禁断のセックス-3
「どう…?オッパイ…」
「や、柔らかいです…」
「ごめんね?巨乳じゃなくて…」
「そんな事ないです…最高です!」
芽衣は手を離す。
「も、揉んでもいいですか…?」
「うん。」
「じ、じゃ…」
修は辿々しい手つきで芽衣の胸を揉む。
「ん…」
芽衣の顔が少し歪む。
「柔らかい…。オッパイってこんなに気持ちいいんですね…。最高です。」
修はモミッ、モミッ、と感触を確かめるかのように揉み続ける。
(こんなに夢中になっちゃって…。高梨くん、可愛い…)
これが母性本能なのかな、芽衣はそう思った。修が飽きるまで揉ませてあげよう、そう思った。
「たまらないです…、柔らかい…。オッパイ最高…」
興奮気味に揉み続ける修の顔をジッと見つめていた。
「高梨くん、他にも教えてもらいたい事があったら言って?先生が教えてあげるから…」
めは教師になり、生徒に性を施しているかのような気分になる。胸を揉まれて頭が堪能的になって来た。
「あと…、キスしたいです…。」
「キス?高梨くん、まだキスした事ないの?」
「な、ないです。女の子との経験、ゼロなんで…」
小学生で中出しまでした鬼畜を羊の皮を被って隠す。
「そうなんだ…。じゃあ先生がファーストキスの相手になってあげる?」
「は、はい!お、お願いします!」
「ウフッ、分かったわ…」
芽衣は唇を窄め顔を寄せる。
(た、たまんねー!)
可愛い女子大生とのキスにドキドキする。思わず見つめてしまう。
「高梨くん、キスする時は目を瞑るものなのよ?」
「あ、すみません!」
修はギュッと目を閉じた。そんな修の顔を、修には目を閉じろと言いながら、自分はジッと見つめながら唇を寄せる。
(カッコいい…、でもまだ可愛い…。ホント、あの人そっくり…。あの時の後悔…高梨くんが取り戻してくれそう…)
芽衣は忘れられないあの人を思い出す。そう、芽衣が修に絡んで来たのはその人が俺とそっくりだったからだ。修は過去の後悔を取り戻すために人生をやり直しているが、愛子もまた過去の後悔を取り戻そうとしているのであった。
「チュッ…」
唇が重なった瞬間、芽衣は心の中にあったもやもやした気持ちがスッと消えたような気がした。芽衣は唇が重なった瞬間の修の顔を見るとゆっくりと目を閉じた。
(中西先輩…)
芽衣の心は中学生に戻り、憧れていた中西達彦と言う先輩と念願のキスを交わしている気持ちになったのであった。