見知らぬ男に暴かれて-4
「こんなエロいケツしてて、されないわけないだろ」
男は直接その臀を触りたくなり、スカートをたくしあげようとした。
「や…見ないで!」
スカートの中を見られたら、さらに彼の加虐心を煽ることがわかったからすぐさま抵抗する。
真由美は必死でスカートを抑えようとするが、そんな抵抗は無駄だった。
「マジかよ…」
真由美のスカートを無理やりたくしあげて……
男の目に映ったのは、ブラジャーとお揃いの深紅のショーツと、ガーターベルトだった。
男からすれば、深紅のショーツをつけているであろうことは、容易に想像ができた。だがーーー
「会社にいつもこんなの付けてきてるの…?」
男は鼻息を荒くさせながら、その下着をまじまじと見つめる。
「ちがう、違うの」
真由美は首をふるふると横に振る。
「こんな下着つけて、会社でオナニーしてるとか淫乱すぎんだろ。やべえな」
「あ、ぅんっ…」
「舌出せよ、吸ってやる」
真由美は男の乱暴な物言いに、思わず舌を出した。男はそれに気をよくしたのか、その舌を唾液まみれの唇で一生懸命吸う。
そして、空気に晒された臀を、クレバスを広げるようにして揉みしだいた。そんな触り方をするから、真由美の秘部からはぐちゃぐちゃと粘着質な音が聞こえてきてしまう。
「これ以上……ら、乱暴するのはやめてください…お願い…」
涙に目を溜めながら、真由美は懇願する。だが、男はやめはしないだろう。男にとって真由美と相見える、今日が最後の日なのだ。
「ーーじゃあ、痛いこととかしないから、教えてよ」
右手で真由美の臀を鷲掴みにしながら、腰を抱き寄せ、耳元でそう呟いた。
「な、なにを…」
声を震わせながら、真由美は男に聞いた。
「何考えながら、オナニーしてたの…?」
「…!! そ、それは…」
「会社で思わずオナニーしちゃうなんて、何かズリネタがあるでしょう?」
真由美の耳元で、ククッ…と下卑た笑い声が聞こえる。
乱暴に臀を鷲掴みにしていたその手は、空気に晒された太ももへずらされる。指先で、す……と太ももをなぞると、真由美の体はビクン!と大きく震えた。
「俺が手伝ってあげるから。それとも、お姉さんがオナニーしてたの、会社にバラしてもいいのかな。お姉さん綺麗だから、男の人達にすぐヤられまくっちゃうんじゃない」
その事態には、秀次にレイプされた事実を管理職に知られたのとはわけが違う怖さがあった。
「言うから…お願い…。それだけはやめてください…」
秀次から一方的な欲望を向けられたのとは異なり、会社で自らを慰めていたと知られれば…好奇の目で見られるのは間違いなかった。