家族旅行での出来事 同窓会タイム 1-1
雅和は一気に腰の動きを速めた。
香澄の目の色に、ただならぬ気配を感じたからだった。
(香澄は常軌を逸している……。
いや、そこまでいかないにしても、このままさせておけば、
本当に綾乃さんのオマ〇コを壊してしまうかもしれない……。)
その原因が何なのか、雅和には全く予想もつかなかった。
ただ、夫婦生活の中で感じ取ってきた何かが、香澄の暴走を告げていた。
「香澄。少しオマ〇コへの刺激を緩めてくれるかな。
ボクが綾乃さんのアナルを思いきり責めるから。」
雅和は香澄が少しでも冷静さを取り戻せばと考え、
香澄に声をかけながら、主導権を自分の方へ取り戻そうと考えた。
しかし香澄は雅和の問いかけにまったく応じようとはせず、
ジュボジュボと音を立てて拳を出し入れし、
オマ〇コの中でのじゃんけんを繰り返していた。
「綾乃。凄いわよ。拳をパーにした瞬間、
ジュボジュボって、音を立てて、温泉水がオマ〇コに吸い込まれていくわ。
ほら、凄い、凄い。」
綾乃の身体が小刻みに震え始めた。
絶頂に達しようとしているというよりは、限界を越えようとしているように、
雅和には感じた。
と言って、もはや香澄に言葉は通じそうもなかった。
だとすれば、綾乃のオマ〇コが壊れる前に、一気にアナルで絶頂へと導き、
オマ〇コの強烈な収縮で香澄の手首の動きを止めるしかなかった。
雅和は綾乃の腰をがっちりと掴み、自分の身体にぶつけるように引き寄せながら、
限界に近いスピードで連続して腰を突き出していく。
その効果か、綾乃の快感の中心がオマ〇コからアナルへと移って来たようで、
綾乃の反応が雅和の腰の動きと同調し始めた。
雅和は後ろから手を伸ばし、綾乃の乳房を握り潰すほど強く握りながら、
速いリズムで腰を突き出し続けていく。
「あ、あ、あ、い、いい。アナル、アナル、ああ、いい、いいわ。
ねえ、ねえ、アナルが、アナルが、熱いの。ねえ、ヒリヒリするくらい、熱い。」
綾乃の腰の動きが、後方への突き出しへと変わっていった。
雅和はその動きに自分の腰をぶつけるようにして、
綾乃をさらなる快感の絶頂へと導いていく。
手首への締め付けが軽くなったことで、香澄はふと我に返った。
「あなた。綾乃、いきそうなのね?」
「ああ。香澄。大丈夫か?」
「ええ。ごめんなさい。気がついたら夢中になってしまっていて……。」
「じゃあ、ここはボクに任せて。
君は手首を抜いたほうがいい。
この調子だと、綾乃さん、絶頂を迎えた時の締め付けが普通じゃなさそうだ。」
「そんなに?綾乃、そんなに感じているの?」
「ああ。アナルの締め付け方がさっきまでとは全く違う。
この調子でオマ〇コも収縮したら、君の手首が折れるかもしれない。」
「あなたのペニスは大丈夫なの?」
「逃げなければ、おそらくはね。」
綾乃の全身が硬直した。
風呂に浸かっていたこともあってか、
後ろからは雅和のペニスにより激しいピストン運動で、
前からは常軌を逸した香澄の拳によるフィストファックで、
綾乃は、綾乃自身も今まで感じたことのないほどの快感を得て、
軽い失神状態になった。
ぐったりしている綾乃を心配しながらも、
香澄の手は綾乃のアナルから引き抜かれたばかりの夫のペニスへと伸びていた。
「あなた。どうだった?綾乃のアナル。
オマ〇コよりも先にアナルを味わうことになるなんて、
あなたも刺激的な経験をする人だわ。」
「いや、ボクだってアナルの経験はそう多くはないからね。
でも、アナルにはオマ〇コ以上に、個性的なのかもしれないな。
ほら、オマ〇コはその時だけだろ?
でも、アナルは1日に1回は使うわけだからね。」
「あら。でも、女性は意外と便秘気味の人が多いから、
1日に1回までいかないんじゃない?」
「いや、それでも、何とか出そうと意識したり、力を入れたりするだろ?
きっと、そのたびに鍛えていることになるんだよ。
だから、締りはオマ〇コとは比べ物にならないんじゃないかなあ。」
「日常的に意識することがその部分を鍛えるっているのなら、
男の人のペニスが鍛えられるのは当然よね。
1日に5回や6回は握ることになるんですもの。」
「おいおい。用を足すたびに握るわけじゃないぞ。
軽く手を添えるだけで……。」
「あ、綾乃。大丈夫?」
「ふ〜。久々にすごい前後攻撃だったわ。
さすが夫婦だけあって、最高のコンビネーションだったわよ。」
「ホント?そんなことで褒められたのって、初めてかもしれないわ。」
「ああ、これ以上お湯に浸かっていたら逆上せちゃう。
そろそろ下に下りない?」
「下って?」
「もちろん特別室よ。昨日の夜、あなたたちも使ったんじゃないの?」
「ああ。そういうことね。」
「もうそろそろ、落ち着いたとは思うんだ。」
「落ち着いた?誰が?」
「うちの人よ。」
「ご主人?具合でも悪かったの?」
「具合が悪かったのか、具合がよかったのか、とにかくここに着くなり……。」
「車酔い?」
「我慢できなかったんじゃない?」
「……?おトイレ?」
「違うわよ。史恵よ、史恵。」
「えっ?史恵?」
「そう。史恵。
久しぶりに会えて、我慢できなかったみたい。
会うなりいきなり抱きついて、そのまま特別室に行くんだって言って。」
「…………じゃあ、落ち着いたって言うのは……。」
「ええ。もうそろそろ、1回戦くらいは終わって、
あの人も落ち着いているんじゃなかと思ってね。」
「あの人?」
「あ、別に香澄のことを忘れてたとか、
ないがしろにしてるとかじゃないのよ。
むしろ、大事に思っているからこそ、
史恵相手に少し落ち着こうと思ったみたい。」