初めての社外業務-8
「飯塚さんの中、すごくて…すぐいっちゃいそうだから…」
「待って…。あたしも門井くんのでイキたいから、好きに動いてもいい…?」
そう言うと、冴子は悠斗の腹に手をついて、腰を前後に激しく動かし出した。
「飯塚さん…!」
「あっ、すごいね、門井くんのあたしの中にこす…れてっ…あぁ、すぐイケそう…ううんっ、ん」
冴子の体が前のめりになり、細い体に似つかわしくない大きな胸がぶるんぶるんと揺れる。
その胸を思わず、悠斗は揉みしだいた。
「ん、触って、くれるの…?それ気持ちいいっ、あんっ」
「飯塚さん、すご、エロすぎ…」
「んんっ、門井くんの、気持ちいいから仕…方ないでしょ?あっ、ダメ…もう我慢できないっ…。門井くんのでいく、いくっ…」
ぎゅううっと冴子のそれが力強く、悠斗のペニスを離すまいと締め付ける。
冴子は悠斗の体に倒れ込み、悠斗の唇を奪う。
口腔内を激しく犯すようなキスだ。
悠斗は冴子の汗ばんだ背中に手を回す。
細いが、抱きしめるととても気持ちいい。
ふわふわと柔らかな乳房が悠斗の胸元に当たる。
冴子の唇が離れると、悠斗は冴子の首筋に唇を押し付けた。
激しい行為によって体温が高くなったからか、香水の甘い匂いがさらに香った。
「…んぅ…好きに…動いていいよ…」
冴子のその言葉に、体を抱きしめたまま、繋がったところが離れないようにゆっくりと悠斗は起き上がる。
指先で、冴子の背中をゆっくりとなぞり、甘い香りのする首をかぷっ、と甘噛みする。
挿入したことで、ようやく冴子の体を堪能する余裕が出来てきたらしい。
「あたしは、こうやって優しくされる方が気持ちよくて好きだな」
「すみません…強引に、してしまって…」
クスクスと冴子が笑いながら、指先で悠斗の頬を撫でる。
「二人で気持ちよくなるのがエッチだよ。だから、するからには気持ちよくなって欲しいし、あたしのことも気持ちよくして欲しいの」
「飯塚さん…」
腰を抱きかかえて、優しく冴子の体をシーツの上に押し倒した。
「…あん…。この体勢も、また違う圧迫感…あるね…」
悠斗はさらに体重をかけて、自身のそれをねじ込むようにする。
「んっ…んん…門井くん、それ、気持ちいい…奥まで来てる…」
まだ大して腰を動かしてない悠斗に対し、我慢できなさそうに冴子の腰がさらなる高みを求めて、びくびくと震える。
「いじわる…。突いて、お願い…」
「だって、いったら終わっちゃうから」
冴子の体に倒れ込むと、その体を抱きしめて冴子の唇を吸う。
冴子の舌を出させ、その舌をも吸い、息継ぎができないほどに柔らかい口腔内を堪能する。
さすがに、悠斗も我慢ができない。
奥深くまで刺さったそれをぎりぎりまで引き抜く。
引き抜いている時には、びくびくと冴子の体が震えていた。