姉の告白-4
案の定、帰宅した弟は部屋に入って、枕の染みに気づいて私に聞いてきました。
「姉ちゃんさ、今日俺の部屋で寝た?今日バイト休みじゃなかったっけ」
弟は私の胸に視線を落としつつ、平静を装って返事を待ちます。
自慢じゃありませんが、胸の大きさだけは自信があります。
弟が最近よく私の胸の丸みを気にしていることには気づいていました。
「うん。疲れてたからさっきちょっとだけ爆睡した」
「そうなんだ…」
「ごめん、勝手に」
「いや、全然良いけど」
弟は確認するとすぐに部屋に戻っていきました。
少し間を置いてから弟の部屋のドアをそっと開けると、そこには異様な光景が…。
制服のブラウスだけ、下半身丸出の弟が、私の唾液を吸い込んだ枕に狂ったように舌を這わせていたのです。
私のまだ完全に乾いていない唾液の跡を、弟は必死に舐めています。
その姿に、こんなにも弟を近くに感じたことはないと、感動すら覚えました。
弟が可愛くて、可愛くてしょうがない。
今すぐ弟に後ろから襲いかかって、生の唾液を飲ませてあげたい。むしろ、無理矢理にでも飲み込ませたい。
唇の端から涎がじわっと出てきて、私は変態だ、そう自嘲しましたが、目に映る弟の悍ましい動作に妙に安心してしまう。
お尻を振ってベッドにあれを突き続け、私に見立てた枕と濃厚にキスをしている弟。
「姉ちゃん…」
私は立っている脚を思わず閉じました。
私のあそこが濡れてきます。
一歩踏み出そうとしたとき、
「姉ちゃ…良いよぉぅ…」
語尾が興奮に押されて変になったが、弟はそのまま腰を浮かせてベッドに白い液体を放ちました。
「やべっ」
弟は最初からベッドにぶちまけるつもりはなかったらしく、慌てて近くに置いてあるティッシュの箱から何枚か素早く抜き取ってベッドに敷きます。
射精が済んで落ち着いた弟はベトベトの手をタオルで拭いて、そのままティッシュと一緒にゴミ箱に捨てました。
後悔するように頭を落としてベッドに正座する弟を切なく見ながら、静かに立ち去ります。