幼馴染の愛子ちゃん-6
「じゃあ、始めるよ?」
「うん。」
一呼吸おいて、いよいよお医者さんごっこを始める。
「お名前は?」
「高梨修です。」
「今日はどうしましたかー?」
筋書きのない完全アドリブだが、そんな気の効いた事は修には言えない。
「ちょっとお腹が痛くて…」
「それは大変ですねー!早く診察しないと!」
愛子は聴診器を耳につける。
「ではシャツを持ち上げてください。」
「分かりました。」
修はシャツを上げ前をはだけた。
「…」
愛子の顔が真面目になる。さっきプールで修の体を見たから少しは免疫ができていたが、いざ目の前に男の子の体があると、少しドキッとしてしまう。愛子はすぐに笑みを取り戻し聴診器を当てる。
「じゃあ失礼します。」
まず修の胸板にピタッと当てる。そしてピタッ、ピタッと止めながらお腹に下る。
「もう一回調べますねー。」
愛子は再び胸板に聴診器を当てると、今度は乳首の上にピタッと当てた。
「!?」
ちょっと気持ち良かった修はビクッとした。
「あ、ごめんなさい。」
「い、いえ…(絶対わざとだよな…)」
修はそう思いながら、何度かピタッ、ピタッっされた後、後ろを向かされ、今度は背中に聴診器を当てられた。
「おかしいですねぇ、なんともないですねー。もしかしたらもっと下の方に原因があるかも知れませんね。」
(来た来た。)
絶対そう来ると思った。過去の自分だったら絶対拒否するだろうが、今の修はそんなつもりはない。
「ではもう少し下を診察しましょうね。立ってズボンとパンツを脱いで下さい。」
愛子はそう言いながら、また嫌がるかなと言った表情をしていた。が、
「分かりました。」
おは立ち上がり、潔くズボンとパンツを一気に脱ぎ直立した。
「…」
ドキッとしたのは愛子だった。ずっとじっくり見たかったチンポが目の前にある。心なしか少し頬を赤らめていた。
「じ、じゃあ調べますね…」
愛子はヘソの下からピタッ、ピタッと聴診器を当てチンポのすぐ近くに聴診器を当てる。
「あ、何かここらへんがおかしいですね。もしかしたら…あの…、オチンチンに異常があるかも知れません。ちょっと失礼してもいいですか…?」
愛子の顔から笑みは消えていた。チンポに熱い視線をかんじる。
「よろしくお願いします。」
むしろ修は堂々としていた。
「では、失礼します…」
愛子は震える手でゆっくりと聴診器をチンポに寄せるのであった。