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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 同窓会タイム 3-5

「ボクは……ずっと思ってました。先生は清純で、貞淑で……。」
「残念ながら虚像よ。
 ねえ、それより本村君。先生とセックスしたいんでしょ?
 だったらいつまでもキスだけで満足してちゃダメ。
 ほら、両手が空いてるでしょ?
 こうやって立ったまま抱き合っている時なら、
 男の人の膝も、女性を刺激する武器になるわ。全身を使って女を喜ばせるの。」

「全身を使って、ですか?」
「そうよ。まずはこうやって女の子を抱きしめながら、いろいろなところを触るのよ。」
「いろいろなところ?でも……さっき、セックスはダメだって……。」
「女がダメっていうのはね。男の人に、強引にされたいから。
 自分は一度は断ったっていう言い訳でもあるわ。
 だから、そう言っている女をその気にさせるのが男の役目なの。
 もしも香澄さんに断られたらそのままあきらめるつもり?」
「あ、いや、そう簡単にはあきらめられないです。」
「だったら女をその気にする方法も練習しておかなくちゃ。
 ねえ、本村君が今一番触ってみたいのはどこ?」
「あ、あの、そ、その……。」

「オマ〇コ、でしょ?」
「そ、そんな、オマ〇コなんて……。」
「じゃあ、別の言い方にする?
 ヴァギナとか、性器だとか……オメ〇なんていう言い方もあるけど、
 オマ〇コはオマ〇コでしょ?」
「じゃ、じゃあ、オマ〇コ……。」
「そうよね。でも、いきなりはダメ。
 そこは男が我慢しなくちゃ。
 遠くから少しずつ、近づいていくの。」

「遠くから?」
「今、キスしているでしょ?本村君の手は先生の背中に回っているわ。
 その背中から、まずは少しずつ上を責めるの。」
「上?下にはいかないんですか?」
「ええ。下はまだよ。
 下を触られるよりは上の方が女は安心するの。女を安心させて油断させるのよ。」
「安心させて油断させる……。
 なんか、悪いことをしているっていうか、だましているような気になりますね。」
「男と女は上手にだまし合うことが大事なの。ねえ、ほかにはどこを触りたい?」

「オッパイ、とか……お尻とか……。」
「そうよね。で、それも、その触りたい場所から遠いところから始めるの。
 本村君が触られたらドキッとしちゃうような場所よ。
 下じゃなくて上の方。上半身でよ。」
「じゃあ……。首筋、とか……。」
そう言いながら匠は香澄の首筋に軽く触れた。

「あん。そ、そうよ。本村君、今の触り方、上手だわ。
 そう、右手と左手は同じ動きじゃなくていいわ。
 場所も、違っていて構わない。」
「じゃ、じゃあ、右手と左手のゴールは、同じじゃなくてもいい?」
「そうよ。同じコースでなくてもいいし、同じ触り方じゃなくてもいい。
 相手を驚かさないように、でも、相手の予想を時々裏切るの。」

匠は香澄の言葉の意味を自分なりに考えて、
触る場所や動きを自分なりに工夫し始めた。
「本村君。やっぱりあなたって才能があるわ。
 それにペニスだってこんなに素晴らしいものを持っているんだもの。
 本村君のこのペニスを一度味わった女の子は、
 きっとこのペニスの虜になっちゃうわ。」
「ボ、ボクにはとても……そんな……。」
「ううん。間違いないわ。
 でもね。そのためには相手の女の人に、どんな人を選ぶかも重要よ。
 男女はね、お互いに高め合っていくことが大切なの。
 そのためには相性がとても大切だわ。」
「相性、ですか?」
「ええ。本村君の、セックスの相性が一番いいのは……綾乃、さんよ。」
「綾乃さん?香澄さんじゃなくって?」
「そうね。香澄さんとも、相性はいいと思うけれど……。
 本村君の、一生のパートナーになるのは綾乃さんだわ。」
「綾乃さん……が……。」

「綾乃さんも、セックスが大好きなの。
 香澄さんよりもはるかに経験があるわ。
 今の時点ではテクニックも、史恵さんも遠く及ばないくらいにね。
 だから、本村君がセックスを学ぶには、綾乃さんとセックスするのが一番よ。
 綾乃さんも本村君とのセックスがたまらなく好きになるし、本村君も同じ。
 何があっても、綾乃さんを放さなくなるわ。」
「綾乃さんが……。ボクの一番の相手……。」

「本村君はこれから先、いろんな女性と付き合うと思うの。
 綾乃さんはもちろん、史恵さんや香澄さん。それ以外の女の子とも、ね。
 でも、綾乃さんのことは一生大事にしてあげるのよ。」
「えっ?一生?結婚するってことですか?でも、ボクは香澄さんと……。」
「香澄さんは、きっと、高校卒業と同時に本村君の目の前からいなくなるわ。
 でも、綾乃さんは違う。
 綾乃さん、ああ見えて、自分の本当の気持ちはなかなか言えないところがあるわ。
 本村君に対する強い思いも、うまく表現できないかもしれない。
 でも、本村君のことを……一番思っているのは綾乃さんよ。」
「綾乃さんが……そんなにボクのことを……。」
「これから先、大人になってからも……。
 ううん。年を取ってからも、綾乃さんは本村君に癒され、
 本村君も綾乃さんに癒される。
 それは人生のベストパートナーであり、セックスのベストパートナーよ。」
「セックスのベストパートナー……。」
「男と女、いろいろと相手を変えていくものだけれど、
 ベストパートナーはお互いに一人だけなの。
 本村君にとっては綾乃さんが、綾乃さんにとっては本村君が、
 ベストパートナーなのよ。」
「ボクにとってのベストパートナー……。」
「ええ。本村君は、綾乃さんを抱くたびにそのことを自覚するはずよ。
 そして綾乃さんを見るたびに、男としての誇りや力を取り戻す。
 綾乃さんは本村君の性欲の原点であり、セックスの象徴なの。」


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