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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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ただのPBじゃない-5

マギーには元治がただの悪人には思えなかった。もしかしたら本気で付き合えば気が合う仲間になりそうな気さえする。しかし現実には不法に銃を持ち人質をとっている罪人だ。まずは裁きを受けさせてからの話である。銃は突きつけられているが、本当に撃つ気があるのかないのかは不明だ。しかし山口元治と言う人間を良く知らずに軽はずみな行動に出るのは危険だ。マギーは注意深く隙を探るが、やはり隙は無かった。

「あなた逃げるのに車を用意しなくていいの?要求もしないで大丈夫?」
「フフッ、大きなお世話だ。何とかなるさ。」
「…」
その気になれば駆けつけた警察車両のどれかを奪い逃走は出来るが、追跡装置がついている事はぐらい知っているだろう。どこに逃げても足がつく。元治がどう言うつもりなのか全く分からなかった。
(長いわね、華英は…。もしかして大きい方??)
恐れて逃げる事はないだろう。なかなか戻らない華英にマギーは目で華英を探し待つ。

「おねーちゃんのションベン終わるの待ってらんないんだよな。じゃあそろそろ逃げるとするか。」
元治はマギーの体もろともゆっくりと後ろに下がる。それを見てジリジリと少しずつ距離を縮める警察官達。そして元治は元にいた応接室の入り口まで下がる。
「中でこのいい女といい事しちゃおうかな♪フフッ」
そう笑って応接室の中に入りドアを締め鍵をかける。警察官達は慌てて応接室のドアまで駆け寄る。ドアノブを回すが施錠されており開かない。重厚で立派なドアだ。そう簡単には壊れそうがないが、下手に動くと中のマギーの命が危ない。その前にマギーの女身の危険が心配だ。警察官達が耳を澄まして中の音を聞いたのは、別にマギーのアンアン声が聞こえて来るかも知れないと言うスケベ心があった訳ではない、と願いたい。

そんな警察官達をよそに、相変わらず元治は隙を見せないし、力も強い。マギーにとってはこう着状態が続いた。
「もう少しで解放してやる。それまで我慢しろ。」
「逃げたら私は用無しって訳ね。」
「ああ、ラフランスだ。」
真顔で言った元治。
「ラフランス??どう言う意味??」
「…何でもない。忘れろ。」
「ヤダ。気になるし。何よー??ラフランス…洋梨…。あ!洋梨と用無しをかけたのね!ウケるー。」
「オマエ、ピクリとも笑ってねーな。」
「いやいや、オシャレよ?なかなか。」
「そりゃ、どうも…。てかどうでもいいわ。俺はさっさとバックれるんだ。」
元治はマギーを抑えつけたまま奥の壁に向かう。


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