夜の狂宴の前に 香澄の性春 その６-3
「そうね。機会を改めて、って言われたら、さすがにハイ、とは言えないわ。」
「ええ。今の興奮状態だからこそ、あり得ることだわ。」
「だって考えてもみてよ。
オマ〇コの次に、いきなり、今度はアナルを見せてくれって言われるのよ？
そもそも、普通、人に見せるような場所じゃないんだから。」
「ねえ。でも史恵。それってアナルに限ったことじゃないんじゃない？」
「えっ？あ、ああ、そう、ね。
見せるもんじゃないって言えば、アナルもオマ〇コもおんなじか。」
「でも、今日はある意味特別ってことで……。」
「そうよ。だからこうして見せてるんじゃないの。隠すことなく。」
「そうよ。それもこれもみんな……。あ、香澄じゃないの。」
「えっ？わたし？わたし、何かした？」
「う〜ん。何かしたって言えば何かしたけど……。
まあ、全面的に乗ったのはわたしたちだものね。」
「これって、ある意味、香澄マジックよね。」
「香澄マジック、かあ。確かになんとなくわかる気がするよ。」
「あなたたちが納得してもしょうがないでしょ？
乗せられたのはわたしたちなんだから。」
「えっ？ねえ、史恵。わたし、なんか、悪いこと、した？」
「ううん。香澄は何もしてないわ。香澄は香澄がしたいようにしただけ。
それに釣られたのはわたしたちなんだから。」
「釣られた？吊られたんじゃない？」
「どっちも正解よ、綾乃。香澄の天然には負けるわ。」
「そうね。わたしたちの常識や経験を、一気に超えちゃうのが香澄だものね。」
「えっ？やっぱり、わたし、なんかいけないことしたの？」
「ううん。香澄は香澄でいいのよ。そう、そのままでいいの。」
「じゃあ、女性陣が納得したところで、アナルに移るか。」
「ああ。そうしよう。で、女性陣のポーズはこのままでいいのかな？」
「ああ。アナルだけじゃなく、お尻の形も比べたいからな。」
「あの……。」
「どうした？香澄。
まだ何か気になることでもあるの？」
「そうじゃないけど……。
お尻……よりも……ケツ……。」
香澄は恥ずかしそうに下を向きながら言った。
「そ、そうだったな。香澄。よし、ケツの形、比べるぞ。
さあ、香澄たちはそっちを向いて。さっきと同じルールだぞ。
名前は言わないこと。じゃあ、まずは形から比べてみようか。」
「あのさぁ。お尻……。ケツは、触ってもいいことにしない？」
「えっ？ダメでしょ〜。それは……。」
「だって、お尻触られて、いっちゃうことは、ないんじゃない？」
「そうなの？お尻……。ケツ、触られたくらいじゃ、いかない？」
「う〜ん。そうねえ。気持ち良くなりはするけど、いったことはないかな。」
「ええ。わたしも、気持ち良くはなるけど、いきはしないわね。
でも、どうして触りたいわけ？」
「いや、お尻……いや、ケツって、あんまり触る機会がないって言うか……。
じっくり触ったこと、ないんだよね。
それに、見ただけじゃわからないって言うか……。
張りとか、硬さとか……。」
「わかったわ。わたしはОＫ。」
「綾乃がОＫならわたしもОＫよ。香澄は？」
「わたしは……。」
「香澄は嫌なの？」
「ううん。わたし、お尻……。ううん。ケツを触られるの、大好きなの。」
「……。じゃあ、全員ОＫということで……。」
「丸みならこれでしょ。」
「デカさなら、こっちだな。」
「これが一番柔らかそうだけど。」
「個人的には、硬くてしまったのが好きだがな。」
「じゃあ、こっちのケツだな。」
「しまり加減は叩けばわかる。」
「叩いてみるか？」
「でも、さっき、しばらくは言葉責めだって。」
「でもさっき、触ってもいいっていうことにならなかった？」
「触るのと叩くのとじゃ違うだろう。
触られるのは平気でも、叩かれるのはＮＧって言うのが普通じゃないのか？」
「聞いてみよ？」
「ん？あ、ああ、そう、だな。
あのさ……。聞こえてたかもしれないけど……。
ケツの張り具合を調べたいから……。
叩いても……いいか、なあ……。」
「……。」
「…………。」
「………………い、い、よ。」
「えっ？いい、の？」
「うん。わたしは、いい、よ。」
「ねえ、香澄、マジなの？」
「うん。わたしは、大丈夫。」
「いや、大丈夫とかじゃなくって、いやじゃないの？」
「う〜ん。いやって言うよりも……。」
「言うよりも？」
「いや、じゃないかも……。」
「そ、そうなんだ……。」
「へ〜。香澄って、そうなんだ……。」
「駄目、なの？」
「いや、だめとか、そういうんじゃなくってさ。」
「どうする？」
「そうだね〜。」
「でも、香澄がОＫなんでしょ？」
「うん。だったら……。」
「うん。だよね。」
「あのさあ……。」
「えっ？どうなの？」
「うん。ОＫ、だよ。」
「えっ？叩いてもいい、ってこと？」
「うん、叩いてもいい、ってこと。」
「そ、そうなんだ。」
「うん。まあ、わたしも、興味がないわけじゃないから……。いいよ。」
男たちは小さな声で相談を始めた。
結論として、それぞれが１発ずつ、それぞれの尻を叩き、
その手応えや音でお尻の評価をしようというのだ。
「ちょっと待って。じゃあ、結局５発、叩かれるわけ？」
「ああ。そういうことになるな。」
「う〜ん。まあ、それくらいなら我慢できるか。」
「じゃあ、綾乃も香澄も、それでいいか？」
「いいわ。５発くらいなら。」
「あの……。」
「どうした、香澄。」
「その……。つまり……。」
「なによ、はっきり言いなさいよ。」
「ええっと……。一人１発ずつで……。その……。
分かるのかなって……。」
「えっ？どういうこと？」