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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 同窓会タイム 5-3

執拗なキスを繰り返した後、二人は服を着たまま69の体勢になり、
互いの股間に舌を這わせた。
「ああ。やっぱり史恵のここ、洪水だわ。ああ、匂いも昔のまま。愛液の味も。」
「香澄もおんなじよ。でも、ここのビラビラ、昔よりもうんと卑猥な感じ。」
「あん。引っ張らないで。」
「だって、こうやって広げると、綾乃との違いがはっきりするんだもの。」
「じゃあ、わたしも……。」
「ねえ、そのまま、クリトリス……。」
「舐めて欲しい?」
「ああ、舐めて。クリトリス。そう、あ、ああ、いいわ。」
「ねえ、史恵も……。」
「香澄も舐めて欲しいの?」
「言わなくてもわかってるくせに……。」
「もちろんよ。ドスケベ熟女の香澄さん。」
「ああ、淫乱女将に言われるなんて……。」
「よっぽど多くの男のペニスを咥え込んできたんでしょ?」
「ええ、それもこれも、高校時代の淫乱な女友達の影響よ。」
「あら、それって綾乃のことでしょ?わたしのスケベも、彼女の影響だもの。」
「ううん。違うわ。史恵は生まれつき、淫乱な女だったのよ。
 もちろん、綾乃もそうだわ。
 二人の淫乱女に囲まれて、わたしまでおかしくなったのよ。」
「あら、香澄。後悔してるの?」
「ううん。感謝してるのよ。」

特別室に、ピチャピチャ、グジュグジュという卑猥な音と、
香澄と史恵が互いを辱める声と、
二人の、少しの遠慮もない喘ぎ声が響き渡って10分ほどが過ぎたころ……。

香澄は史恵の、史恵は香澄の、それぞれ相手の股間から顔を上げ、
お互いの顔を見合った。
「どう?少しはストレス解消になった?」
「そういう香澄はどうなの?」
「そうね。久しぶりに史恵の味と匂いを味わって興奮したけれど、
 やっぱり匠君と綾乃のことが気になって……。」
「なんだ。あんなに声、あげてたのに。」
「そりゃあ、何回かは、いったわよ。
 トイレの中でも刺激されっぱなしだったし、挿入直前だったんだもの。
 それに、史恵の舐め方も昔と変わらず的確だったし。 
 でも、やっぱり匠君たちのことが気になって……。」
「じゃあ同じだわ。
 わたしも、久しぶりの香澄の舌や指は十分に味わえたけど、
 やっぱり集中できなかったもの。」
「史恵も相変わらずね。あれで集中できなかったなんて……。
 完全に集中したらどうなっちゃうのかしら。」

「その言い方は酷くない?」
「う〜ん。むしろ言い足りないくらいだわ。
「ねえ、二人の部屋、覗いてみる?」
「う〜ん。気にはなるけれど、今、どんな状態かわからないし……。
 邪魔になったら悪いもの。
 一区切りすれば……。
 っていうか、何らかのめどが立ったら、
 綾乃の方からこっちに来ると思うんだけどな。」
「そうかしら。二人っきりで楽しんで、
 同窓会タイム終了ってことにならないかしら。」
「それだったらそれでいいのよ。綾乃と匠君がうまくいくことが一番だもの。」

あれほどまでに制服は着たままでと言っていた史恵も、すでに全裸になって、
荒々しい呼吸をしながら、汗ばんだ互いの身体を隅々までバスタオルで拭きながら、
キスを繰り返していた。

「あら、香澄。ずいぶん寛大というか……。
 さっきの短い時間で、久しぶりの匠君満喫したわけ?」
「満喫だなんて……。少し思い出したくらいよ。
 匠君、すぐに加寿美先生のこと、思い出して……。
 っていうか、思い出したのはわたしの方なんだけど、
 匠君、わたしのことをすっかり加寿美先生だと思い込んで……。」
香澄は、高校時代の匠と加寿美先生との間にあった、
秘密であるはずの出来事を知っている史恵に疑問を感じ、
史恵の顔を覗き込みながら聞いた。

香澄の言葉に史恵は再び警戒心を全く持たずに、あっさりと言った。
「じゃあ、フェラはしてあげたってことなのね?」
「加寿美先生、としてのわたしが?匠君に?」

しかし史恵は、自分が秘密の暴露をしたことには気づいていないようで、
当然といった顔で話し続けた。
「えっ?だって、綾乃とうまくいかなかった時、
 加寿美先生のアドバイスでうまくいったって、言ってたもの。」

「えっ?それっていつの話?」
「いつ?いつって、決まってるでしょ。高校時代のこと。
 匠がわたしと初めてした時のことよ。
 綾乃と初体験を済ませて自信がついたからって。
 香澄とする前に、もっとうまくなりたいからって。」

「史恵。今、自分が何をしゃべってるかわかってる?」
「わかってるわよ。匠とわたしがセックス……。
 あっ……。違うの、そうじゃなくて……。」
史恵の顔に、明らかに動揺が走った。
今まで香澄にはずっと黙ってきたはずの高校時代の秘密、
匠にとって香澄は初めての相手ではなかったという事実を、
すっかり香澄に話してしまったことに気づき、
慌てて否定しようとしたが、もう遅かった。

「平気よ。史恵の口から聞いたのは初めてだったけれど、
 もうわかっていたことだもの。」
香澄があっさりというのを聞いて、史恵は安心するというよりもさらに不安になった。

「えっ?香澄、知っていたの?いつから?」
「つい最近。そ、匠君の話とか……。」
「匠がしゃべったの?」
「わたしにじゃないわ。加寿美先生に、いろいろとね。」
「…………ごめんね……。」
「大丈夫。全然平気。むしろ、刺激されちゃった。
 逆に、なんであの頃、教えてくれなかったのかなって思っちゃったわ。」


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