旅館-4
田沼の鍛えられた肉体が、麗子のムッチリとした身体にのしかかかる。
田沼は麗子が上に逃げないように、両肩をガッチリと押さえ、腰をゆっくりと進めていく。麗子のほうは、初めて味わう感覚に怯えながら、布団のシーツをギュッと握っている。
「た、田沼さん・・。お、お願い・・。それ以上・・、入ってこないで・・」
「なんでだ? もしかして・・。旦那はここまでなのか? そうなんだろ? 正直に言えよ」
「ああ・・、いや・・」
「旦那から聞いたぜ。水川さん、男の経験、旦那だけらしいな・・。うおお・・、思ったより膣が深いな・・。これだけ奥が深いと・・、初めてなんだろ? ここまで入れられたの? なあ? 優しくヤッてやるからさ、言えよ?」
「あああぁ・・。ひ、ひどいわ・・。は、初めてよ・・。こんな奥までって・・あぐうううぅ〜〜〜〜〜っ!!!」
その瞬間、麗子は部屋中に響き渡る大声をあげ、男の肉体にしがみついた。田沼が最後の一押しで、ズンッと子宮口を突いたのだ。
麗子は34歳でそれを初めて味わった。これまで子宮で感じることに興味がなかったといえば嘘になるが、まさかそれを夫以外の男と体験してしまうとは思っていなかった。
「いやぁ・・。動かないで・・。お願い・・。うう・・っ! 苦しいの・・」
「分かった。水川さんが良くなるまで、このままでいるよ」
田沼は膣の最奥まで肉棒を埋めた状態で、ジッとしていた。
「はぁっ!! あっ! や・・あっ!! 大き・・いっ! ああっ!! あ・・あっ!! ダメっ・・そこダメっ!!!」
「水川さん、すごいよ・・。俺のデカチンが全部埋まるなんてさ・・。嫁の穴はこんなに深くなくてさ・・。たまんないよ、この穴・・」
田沼はそう言いながら、麗子の首筋に舌を這わせ、汗を舐め取っていく。その間も田沼は麗子の豊乳を揉みしだき、人妻の身体に快感を与えていく。
「あ・・、あっ!? はあっ!! ああうっ・・・」
「へへっ・・。良くなってきただろ? 今日は特に感じるはずだぜ・・。この日のために、仕込んできたんだからな・・」
麗子には田沼の言っていることが理解できなかったが、苦しさが薄れ、そのぶん、身体の奥深くからジワジワと快楽が全身に広がっているのは事実だった。
排卵日が近いのは確かなのだが、それでもこれほどまでに男を欲したことは記憶にない。そんな日に、これほどの巨根を受け入れてしまったことを、麗子は後悔していた。
「水川さん・・。旦那とやって、中でイッたことはあるか?」
「いや・・、聞かないで・・」
「答えないなら、ピストンするけど。いい?」
「ああんっ! きゃあっ! ま、待って! 動かないでっ!! あぁ・・、もう・・。言うわ・・。主人とは・・、中では・・ないわ・・」
「そうか・・。じゃあ、もし今日、中でイッたら・・。俺が初めての男ってわけだ・・。それにしてもさ・・。水川さんの中、すげぇよ・・。俺、結構な数の女抱いてきたけどさ・・。こんな気持ちいい穴、初めてだぜ・・。これじゃあ、旦那さんも分厚いゴムにするわけだ・・」
「あ・・!? あぁっ!! いやあっ!!」
田沼に言われて、麗子は極薄の避妊具でつながっていることを思い出したのだ。夫とは比べものにならないくらい、立派なキノコのように、エラが張り出している。
それを膣ヒダでギュッと締め付けるたびに、その立派を実感してしまう。それは夫とのセックスでは、一度も感じたことがなかった。
「あ・・、あ・・! いや・・、そんなっ!! ああっ!! いやぁ〜〜〜〜!!!」
田沼が動いていないのに、麗子は絶頂が徐々に近づいている気配を感じ取った。
膣の一番深いところから伝わる熱が、次第に全身へ広がっていき、しまいには脳が溶けそうになる。こんな感覚は初めてだった。
田沼の言うとおり、人生で初めて中で達してしまうのは、もう間違いなかった。
「へへ・・。奥が気持ちいいんだろ? 今夜一晩で、じっくり開発してやるからな・・。ほーら、どうだ。このへんは・・? 気持ちいいか・・?」
田沼が子宮口に先端を押しつけたまま、グリグリと腰を回し、子宮口付近の快感ポイントを探る。しばらくすると、麗子の身体がビクンっと跳ねた。
「あううっ!! そ・・そこっ! ダメっ!! い・・やっ!! そこはいやっ!!!」
「よーし。ここをジックリ攻めてやるからな。ほら、どうだ? どうだ? チンポ気持ちいいか?」
「ああ〜〜!!! 田沼さんっ!! ああっ!! うあああっ!!! 田沼さんっ!! はあっ!! あんっ!!!」
「言え! どうなんだ? 旦那じゃ届かない、この奥が気持ちいいのか? 正直に言え!」
「ああううっ!! 田沼さん・・。お願いっ!! もうっ!! そこはいやぁ〜〜〜〜!!!」
「へへっ。ごめんごめん。少し、やりすぎたよ・・。なあ、水川さん・・。俺さ、この会社に転勤になって、水川さんを初めて見たときからさ・・。一目惚れっていうか、この女とセックスしたら、絶対に気持ちいいだろうなって思ったんだよね。デカパイにデカい尻・・。しかも最高の穴・・。想像してた以上に気持ちいいよ、水川さん・・」
田沼はこれまでの思いを麗子に言うと、ゆっくりとピストンを開始した。大きく張ったエラが、深い膣ヒダをめくりあげていく。
そして、再び奥に進むときには、膣上部にある数の子天井が亀頭に極上の快楽をもたらす。最奥まで突き入れると、子宮口が先端に吸い付き、深い膣穴全体が肉棒をギュッと締めつける。
麗子の膣は、まるでこの男の肉棒を長年求めていたかのように、ピッタリとフィットした。田沼がピストンするたびに、麗子の脳裏から夫のことが消えていった。