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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 夫婦交換 2-6

香澄自身、聞いていて恥ずかしくなる表現だった。
史恵の言っていることに間違いはなかった。
確かに、好きになった男の子に告白もできず、
ただ遠くから彼の姿を見つめていた時期もあった。
休み時間になれば、教室の隅に集まった女子たちが、
彼に告白しただの、手をつないだだのと、ひそひそと話している輪にも入れず、
自分の席で本を読んでいることが多かった。
そんな自分の姿は、当時の史恵たちには夢見る乙女の姿に映ったのだろう。

そんな夢見る乙女の自分が、
匠との初体験を境にどう変わったか……。
それを考えれば香澄自身、
ギャップという点で言えば、正に物凄いギャップだったことは十分に承知している。

セックスを経験するまで何かに夢中になることがなかった香澄が、
初体験を境にセックスにかかわることの全てに夢中になったのだ。
好きな男子に自分の気持ちも伝えられなかった夢見る乙女は、
学校の帰り道に、男とセックスできる場所を探しまくり、
公園の茂みや林の中での野外セックスを繰り返した。

毎週末には、ひょんなことから知り合った、
年上の男たちが集まるアパートの一室に出かけ、
誰彼構わずの乱交を繰り広げるようになったのだ。

ただ、決して、ふしだらだったというわけではなかった。
香澄なりに、究極のセックスを求めようと思っただけのことだ。
野球に熱中する男子が、専門書を読み漁り、素振りや筋トレに夢中になり、
自分の身体を痛めつけるように激しい練習に夢中になるのと同じように、
音楽に打ち込む女子が寝る時間も惜しんで楽器に向かい、
共に演奏する仲間と抱き合って涙するように、
香澄は、自分の青春を表現するものとして、
セックスに夢中になっただけのことだった。

読書をする時間があったら野外セックスのできる場所を探したい。
友達と話す時間があるのなら、野外でも可能な体位を見つけたい。
男子のペニスに、より強い刺激を与える舐め方、
男子の愛撫をより強く感じるための力の入れ方。

親にも教師にも、そして友達にも聞くことのできない課題は、
自らの想像力と経験で解決していく以外に方法はなかったのだ。


高校を卒業し、故郷を捨ててからは、
自分の過去を知る人物が周りにいないことを幸いに、
特定の彼氏を作ることなく、やはり誰彼構わずに抱かれ、
大学のサークル仲間との乱交パーティーにも加わった。

様々な男を経験したかった。
いろいろなペニスを、愛撫を、体験してみたかった。
より激しく、より感じるセックスを体験したかった。
ただそれだけのことだった。

年齢がだいぶいった男に、お金を対価に身体を求められ、
半ば強引にラブホテルに連れ込まれた時も、
満足したセックスができた時には、
お金を受け取ることなく、ラブホテルを後にした。

そんなセックスにまみれた生活の延長線上で雅和と知り合った。
雅和はそんな史恵の欲望をむしろ喜んで受け入れ、認め、
底知れぬ香澄の要求に応え、毎晩のように身体を求めた。
しかし、香澄は雅和とのセックスだけでは飽き足らず、
過激な下着を身に着け、夜の公園に出かけては露出を繰り返すうちに、
ベンチの上でオナニーまでするようになった。
そして、それを見て興奮した覗き魔に犯されたのがきっかけで、
見ず知らずの男たちにレイプまがいに犯されることを望むようになり 、
それを夫に見せつける快感を覚えた。

娘ができてからはそれまでの過激なプレイは少しずつ影を潜めたものの、
毎晩のように雅和を求めたことは変わりなかった。
真奈美の病のことを知り、真奈美が病気になったことと自分の性癖を結び付け、
セックスそのものを恨み、遠ざけるような時期もあった。

しかし、娘の彼である敏明が病気から回復したのをきっかけに、
鈴木家との交わりが始まり、
香澄の、囚われていた心は解放され、
セックスへのタブーも解き放たれた。
再び、激しいセックスへの探求が始まり、
ここ数週間の間に、
夫の目の前で、娘の彼氏に抱かれたり、
親子で身体を交えるようになるまでに一気に変化してきたのだ。


好きな男子に告白もできない、夢見る乙女、文学少女が、
初体験をきっかけに、セックスに溺れ、野外プレイや複数プレイを繰り返し、
故郷を離れてからは野外露出に明け暮れ、レイプ願望をもち、
結婚後、征爾夫妻との出会いをきっかけに夫婦交換をするようになる……。
そうした急激な変化の大きさ、そして高校時代と今のそのギャップの大きさは、
香澄自身もよく自覚していた。



夢見る乙女と淫乱変態妻。
ギャップの大きさは、雅和の想像していた以上であり、
その想像以上のギャップは雅和に想像以上の興奮をもたらした。

雅和は、無意識のうちに、
セーラー服を着た香澄が文庫本を開いている姿を想像した。
その乙女が見知らぬ男たちに襲われ、制服を引きちぎられ、
あという間に全裸にされ、犯されていく。
悲鳴を上げるはずの乙女は喘ぎ声をあげながら、
見ず知らずの男たちのペニスを両手に握りしめ、口に含み、
バックから激しく突かれ、絶頂を迎える。
男たちが去った後、乙女は自分の股間に手をやり、
中から溢れ出てくるザーメンを指で拭い、自分の身体に塗り付け、
激しく股間を弄り、何度も何度も絶頂を迎える……。
ふと気が付くと、雅和はその場にいて、

その乙女の顔に自分のザーメンをかけていく。
乙女が顔を上げ、雅和のペニスをしゃぶる。
雅和はたまらずに、その乙女の口の中に、溢れるほどのザーメンを流し込む。
改めてその乙女の顔を見る。
間違いなく妻の香澄だった。


そんなイメージが雅和の頭の中を駆け巡り、雅和の心臓は高鳴り、
大量の血液が完全勃起状態のペニスへとさらに流れ込んでいく。


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