車内-2
「ね、ねえ・・。こんなのって・・」
明らかに狼狽える麗子の様子を見て、田沼は自分の肉棒が麗子の夫よりも、はるかに巨大であることを確信した。
「水川さん。握るんだ、早く」
麗子は一度、車の周囲を見渡すと、諦めたように右手で肉棒を握った。ビクンビクンッという脈動と熱が、手のひらから直に伝わってくる。
「早くしごけよ」
「あっ、わっ、分かりましたから・・。ね、ねえっ。田沼さん。キスは絶対NGですからね。約束守ってくださいね・・」
「いいから、さっさとしごけって。その代わり、首ならいいだろ」
田沼が、しっとりと汗ばんでいる麗子の首筋に舌を這わせてくる。田沼の左手は麗子の腰に回されており、ギュッと掴んで引き寄せる。右手は先ほどからずっと麗子の豊乳に刺激を与えている。
「はあっ、はあっ・・。た、田沼さんっ、だめっ・・」
麗子の白いシャツの前ボタンが、プチッ、プチッと1つずつ外されていく。白いブラジャーに包まれた深い谷間が現れた。
「は、早く出して・・。ねえっ・・」
麗子は肉棒をしごくスピードを徐々に速めたが、田沼が射精する気配は一向にない。意識したくないのに、手のひらから伝わってくる男のオスとしての力強さを実感してしまう。
そのとき、麗子の背中に回された田沼の指先が、プチッと音を立ててブラのホックを外した。すると、麗子の張りのあるHカップ乳が、締め付けから解放されたように、ブルンッと揺れた。
すると、田沼が麗子の胸を服の中から引っ張り出し、白昼の車内で白い乳房があらわになった。
「いいぞ・・、これだけデカいと、じゅうぶん楽しめそうだぜ・・。水川さん、34歳なんだよな。乳首、すげぇピンク色じゃねぇか・・。おい、旦那にはあんまり吸われてないのか? セックスは? 週に何回だ?」
麗子は答えずに、黙々と肉棒をしごき続ける。田沼のほうも、それ以上は何も言わずに、今は念願だった麗子の豊乳の感触を、ナマで味わい続けた。
お互い無言のまま5分も経過すると、麗子の吐息が荒くなってきた。
田沼はこの極上の女と思いっきり舌を絡め合いたい衝動をなんとか堪えながら、ゆっくりと麗子の下半身に手を伸ばした。水色のスカートをめくりあげ、ムッチリとした白い太ももを撫で上げる。
「た、田沼さんっ! 下はさすがに・・。ね、ねえっ・・」
麗子が焦ったように、まくり上げられたスカートを元に戻す。
「だったら、口でしゃぶってくれないか? な、いいだろ?」
「く、口は無しって約束ですよね・・。わたし苦手なんです・・、男の人のものを口に含むのが・・」
「だったら、セックスやらせろ。今、すぐだ。こんなムッチリした女の身体見せられて、我慢できるかよ! ハメるぞ! いいのか?」
田沼はポケットから箱を取り出し、避妊具の1つを開封した。すぐさま勃起した肉棒にかぶせていく。
麗子はその箱をチラッと見た。「0.01 mm」と書かれてある。確か、自宅にある夫のコンドームは「0.05 mm」だったはずだ。
こんな薄いものは使用したことがなく、実際、田沼の巨根にかぶさったそれは、ほぼ透明に近いような薄さに見えた。
「水川さん。これならいいだろ? さあ、しゃぶってくれよ。分かってるよな? もし水川さんのフェラが手抜きなら、すぐオマンコのほうにぶち込んでやるからな。さあ、やれよ・・」
それから10分後。田沼の股間に顔を埋め、何度もむせ返りながら、懸命に顔を上下させる麗子の姿があった。
ジュパジュパと音を立て、なんとか田沼を射精させようとするが、麗子はその持続力に驚きを隠せなかった。
「た、田沼さん・・。まだ・・、なんですか・・?」
「な、なあ・・、水川さん・・。ゴム・・、外してもいいだろ? それならすぐ出そうなんだよ。な、すぐだからさ・・、頼むよ」
必死に口や舌を動かしていたせいで、麗子は「はぁはぁ」と荒い呼吸をしている。顔をゆっくりと上げると、口の端からは唾液がドロッと滴り落ちる。
すると、それを見た田沼が、すぐさまコンドームを外しにかかった。コンドームがパチンッと外れ、生の肉棒があらわになる。
先端からは、すでに大量の我慢汁が溢れ出しており、肉棒の幹のほうまでテカっている。麗子は男の汁でドロドロに汚れたものを、今から自分の口に咥えるのかと想像した瞬間、吐き気を催した。
「ご、ごめんなさい・・。やっぱりわたし・・、口は・・どうしてもできない・・」
「だったらさ・・。せめて、キスはOKしてくれよ。キスしながら、手でチンポしごいてくれるのならいいだろ? あ、キスっていっても、舌を絡めるやつだぜ・・」
麗子は「それも嫌です」というセリフが喉まで出かかっていた。しかし、田沼のことをこれ以上拒絶して、機嫌を悪くするのも、なんだか怖い感じがした。
「あぁ・・、田沼さん・・。できれば、あまり舌は入れないで・・んんっ!!」
車内の後部座席では、2人の男女が密着し、お互いの性器を愛撫している。キスをしながら麗子が肉棒をしごき、田沼がスカートをまくり上げ、麗子の下着に手を潜り込ませている。
経験豊富な男の慣れた指先によって、クリトリスを巧みにしごかれ、麗子はあっという間に昇天した。
普段であれば、いくらなんでも、これほど簡単に絶頂に達することはない。麗子は、男に愛撫されるのも数年ぶりだし、田沼のテクニックが上手いせいだと思った。
まさか夫の昭典が最近、ずっと麗子の飲み物に媚薬を入れていたせいだとは、夢にも思わなかった。