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re SEXLIFE
【ハーレム 官能小説】

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気になる生徒-3

優子が去った後も芽衣は修の事を見つめていた。
(こんな感じ、暫くなかっらたなー。)
遠くから気になる男を見つめて胸を膨らませる感覚が懐かしいしまだまだ自分も乙女なんだなと思った。しかし相手は少年だ。愛子はただ仲良くなり距離を縮める事ができたならそれで満足だなと思っていたし、それ以上の事は望まないと決めていた。初めは…。

暫く修を見つめた後、ミーティングがあり芽衣は職員室に向かう。ただ堅苦しいミーティングではなく、初日の感想や教育実習をするに当たっての注意事項を伝えられた簡単なものであった。だがその中にくれぐれも生徒に恋愛感情を抱いたり、抱かさせたりするのは厳禁と言う話があった。その時優子が誰にも気付かれぬよう肘でつついて来た時には焦ったが、やはりそれはタブーだと言う事は分かっている。常識ある行動を心がけよう、そう決めた…はずだった。

ミーティングが終わり他の教育実習生は帰って行った。途中まで優子と帰ったが、別れてから芽衣は再び学校に戻る。18時、そろそろ野球部の練習も終わりのようだ。芽衣は少し離れたフェンスの外側から修を見つめていた。
(あれ?高梨くん、まだ帰らないんだ…。)
みんなが引き上げて行く中、1人グラウンドを走る修。そんな姿に芽衣は胸をキュンキュンさせてしまう。
(頑張り屋さんなんだね、高梨くんて…。あーん、応援したくなっちゃう!)
殆どファンだ。黙々と走る修の姿を見て、カッコいい…、そう思った。

(あ、でも一緒に帰れるチャンスよね!あ、でも彼女とかいて帰る約束とかしてるかもしれないし…。高梨くん、彼女いるのかなぁ…)
まだ修の事を何も知らない。彼女もいるかも知れない。しかし別に付き合いたい訳じゃないからと割り切っているつもりの芽衣だが、自分でも気付くぐらいのジェラシーを感じていた。
そんな事を考えながらずっと修を見ていた芽衣。時間はもう19時になっていた。するとようやく修が練習を終え教室に向かう。芽衣は小走りで校門から校舎へと入る。
(忘れ物を取りに来たって偶然を装うのはちょっとあざといかなぁ…)
高梨くんはどう思うかなと心配しながらも、芽衣は修の教室に向かうのであった。

教室に近づき、そっと中を伺うと、修は既に制服に着替えていた。
(あん、どうしよう…、緊張する…。やめようかな…。でもせっかくのチャンスだもん!)
芽衣は深呼吸して気持ちを落ち着かせ、足を教室の中へ向かわせたのであった。


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