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わたしがナンバー1ソープ嬢になるまで。
【調教 官能小説】

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今川憲広とのセックス-2


添い寝をしながら和紀に聞いた。
『カズはさぁ、そのうち姫グループで働く事になるんだよね?』優花
『そろそろかもなぁ、、、クラブ風華に入って3年半だし、修行も積んだよ。オレももうすぐ24だからなぁ。親父は30歳の時に一号店の“姫の館”を出したから、オレがその歳になる前には店の支配人にはしたいみたい。』和紀
『カズがもしクラブ風華を辞めたら、、、わたし姫グループで働こうなぁ、、、なんて』優花
『うん、事務とか、清掃とか?』和紀
『ううん、私、ソープ嬢になれるかな?』優花
『えっ!?嫌だよ!!ユウちゃんがソープ嬢だなんて!冗談だよね?絶対有り得ない!!』
和紀は起き上がって叫んで、服を着替えた。
『何かんがえてるの?』和紀
『わたし、カズの為ならソープ嬢になっていいよ。だってカズのお母さんだってソープ嬢としてお店を支えてきたじゃない』優花

『あのさ、いままでユウちゃんにはオレの胸の内話した事なかったけど、、、』
和紀が話し出した。聞きたくても聞けない事だった。母親がソープ嬢なんておかしいと思ったのは和紀が中学に入って何してるか具体的に知った時だったと言う。和紀と麻里奈はソープランドにある控え室で育った様なものだった。久子は年子の子供がいる事をほとんどの客に隠し“接客”をしている間、支配人や姫グループの泡姫たちに面倒を見てもらっていた。
ある時どこからか、中学校で“ソープ息子”“ソープ娘”というあだ名を付けられていじめが始まった。
和紀は非行に走り、タバコを吸い喧嘩もした。
麻里奈は頭が良かったが登校拒否をする様になった。
和紀は高校を中退し家を出て建築業バイトなどをして生計を立てていた。19歳の夏、父親の平井構造に実家に連れ戻され成田が経営するクラブ風華に送り込まれたのだ。後に、そこに勤めるキャストのユウに恋をした。
長女、平井麻里奈は通信制の高校を卒業し、現在は21歳で大学で経営学を学んでいる。姫グループの経理などをする為だと言う。
次女の平井加奈江は現在私立高校生で16歳。久子は和紀と麻里奈の事もあり、加奈江にはソープ嬢であった事をまだ内緒にしてあると言う。加奈江が思春期を迎える高校入学と共に泡姫として引退したのだ。
父親の平井構造も久子以外に幾人もの女を抱いてきたという。姫グループには“平井社長の女”と呼ばれる泡姫は何人もいた。構造との関係を続ける為、耕造の身体を求め、耕造も店の女を抱かなければならなかった。
久子ももちろん承知であった。
若き久子(薫子)のソープ嬢としての人気は高く、半年後にはグループのナンバーワンになった。
結婚当時、耕造は36歳、久子は22歳の若さだったという。
耕造は店のナンバーワンを愛し、求婚をした。泡姫を続行させる為、2人の子供を年子で早くに産む事を決意し、加奈江を授かったのは久子が29歳の時で思いがけない妊娠であったという。

和紀はこの様なソープランド一家に産まれ、非行にまで走り学歴も失い辛い経験をしてきた。

和紀は優花の以前に、2人しか性行為の経験がなかった。
初めての相手は非行中、高校在学中に出来た初めての交際相手で、3ヶ月間の交際。積極的な女であったが、和紀の友人や先輩と幾人とも性行為を楽しんでいる女であった。
2人目は高校中退後のコンパで知り合った女とのいわゆるワンナイトインラブ。
和紀が電話をしても連絡はもう取れなかった。

和紀にとって優花はある意味初めて自分を愛してくれる女性であった。
いつもひたむきで笑顔で接客し、固定客も多い。遅刻もした事も無い。飲み過ぎて問題を起こした事もない。時間があれば黒服のする料理や皿洗いも手伝う。
女を信用でなかなかった和紀でも優花に惚れない理由が見つからなかった。
他の男に抱かれる優花なんかを想像出来なかった。

『わたしね、カズと付き合い出してから、もしかしたらってずっと覚悟してた。ソープ嬢で仕事でエッチしても、愛してるのはカズだけだよ!』優花

『じゃあ俺が社長になったら事務とか案内人でいいじゃん!なんでソープ嬢なの?!頑張って稼いでクラブ出してあげてもいいよ!』和紀

(何も答えられない優花)

『俺の為にソープ嬢になりたいなんて言ってさぁ、もしかしてユウちゃんがソープ嬢になりたいんじゃないの、、、?エッチが好きなんだろ!ねぇ!答えろよ!!』和紀

二年間の交際で初めて和紀が怒鳴った。
優花はビビって身体をしぼませた。

『カズの為だよ。カズの事しか好きじゃないよ!カズの為にソープ嬢になりたいと思ったよ!あたし、お客さんが喜んでくれるのが嬉しいし、やるからなら1番になりたいと思ってるよ!体力にもあるし、エッチにも自信が』優花が話している途中だった。

『黙れ!やめろよ!!じゃあクラブ風華でナンバーワンになればいいじゃないか!!』和紀

『カズ、分かってるよね、クラブ風華のナンバーワンの琴美さんはたくさんの年配のお金持ちのお客さんと寝てるしナンバーツーの綾乃ちゃんはホストに通って、通ってもらってエッチもして売り上げ上げてる!わたしはお客さんとエッチしないから、いつもナンバースリー止まりだよ!琴美さんとは売り上げが倍近く違うんだよ!だけどわたしは水商売だからお客さんとエッチして売り上げ上げるなんて反則だと思ってる。もしお客さんとするならソープランドでちゃんと働いてお客さんにサービスして1番になる自信があるよ!』優花

『仕事行こう。遅れるよ。』和紀
『うん』優花
『俺は認めないから』和紀

和紀の車で仕事へ向かった。2人は店までも無言であった。


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