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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 夫婦交換 2-9

哲郎がゆっくりと腰を使いだした。
香澄のオマ〇コの壁を確かめるように角度を変えながら哲郎が突いていく。
香澄はその動きをじっくりと味わおうと、頭を下げ、目をつむった。

香澄は目をつむったまま、哲郎の激しい突きを全身で受け止めた。
そうすることで、史恵を出し抜いて、一気に絶頂に達しようとしたのだ。

絶頂への階段を一気に登っていく香澄の尻を哲郎が叩いた。
香澄が顔を上げると、香澄の真横に史恵の横顔が見えた。
史恵は仰向けの雅和に跨り、腰を振っていた。
史恵が動くたびに大きな乳房がタプンタプンと大きく揺れる。
(真央ちゃんのオッパイも、身体の割に大きかったけれど、
 史恵のにはかなわないわ。
 あれも彼女の大きな魅力の一つだわ。)

哲郎の一突き一突きをオマ〇コの奥で受け止めながら、
香澄は再び始まった史恵の話に耳を傾けた。

「ねえ。あなたはどっちの香澄が理想なの?
 衝撃的なギャップを感じるほどなんだから、
 高校時代の香澄の方が理想に近いのかしら。
「いや、ボクの理想は、今の香澄の方だよ。
 夢見る乙女と付き合いたい時代はもうとっくに終わったからね。
 今は、自分に素直に、現実の世界を生きている香澄の方が魅力的さ。」
「自分に素直?香澄の性格のこと?」
「性格というよりも、性癖かな。
 香澄は自分の性癖に、素直に、正直に生きているからね。
 それは結婚前もそうだったし、今は、さらに正直に生きるようになったのさ。」

史恵は一度、腰の動きを止め、雅和の顔を覗き込みながら言った。
「ねえ。怒らないで聞いてね。
 香澄って、欲望のままに生きてる女なの?」
「怒りはしないさ。
 そうだね。まさに欲望のままに、
 本能のままに生きることができるようになった淫乱妻さ。」
「できるようになった?淫乱妻?
 そこまで言い切っちゃうの?香澄も聞いているわよ。」
「ああ。もちろん、聞こえても構わないし、香澄自身も自覚していることさ。」
史恵は香澄の顔を覗き込むように身体を香澄の方へ倒しながら言った。
「ねえ。香澄。そうなの?あなた、本当に、今、ご主人が言ったように……。」

香澄は、史恵がなぜ自分のことを詳しく聞きたがるのか、ずっと不思議に思っっていた。
雅和にしゃべらすことで、雅和自身の感情を煽っているのか、
それともそれを聞いている香澄の感情を煽っているのか。
いずれにしても、香澄はその一つ一つに丁寧に答えている夫が滑稽にさえ思えてきた。

香澄は史恵を無視するように顔を反らすと、雅和に雅和に問いかけた。
「ねえ、あなた。史恵とおしゃべりをしに来たわけ?
 それだったら裸で抱き合う必要もないでしょ?
 史恵も史恵よ。
 わたしの今がどうだって、史恵には関係ないことでしょ?
 わたしは今、あなたの目の前で、あなたの旦那さんに抱かれている。
 あんたの亭主を寝取っている、そんな女よ。
 それだけで十分じゃない?」
史恵は何も答えなかった。

「高校時代は夢見る乙女だったかもしれない。
 でも、今のわたしはこんな女なのよ。
 高校時代、奥手だったわたしは、確かに史恵の力を借りて初体験したわ。
 そのあと、わたしはセックスにはまって、セックスに明け暮れたわ。
 匠君とのセックスはもちろん、
 週末になれば男の人たちの部屋に通い詰めて、
 あなたや綾乃たちと乱交パーティーを繰り返した。
 夢見る乙女が夢見たのは、男たちとの乱交よ。
 そう、そんなセックスに溺れたきっかけが、あの初体験だったの。
 そうよ。わたしのセックスの原点は史恵、あなたよ。」
「香澄……。」

「でも、あなたのことを少しも恨んだりしていないわ。
 わたしはあの頃のことだって少しも後悔していないし……。」
 故郷を捨ててから、たくさんの男たちに抱かれたり、レイプされたり……。
 誰でもよかったなんて、嘘よ。
 嫌な相手だっていたわ。
 でも、わたしはそれ以上に、多くの男たちとセックスがしたかった。
 違うペニスを味わいたかった。
 だから、嫌いな男にも抱かれたわ。
 言葉では言えないような恥ずかしいプレイも、自分から進んでやって来たわ。
 そのすべてがわたし自身よ。
 雅和さんと出会ってからも、それは変わらなかった。
 夫の目を盗んで、行きずりの男たちと寝たこともあったわ。
 男たちを誘うためにいやらしい下着を身に着けて、夜の公園で露出もしたわ。
 夫の目の前で、見知らぬ男たちにレイプされたことも……。
 ね?わたしらしいでしょ?」

何の恥じらいもなく、自分の性的な秘密を暴露していく香澄に、
いつの間にか史恵の方が圧倒されていった。
「香澄。わたし、別にそんなつもりじゃ……。
 あなたの過去を暴こうとか、今のあなたを知って、どうこうしようとか、
 そんな思いは全くないのよ。」
史恵は香澄の怒りを鎮めようと、激しい突きを加えてくる雅和を制し、
雅和の身体から離れると、にこやかな笑顔を浮かべながら香澄に言った。

「ヤダ、史恵ったら。わたし、怒ってるわけじゃないの。
 こうしてうちの人の前で、あなたの旦那さんに抱かれながら、
 自分を曝け出すことで、興奮しているだけよ。」
史恵には香澄の意図がわからなかった。
今までずっと香澄を出し抜き、自分のペースで事を進めてきた史恵に、
初めて戸惑いの表情が浮かんだ。


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