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香澄の本性
【寝とり/寝取られ 官能小説】

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家族旅行での出来事 夫婦交換 3-1

「ねえ、史恵はそんな危ない橋を渡ったこと、あるの?」
「そうね。本当のこと、言っちゃおうかな。」
史恵は哲郎の顔を覗き込み、いたずらっぽく笑った。
「ないこともないわ。危ないってわかっていて、敢えて渡ってみたの。」
「あれ?ボクは、その件は知らないぞ?」
「ええ。もちろん、哲郎と知り合う前のこと、
 ううん。結婚する、ずっと前のことよ。」
「結婚前?
 じゃあ、相手の男に妊娠したって言って、
 結婚を迫るつもりだったとかかい?」
「わたし、そんなにひどい女じゃないわよ。それに、そんな理由で結婚を迫っても、いい関係が築けるわけないじゃない。」
「まあ、確かにね。」
「だとすると、まだ結婚を考える年齢じゃなかったってことか。」
「最初の結婚の前、かい?」
「ううん。もっと若い頃よ……。」
「若い頃?まさか、お金がなくって、
 コンドームが買えない頃の話とかじゃないだろうな。」
「お金なんてどうにでもなったわよ。
 わたし、結構、親からお金、せびっていたもの。」
「じゃあ、手元にコンドームがなかったとかかい?」
「必ずしも、そうとは限らないわ。」
「じゃあ、突然に彼に迫られて、とかかい?
 でも、相手に言えば、それなりになんとかできただろうさ。」
「ああ。望みもしない妊娠をする危険を回避するためなら、
 口でしてあげるとか、外に出すとか、方法はいくらでもあるものなあ。

「そんなことはわかってたわ。
 でも、もし妊娠してしまったらどうしようっていう不安を抱えながら、
 そのリスクを背負ってまで、
 中に出されるっていう刺激がたまらなかったのよ。」
「へえ〜。女っていうのは、
 そんなスリリングな刺激を求めるものなのかい?」
史恵を問い詰めながら、雅和はふと気になって、香澄の顔を見た。
「そうね。でも、そんなこと、アピールしながらセックスしたわけじゃないわ。」
「なるほど。夫婦じゃない男女が、
 わたしを孕ませて〜。ああ、お前を孕ませてやる、
 って叫びながらセックスするビデオを見たことがあるぞ。」
「となると、妊娠するかもしれないリスクを冒して中出しをするってことは、 
 男女ともに刺激的っていうことか。」
「まあ、ビデオだから、
 あくまでも男が興奮するように作っているんだろうけどな。」

妊娠と聞いて、香澄は自然と言葉数が少なくなった。
「この話題、香澄はあまり気乗りしないみたいだね。」
雅和が香澄の表情を見ながら声をかけた。

「わたしは、妊娠のリスクを冒してまで中出しをせがんだことはないわ。
 それが刺激的なことだとも思えないし……。」
「そうね。香澄はそれで苦労したんだものね。」
史恵は香澄の表情が曇ったのを見逃さなかった。

「ええ。本当のところ、根も葉もない噂……
 っていうわけでもなかったかしら……。」
香澄は話題が深刻なものになりそうな気配を感じて、
瞬間的に、気持ちを変えた。

「そうね。毎週末、男たちとしてたからね。」
すぐさまそれに史恵も同調する。
「あの頃はコンドームが足りなくなった時だって、正直あったもの。
 わたしが妊娠する可能性は当然あったかもしれないし。
 周りの大人たちから見たら、
 そうなって当然だっていう雰囲気があったんでしょうね。」」

4人とも、ペニスを深々と入れたところで、
ゆったりと腰を動かしながら、
香澄と史恵の高校時代の話に夢中になり始めた。

「でも、高校時代は確かにコンドームがなくて困ったこともあったわ。」
「そうそう。親が隠しているところから、
 こっそりとバレないように、少しずつ持ち出したりしてね。」
「でも、何人かで夢中になっちゃって、足りなくなった時もあったじゃない。」
「そうね。それでもまだまだやり足りない……。」

「へえ。そういう時はどうしてたんだい?」
「まさか、買いに行くっていうわけにもいかないだろ?」
「そうね。コンビニでもあれば、すっ飛んで買いに行ったでしょうけどね。」
「香澄。あの頃、わたしたちって、
 あの部屋で、ほとんど服なんて着てなかったのよ。
 すっ飛んで買いに行くっていうことは……。」
「そっか。素っ裸で買いに行くことになちゃうわね。
 でも、そのくらい待てなかったかもしれないわ。」

「じゃあ、そのまま始めることになるわけだ。」
「もちろん、使用済みは部屋のいたるところに転がってから、
 それを使うっていう手もあったかもね。」
「史恵。それって、わたしたちは平気でも、男が嫌がるんじゃない?」
「そうかしら。どう?哲郎。
 雅和が使った後のコンドーム、再利用できる?」
「あれは少なくとも使い捨てだろう?
 リサイクルもリユースも、あり得ないよ。」
「だとすれば、生でするしかないわけだ。」

「わたしはギリギリまで我慢してもらって、胸にかけるとか……。」
「わたしは飲ませてもらってたな。お詫びの意味も込めて。」
「へえ。飲んでくれるっていうのは、お詫びの意味もあったのか。」
「わたしの場合は、っていうことよ。好き嫌いもあるし。」
「香澄。今の、好き嫌いっていうのは、ザーメンのこと?
 それとも相手のことかい?」
「えっ?どっちもよ。
 飲むのが当たり前って言われてた時もあったし、そう言い張る男もいたわ。
 わたしは、味自体、嫌いな方じゃなかったから、
 飲めと言われれば飲んでたかな。」


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