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Twin Guns 無敵の女刑事
【制服 官能小説】

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ただのPBじゃない-3

「高島謙也ね…?あなたは高島謙也にどんな恨みがあるの…?」
先程の覆面男達との会話で、元治が高島謙也と何かしら因縁がある事は分かっていた。
「だから言わないよ。まだ、な。」
「高島謙也に復讐したら話すって?私達警察も高島謙也はマークしてる。情報をくれれば高島謙也の身柄を拘束して罪に問う事が出来る。復讐とか苦しみしか生まれないわ?法的手段で復讐する気はないの?」
「ない。俺の復讐はただ一つ。ぶっ殺す…だ。」
相当な恨みを抱えている事が窺えた。捜査線上、元治はほぼノーマークだった。小渕愛子と佐川明子と肉体関係を持つ男として今回名前が上がったぐらいだ。しかしこの現場でマギーは元治がただのプレイボーイでない…いや、もっと大きな何かを抱えているのではないかと思えて来た。

マギーはある思いを元治に向け口にした。
「あなたが…REVOLUTOR…、ね?」
現場にいた華英は勿論、応援に駆けつけた警察官、刑事らが耳を疑った。そんな中、元治は堂々と答えた。
「ああ、そうだ。俺がREVOLUTORだ。」
真偽は分からない。しかしマギーにはそれが本当の事だと思えた。
「あっさり認めるのね。」
「もはや隠す必要はないからな。俺は高島謙也みたいなクズ野郎が総理大臣を狙ってるなど、ふざけた事は許さない。同じく佐川明子のようなヤル事と私利私欲を満たすが為に市長になり、挙句総理大臣を狙っているなどと言ったふざけたヤツも許せない。だから佐川明子は見せしめで罰を与えてやった。それは俺から高島謙也へのメッセージだ。次はオマエだってな。」
「小渕愛子もあなたがやったの?」
先程覆面男らに愛子は俺が守ると言い放っていた。それから考えると元治が小渕愛子を全裸処刑する事には矛盾を感じる。
「さぁな。そんなん自分らで調べろ。俺はオマエらの先生じゃないからな!もうお喋りは終わりだ。全員外に出ろ!」
元治は強くマギーの顳顬に銃を押し付ける。
(どうしよう…)
華英は悩む。このまま表へ出たら元治を逃す事になるし、マギーの身柄も分からない。見た所、元治は銃の扱いが上手いし、先程何の躊躇いもなく覆面男に向かって発砲した姿を目の当たりにしている。華英にとって元治を確保する事よりもマギーの安全の方が重要であった。

「む、無駄な事はやめなさいよ!」
華英が思わずそう言った。
「無駄?」
その瞬間、元治の顔つきが豹変した。そして一瞬の出来事であった。マギーの顳顬から離れた銃口は華英の方に向き銃声がなった。
「えっ…?」
気付いた時にはもう銃口はマギーの顳顬に当てられていた。そして頬に違和感を感じた華英が指で頬に触れ、その指先を見ると赤く染まっていたのであった。


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