感度も高い。
「あ、ん……ダメ…い、いく…」
悠斗に圧迫された冴子の奥は、ぎゅうぎゅうと締め付けて簡単に絶頂に達してしまう。
「んふ…、ナカが、門井くんの離したくないって言ってる…。門井くんのやらしいから。門井くん、もっとして…お願い」
「はい、俺も…気持ちよくなりたい」
冴子の中からギリギリまで引き抜いて、また再び奥まで突く。
ジンジンとペニスが痺れて、たまらない。
「あ、すっげぇ……ナカ、気持ちよすぎます…！飯塚さんのオマ×コ…エロすぎっ…」
「んんっ……そんなこと、門井くんに言われたら…嬉しくなっちゃ…う。門井くん…だーい好き…」
冴子は快感に体を震わせながら、切なそうな表情をして言う。
「あたしいっぱい気持ちよくしてもらったから、好きな時に、イッて……いいよ」
その言葉に、悠斗は冴子の膝を広げるようにして掴む。
じくじくと爛れて、チリチリと焼け付くような冴子のそこに、悠斗はひたすらペニスを打ち付け出した。
そこは悠斗のモノを吸い上げるように、咥えて放そうとしない。
「やべぇっ…まじ、チ×ポおかしくなりそうですっ…」
悠斗は腰を激しく動かし出す。射精が近そうだ。
執拗なその動きに、冴子のいやらしい鳴き声も甲高くなっていく。
抗うことの出来ない快感が二人を襲うーー
「飯塚さん、い、いくっ…！！」
汗や体液でべとついた結合部。
体液をコンドームの中に流し込んでも、冴子の中から離れ難いほどに悠斗は強烈な絶頂を迎えていた。
それは、悠斗の先輩であるにもかかわらず、弱々しい冴子の一面を見てしまい、さらに互いの信頼感を強めたという精神的な快感からだろう。
「ーーワガママ聞いてくれてありがとう…」
汗だくの悠斗の体を、冴子は抱きしめるとそう言った。
はぁはぁと冴子の唇から漏れる吐息が、いつの間にか嗚咽に変わっていた。
信頼感を強めた、と言っても、悠斗は何も聞くことができなかった。