家族旅行での出来事 夫婦交換 2-10
「身体の隅々まで、全てを見せるだけが自分を曝け出すことじゃないのよ。史恵。
自分の過去も、今も、すべて隠さずに話してしまうことも、
自分を曝け出すことになるわ。
もちろん、今みたいにあなたに暴かれることでも、
わたしは興奮するような女なの。」
「香澄。あなたって……。
もしかすると、あの頃と、少しも変わっていないのかもしれないわ。」
「ええ。あの頃のわたしも、今のわたしも、
ただの変態で淫乱な女よ。
変わったのは、変態淫乱女子高生が変態淫乱妻になっただけ。」
「ああ。そうよ。そうだったわ。
ああ、香澄。わたしも、わたしもちっとも変っていないわ。
あの頃と同じ。今じゃあ変態淫乱女将よ。」
史恵は香澄の問いかけに応えるように、自分の股間を激しく弄った。
そして再び雅和の股間に跨り、そのペニス目がけて一気に腰を落とすと、
そのまま激しく腰を上下し始めた。
「ああ。雅和。もっと、もっと、突いて。突き上げて。
いいのよ。壊すくらい。ううん。いっそのこと、壊してちょうだい。
ああ、雅和のペニスで、わたしのオマ〇コ、壊れるわ。
そう、もっと、もっとよ。」
「ああ、史恵。凄いよ。凄い締め付けだ。
ボクのペニスがちぎれるほどだ。」
「ああ。わたしも、わたしもよ。」
「史恵。ちぎれるよ。史恵の、オマ〇コの締め付けで……。」
「ああ。雅和。あなたこそ、あなたこそ、その逞しくいやらしい肉棒で、
わたしの肉壺の底に、穴をあけてちょうだい。」
香澄も香澄も哲郎も、そんな史恵を見て思わず顔を見合わせた。
「じゃあ、そろそろ元淫乱女子高生たちの、
セックスに狂った姿を見せてもらおうか。」
「ええ。思いっきりいかせてちょうだい。
なんなら、そのあとで、
あの頃みたいに史恵とオマ〇コを舐め合うところも見せてあげるわ。」
「いいね。この状況に身を任せたくなったかい?」
「ええ。このまま狂ってしまっても構わないほどにね。」
「そうか。どうせ狂うなら、二人一緒の方がいいだろ?
二人はそのまま抱き合って、過去の思い出に浸るといいさ。
ボクたちは、君たちが抱き合いやすいように……。」
「そうだね。二人とも、向かい合っての騎乗位だ。」
哲郎と雅和は史恵と香澄を一度自分の身体から離れさせ、
お互いに脚を少し開き加減にして、交差させた。
「男同士の肌が直接くっつくのも、あまり気分のいいものじゃないけど……。」
「まあ、妻のために、我慢しますか、お互いに。」
「ああ。ただし、今度は遠慮なしで、史恵さんを責め立てますからね。」
「ああ。ボクも同じだよ。香澄さんを失神させっても構わないかい?」
「どうせなら二人とも抱き合ったまま失神させてやりますか。」
香澄と史恵は男たちが身体の位置を整えるのをじっと待った。
史恵が突然、今更、と思うようなことを口にした。
「ねえ。スキンなんて使わずに、中で出してもらっていいんでしょ?」
「中で?ああ、もちろん、わたしも中に出してもらって構わないわ。」
哲郎は自分のペニスを握りながら自信たっぷりに言った。
「まだ出すつもりもないけれどね。」
「ああ。ボクだって、まだまだこれからさ。」
そう言った雅和のペニスに手を添えながら史恵が愛おしそうに顔を近づけながら言った。
「ううん。オマ〇コの奥の奥で、雅和のザーメンを受け止めたい気分なの。」
香澄も同じように哲郎のペニスを握り締め、愛おしそうに言った。
「ええ。わたしも同じ。中にたっぷり出してもらうつもりよ。」
史恵は雅和の、香澄は哲郎の股間に跨り、
お互いの顔を見ながら、ペニスを割れ目に宛がった。
「ああ。ねえ、雅和さんのペニス。ビクンビクンって……。」
「ええ。興奮している証拠だわ。先端で割れ目、擦ってごらんなさい。
ビクンビクンがもっと激しくなるから。」
「ああ。ホントだわ。クチュクチュ、気持ちがいいわ。」
「わたしは奥で味わうタイプ。ねえ、史恵。一気に入れちゃうわよ。」
「ええ。見ていてあげるわ。
香澄の淫乱オマ〇コがうちの人のペニスをズッポリ飲み込むところ。」
「史恵の淫乱オマ〇コだって、うちの人のペニスに絡んでるわよ。
やだ、史恵ったら。マン汁が垂れてるわ。」
「マン汁が多いのは、避妊にも効果的だって話、聞いたことあるかい?」
「ウソでしょ、それって。」
「いや、あながち嘘とも言い切れないよ。
ザーメンを薄めたり流したりする効果もあるからな。」
「あ。それ、ウソだわ。だって、愛液って入口当たりの話でしょ?
妊娠がどうこうっていうのは、子宮口あたりの話よ。」
「どっちにしても、大丈夫なんだろ?中出ししても……。」
「さあ。可能性はゼロじゃないわ。」
「ええ。人生、何が起きるかわからないから面白いのよ。」
史恵と香澄は顔を見合わせるとお互いに秘密めいた微笑みを浮かべた。
「まあ、男の側からすると、孕ませてやるぞっていう脅しは刺激的だけどね。」
「あら。女だってそうよ。」
「出来ちゃったかもって言って、男を脅すってことかい?」
「そうじゃないわ。
もしかしたらできちゃうかもしれないっていう場面で中出しをせがむなんて、
背徳的だっていうことよ。
特に相手が夫以外の男性の場合は余計に刺激的だわ。」
史恵も香澄もゆっくりと腰を動かしながら話を続けた。
「そうだね。過去の告白となると、意外に暗い話になったりするからね。
史恵の話が仮に作り話だったとしても、多少の誇張があったとしても、
こういう暴露話は必ずしも真実である必要はないからね。
ボクの耳も意識して、興奮させようとしているとは思うよ。」
「寝取り寝取られの香辛料っていうところ?」
「ああ。まさにその通り。勃起力を増すためのスパイスさ。」