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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 夫婦交換 2-1

「史恵さん。
 それはわかるんだけど……。もう少し、力を……。」
「あ、ごめんなさい。ついつい力が入っちゃったわ。
 香澄の亭主の〇玉袋って思ったら、力が入っちゃうなんて、
 わたしも結構イメージ人間なのかもしれないわ。」

着物を脱いだ史恵は、そう言いながらも力を緩めようとはしなかった。
さっきまでの上品さも落ち着いた雰囲気も着物と一緒に脱ぎ捨てたかのようで、
もともとの淫らな女の一面を少しずつ見せ始めていた。

「ねえ。ここ、舐めてもいい?」
雅和の袋の中の玉を転がすようにしていた史恵は、
そのまま雅和の股の下に潜り込むなり言った。
「えっ?いきなり、そこをですか?」
「いいじゃない。恥ずかしい?
 それとも、いきなりじゃなかったら別に構わないってこと?」
「いや、別にそう言うわけじゃ……。」

「だったらいいじゃない。わたしが舐めたいんだから。
 それとも女房の目の前で玉袋を舐められるのはまずいのかしら。」
「いや。別に……。」
「じゃあ、舐めさせてもらうわ。
 金玉舐めながらでも、話はできるもの。」
史恵はそう言うと、顔を上に向け、
顔全体を雅和の股間に押し付けるようにしながら、
玉袋からアナルにかけてを舌先で舐め始めた。

「あ。あ、そ、そんなところまで……。」
「どう?ここって、結構感じるお客さんが多いわ。
 ここを舐めただけでいっちゃう人もいるくらい。
 でも、誰でも舐めて差し上げれるっていうわけじゃないわ。
 いくら仕事……おもてなしとはいっても、
 気持ちをこめられないことだってあるでしょ。」
「そ、それって、相手によってっていうことですか?」
「でも大丈夫。あなたのは好きよ。
 形も味も、それにここの匂いも。
 ねえ。もっとお尻を上げて。 
 自分の膝を抱えるように……。」
「いや、こんな格好はさすがに……。」
雅和は香澄の方に視線を送りながら、恥ずかしそうに言った。
香澄は哲郎とキスを交わしながら、こちらを見るともなしに見ている。
キスそのものはまだソフトな感じだったが、
既に哲郎の手は香澄の乳房へ伸び、香澄の手は哲郎の股間に置かれていた。

「恥ずかしい?香澄がじっと見てるわよ。」
「いや、見られてるとかじゃなくって、そもそもこんな格好……。」
「えっ?もしかして、アナル、舐められたこと、ないの?」
「まあ、覚えて切る限りでは……。」
「じゃあ、もしかして初体験っていうこと?」
「まあ……そういうことになるかな。」
「ねえ。香澄。聞こえたでしょ?
 あなたのご主人、アナルを舐められるのは初めてらしいわ。
 わたしがいただいちゃうわね。アナル舐められ童貞君。」

史恵は雅和の尻を抱えるようにして、
両足を抱え込んで丸出しになった雅和のアナルから袋、
袋から肉棒へと舌で舐め上げ始めた。
「ねえ。ここまで見せたんだから、もう恥ずかしくないでしょ? 
 もっと脚を広げてよ。
 男は、すぐに言うじゃない。
 恥ずかしがらずに、もっと脚を広げてごらん、とか。
 男が恥ずかしがるっていうことは、女だって恥ずかしいっていうことでしょ?」
「まあ、確かにそうだけれど……。]

「おんなじよ。
 男が、女に、恥ずかしい格好をさせたいように、
 女も、男に恥ずかしい格好をさせたいだけ。
 この際、少しは女の子の気分を味わってみたら?」

香澄はそう言いながら舌先を雅和のアナルに入れてきた。

(おそらく、性風俗の女性はこういうプレイをするのだろう。
 それにしても大胆というか、挑発的だな。)
史恵の愛撫を受けながらそう考えた雅和は、
史恵のするがままに身を任せる気になり始めていた。

「あら?観念したの?じゃあ……。」
雅和のアナルに史恵の指がゆっくりと入ってくる。
ヒリヒリと焼けるような感触が直腸の中に広がっていく。
その状態で、史恵は先端から我慢汁を溢れさせている雅和のペニスを咥え始めた。

この史恵の積極的な動きは史恵の性格、いや、性癖そのものなのだろうか。
それとも、香澄という存在を意識したうえでの行動なのだろうか。

しかし、挑発という意味ならば雅和にも理解できる。
夫婦交換の場合、それぞれの立場を意識することがより興奮材料になるものだ。
誰の何を、誰がどうしているのか、の、誰が、というものが大きなポイントだった。
香澄もそれを十二分に意識しながら哲郎の愛撫を受けているはずだ。
夫がアナルを舐められているのを横目で見ながら、香澄は何を思っているだろう。

「あうっ。たまらないね。その指使いといい舐め方といい。
 こういう愛撫の仕方があるなんて、正直、思わなかったよ。」
雅和の声にも、明らかに香澄を意識した誇張が込められていた。

「気にいったかしら。
 素人で、こんなことする人、あまりいないでしょうけどね。
 というか、プライベートではわたしもなかなかしないわ。
 わたしでも、アナルを舐めたり指を入れるっていうのには、
 やっぱり抵抗があるもの。」
「おもてなしだからこそ、かい?」
「う〜ん。どうかしら。
 おもてなしと割り切るからこそできるのかもしれないけれど、
 反対に、自分がしてあげたいとか、したいって思ったら、
 どんなことでもできるんじゃないかしら。」
そう言いながら史恵は、アナルに差し込んだ指をゆっくりと出し入れし始めた。


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