他の男-9
「ああ…、ああ…んんんっ、んっ、んっ…」
柔らかな舌触りに体が刻みに震える。
（ああ…気持ちいい…。とろけちゃいそう…。）
そう思いながら視線を向けると、クンニしながら見つめている広徳の視線と合った。普通なら耐えられず視線を外すが、なぜか見つめてしまた。
美味しいよ？気持ちいい？びちょびちょだよ？スケベだね、感じ易いんだね…、広徳にそう言われているような気がする。気持ちいいよ？びちょびちょでしょ？感じ易いの、スケベかも…、マギーは目でそう答えた。
クンニしながら広徳の手が胸に伸びて来た。ゆっくりと揉み回した後、乳首を摘み刺激する。
「あっ…、ぅうんっ…、ハァハァ、ハァハァ…、（上手すぎる…。おかしくなりそう…）」
初めて相手した女を良くここまで感じさせる事ができるなぁと感心する。大好きだと言う乳首を弄る広徳だが、弄られすぎて少し痛くなって来た。しかし我慢するマギー。気の行くままに弄らせてあげたかった。
広徳は手を戻し、両手で左右に性器を大きく開く。そして性器に顔を押し付け、さらに膣に丸めて固くした舌を差し込んだ。
「ひゃあっ…！」
今まで感じた事のない感触だ。しかも軟体動物のようにウネウネと動く。落ち着かない、変な感覚になる。
「ああん…、こんなの初めて…」
「フフ。」
膣の入り口付近の内側を舐め回す。
（ああん…、したい…。したくなっちゃった…。）
その場所を刺激され、マギーはその気にさせられてしまう。もうどうしようもなく体が疼く。欲しい、熱くて堅い、そして立派なペニスで全てを忘れたい…、そう思うと、マギーは自ら股を開き、指を咥えて広徳を見つめた。
それを見た広徳は、マギーの意思を感じとったようだ。ゆっくりと顔を性器から離し、状態を起こしてマギーの股座に体を入れ込む。腹につきそうなぐらいに天に向き反り勃つペニスを見てマギーはゴクッと生唾を飲んだ。
広徳のが体をグッと寄せる。そして右手で握ったペニスを性器に寄せる。
「ハァハァ、ハァハァ…」
マギーは潤んだ色っぽい瞳で広徳を見つめた。ホントにいいの？、いい？などと聞いて来ない広徳に広徳も自分とセックスがしたいんだと感じた。
来て…、マギーは目で伝える。すると広徳の亀頭が膣につけられた。
（早く…。焦らさないで…お願い…）
マギーの気持ちが伝わったかのように広徳はニコッと笑った。