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偽装結婚
【義父/義母 官能小説】

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緊急役員会-1

信子は満足感と幸福感に包まれて、目覚めた。隣には愛した男が、寝息を立てている。
朝、目覚めると習慣で見るスマホで時間を確認した。
8時?信子が支度をして普段、出社する時間だった。
一瞬フリーズして"ヤバイ遅刻だ"慌てて体を起こした。その動きに三太が目を開けて、
「慌てなくていい、君は僕と一緒に出社するのだから」
「よろしいのですか?」
「君は上司の命令に従わないのかぁ」
「いいえ」
腕を引っ張られ抱き寄せられるとキスをされる、昨夜の事が思い出されて、反射的に舌先を差し入れ、
甘えた対応した。

「信子のキスは情熱的で良いよね」
「恥ずかしい言い方・・・」
「今何時なの?」
「今、8時10分です」スマホを確認して答える
「ならラウンジで朝食を食べてから出社するか」
「ハイ」
メッセージがあり、本日11時に緊急役員会と短く二葉さんから伝言が有った。

「11時から緊急の役員会があるそうです」
「あぁぁ麗子がプロジェクトと結婚の報告を役員にするんだろ」
「社長の会見が14時からでしたよね」
「そうだったかなぁ〜」
信子は、この人にとっては、プロジェクトの自分の仕事は終わっているという事か(笑)
当然だが、結婚話も予定の発表で、主役の一人なのに呑気なのか、器が大き過ぎるのか(笑)
関係ないと言う雰囲気だ。

「ヨシッ、信子セックスしてシャワーを浴びて朝食だ」
「あぁぁぁ本部長ぅぅぅ」
信子は困った様な声を上げて、情熱的に乱れて体を重ねた。


信子はドアの前で、三太に抱きつき情熱的なキスをすると、普段の仕事モードの顔に戻り、
「ココからは秘書山本です」自分に言い聞かすように言うと、ドアを開け三太を部屋から出した。

三太はメニューを見ながら、
「信子とのエッチの後は、体力を使うから肉だな(笑)」独り言の様に話しながら、
「君は何にする?」
「お任せします」
ウエイターを呼び、
モーニングセットをスクランブルでパンを2人分と、ステーキを1皿オーダーした。
信子はオーダーを観ていて、本当に肉を注文するんだと思った。

朝のホテルのブレンドが、こんなに香りが良くて濃いと感じたのは初めてだった。
三太との一夜で、信子の五感が研ぎ澄まされた様だった。

会社に到着すると、普段より慌ただしく感じた。
受付の女子に「何かあった?」と質問すると緊急の役員会が有るとの事で、役員が続々
お集まりなのです。
信子はあぁぁその事ねと内容を知っている為か、冷静に聞いていた。

「本部長、私は更衣室に寄ってからお部屋に伺いますのでお先に失礼します」
「判った山本くん」
信子は頭を下げて足早にエレベーターに乗り込んで行った。

三太が部屋に入ると、典子が来ていた。
「おはようございます三太さま」
「おはよう典子」
「満足そうな顔して厭らしい(笑)」
「妻としての嫉妬かぁ(笑)」
「違うわよ、数週間ぶりにセックスせずに寝たから調子が変なだけ」
「あぁぁそうだな典子に丸一日突っ込んでいない(笑)」
「またぁ〜厭らしい言い方」
「今からぶち込んでやるから、手を着いて尻を突き出せよ」
「今はダメ会議があるから(笑)」
「そうだったな(笑)、コーヒーくれよ」
「ハイ(笑)」
典子は三太が来たのでコーヒーを頼むと、連絡を入れた。

二葉がコーヒーを持って入って来た。
「おはようございます本部長」
「おはよう」
コーヒーをセットしながら、

「本日11時より緊急の役員会がございます」
「判った」
「あと・・・山本さんがまだ来ていない様なのですがぁ」
「あぁぁ彼女には別件で朝から動いてもらっているもぅ来るだろう」
「そうですか(笑)ありがとうございます」
二葉は安心した様に笑顔になると、頭を下げて出て行った。

「朝から動いている何てぇ(笑)、激しくでしょ」
嫉妬が出まくっている典子を強く抱き締め、激しくキスをすると、それに応える典子。
「一度会議前にぶち込んでやるか?」
「一度で済まないので止めておきます」
「そうか(笑)」
「それより、着替えて下さい、メスの匂いがプンプンします(笑)」
袖の匂いを嗅いで確認する三太、
「あなたに抱かれている女にしか判らないメスのフェロモンです」
「怖いなぁ〜(笑)」

「おはようございます。会長、本部長」
信子がスーツを着替えて入って来た。

「おはよう信子さん(笑)」
「昨日は本部長に可愛がって頂きました」
信子は典子に頭を下げた。
「完全に三太さまの女の顔になっているわね(笑)」
「そうでしょうか?」
「そうよ(笑)嫉妬する位・・・、激しかったと判るわ」
「ありがとうございます」
「女になったのだから求められたら応えて上げて、私もあなたを認めたのだから」
信子は自分では、そんな風に言えないと思った、これが妻としての自信なのかと思った。



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