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城ガール・幽囚
【鬼畜 官能小説】

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狂った肉宴-1

 早朝から鋸を引く音が響く。二人を裸で監禁するための座敷牢を作ろうというのだ。木を切り出し竹を組み、鍵を取り付けた。もちろんりかと麻衣を同部屋にはしない。頭の弱い助左が手懐けられないようにするためだ。

「ひどい・・・」
「これじゃあ罪人じゃない・・・」
青竹を格子状に組んだだけの無骨な作りの檻に、女たちが顔をしかめる。錆びた鎖に異様に大きい南京錠は、まるで最果ての流刑地だ。「入れ」と源造に肩を押されたりかが抗うのは言うまでもない。

「父ちゃん、ここ最高じゃん」
股間を大きく膨らませ、一人はしゃぐ助左がりかを引っ張り入れ、押し倒した。
「好きなだけオマンコに励め」
嫌がるりかの両腿を割り広げてクンニを始めた助左を見届けると、ガチャガチャと鎖を解きはじめた。
「出してッ!出してください、源造様ッ!ここだけは嫌ですッ!」
声を限りに叫んだ。犯されるのは仕方がないとあきらめの気持ちになっていたが、牢に監禁されれば二度と現世には戻れないような気がしたからだ。そんなりかの哀願を無視して、源造がガチャリと鍵を閉める。
「はあっ・・・」
地獄に突き落とされ、二度と這いあがれないような絶望感に、りかがため息を漏らす。
「ウグッ!」
その口に助左の剛直をねじ込まれ、悲しい呻き声をあげる。昨日から何度もさせられたフェラチオだが、おぞましさが薄まることはない。
「儂もしゃぶってもらいたくなったわ。助左、麻衣を借りるぞ」
「いいよ、持ってけば」
恐ろしい父子の会話に麻衣の眉がたわむ。
「観念せんかッ!」
そう恫喝すると、暴れる麻衣を担ぎ上げて出ていった。

 午後
厨房で源造が忙しく動き回る。息子の助左が嫁をめとったので、その祝宴なのだ。

 生きたニワトリが運び込まれた。
「この蛭間家に嫁いできたからにはニワトリぐらい捌けんとな」
舅気取りで源造が言う。
(嫁入りしたつもりなんてないわ)
(だれが助左衛門と結婚なんかッ)
無言で抗議する城ガールの眼が驚愕に見開かれた。まな板に押さえつけたニワトリに、出刃包丁を振り上げたからだ。暴れる鶏の羽毛が舞い上がり、女たちの裸体に張り付く。
「キャッ!」
「ヒイッ!」
短い悲鳴が同時にあがった。白い乳房に赤い血が飛び散り、SMショーのロウソク責めのように嗜虐的だ。切り落とされた鶏の生首が女たちの目の前に転げ落ち、思わず後ずさりする。

 血抜きされた胴体が天井からぶら下がる。そのうちの一つを手に取った源造が、お湯を張ったバケツにそれを浸す。こうすると毛穴が開き、羽抜きしやすいのだ。
「卵を産まなくなったニワトリは捌かれる。女とて同じことよ。子供を産まない女は解体される」
女性の尊厳を無視した発言に、りかも麻衣も唇を噛んだ。
「ニワトリは首を絞めて気絶させてから止めを刺す。だが、女は違う。分かるか?」
男の冷酷な瞳に若い二人の女は震え上がった。
「い、いえ・・・」
「わ、わかりません・・・」
そう答えるのがやっとだ。
「まず体中の毛をむしり取られる。こんなふうになッ」
羞恥で全身をくの字に折り曲げ、股間の茂みを隠しているりかの手を乱暴に払うと、陰毛をわしづかんでグイグイと引っ張りあげた。
「ヒイッ!・・・お願い、許して・・・」
清楚な美貌が苦痛に歪む。
「次に乳首を切り落とし、オマンコの肉をそぎ切りにする」
「いやあッ、やめてッ」
麻衣のピンクの乳首を引っ張りあげ、女のビラビラを荒々しく摘み上げた。
「気絶できればいいがのう、そうでなければ地獄よ」
顔面蒼白な二人の女子大生を交互に眺めながら、話はさらに続く。
「産毛はライターで焼き、爪は・・・」
「も、もうやめてくださいッ」
「お、お願いです、もう許してッ」
聞くに堪えない残虐な言葉に、二人は耳を覆ってしゃがみ込んだ。
(フフッ、儂に猟奇趣味などないわ)
そうつぶやくと、何もなかったように鶏の羽をむしりはじめた。


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