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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 同窓会タイム 4-8

個室のドアに寄り添うようにして綾乃が中に向かって話した。
「匠君。落ち着いて。わたし、ちゃんと聞いてるから。」
「あ、綾乃さん。あの……ボク、綾乃さんの……。
 あ、いや、香澄さんのことも……。」

「本村君。何を迷っているの?
 あなたにとって一番大切な人は、たった一人。
 それを忘れないで。」
個室の中で香澄が匠に向かって強い口調で話すのが、トイレ中に響いた。

「加寿美先生……。」
「ほら、ドアの向こうにいる綾乃さんに向かって、ちゃんと言うのよ。
 言ったでしょ。自分の思いはきちんと言葉にして伝えなきゃダメだって。」

匠はドアに張り付いたようだった。
「あ、綾乃……さん。ボクに……ボクと……あの……。」
「匠。しっかりしなさいよ。
 香澄も、あなたのことが大好きなのよ。
 わたしだって、本当は狙ってたんだから。
 でも、綾乃には勝てないわ。匠。綾乃のこと、頼んだわよ。」
「ふ、史恵さん……。」

「本村君。頑張って。きちんと自分の思いを告げるのよ。それが男だわ。」
「加寿美先生……。」
「匠。もたもたしてると、このドア蹴り破って、中に押し入るわよ。」
「史恵。事を荒立てないで。」
「だって匠が煮え切らないから……。」

「あ、綾乃、さん。あ、綾乃。
 い、い、一生、ボクの……セックスパートナーで、い続けて……くれ。」

「聞こえた?綾乃。匠君の本当の気持ち。」
「…………。」
「綾乃。応えてあげて。匠君の、今の気持ち。
 そしてこれからもずっと変わらない気持ちに……。」

「いいの?かすみ……先生。本当に、本当に、匠君を……わたしに……。」
「ええ。本村君もその気だわ。
 今、本村君の頭にあるのは、綾乃さんの身体のことだけよ。
 ね?そうでしょ?本村君。
 綾乃さんの身体、どうしたい?」
「あ、あの……。思いっきり抱きしめてキスしたり……。」
「それだけ?抱き締めるだけでいいの?」
「オッパイを揉んだり……。」
「そうよね。それから?」
「いろいろなところを……綾乃さんの身体中を舐め回して……。」
「そうよ。本村君に舐め回された綾乃さんのオマ〇コはずぶ濡れよ。
 さあ、どうしたいの?」
「あ。あの、これを……。」
「これじゃわからないわ。本村君。綾乃さんは扉の向こう側にいるのよ。」
「あ、こ、この、ボクのペニスを……ギンギンに硬くなったペニスを……。」
「そうよ、このペニスをどうしたいの?」
「綾乃さんの……綾乃さんの……。オマ〇コに……突き刺して……。
 綾乃さんに天国を味合わせてあげる……。」

「どう?聞こえた?今の音。
 本村君のペニスがドアに突き当たっている音よ。
 綾乃さん。本村君の思いに応えてあげて。」

「…………いいわ。わかったわ。
 匠、君。教えてあげる。
 わたしが、匠君に、セックスのすべてを、セックスの素晴らしさを。
 そして……匠君の、男としての素晴らしさを……。」

個室のドアが中から開かれた。
香澄に背中を押されるようにして、匠が現れた。

「やだ。匠ったら、股間、完全にフル勃起じゃない。仕方ないわねえ。
 綾乃。特別室……ううん。この学校にも和室はあったわね。ほら、茶道部の。
 あそこを使いなさい。
 わたしたち……加寿美先生とわたしは、しばらくしたら行くから……。」
「ありがとう。史恵。ありがとう。香澄。」
「わたしじゃないわ。加寿美先生よ。」
「そうね。そうだったわ。加寿美先生。ありがとう。」

匠は綾乃に促され、和室へ向かって歩き始めた。


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