夜の狂宴の前に 香澄の性春 その4-7
汗ばんだ身体を休めながら、
綾乃も正直に、匠との関係を持ちたかった思いを匠に告げ、
史恵も、匠と香澄に、あの時の強引な出会わせ方を詫びた。
綾乃の思いを受け止め、史恵の思いにも理解を示した匠は、
休憩が終わるや否や、しばらくの間、
自分の身体を綾乃と史恵に差し出したかのように、
二人の激しい愛撫やフェラチオをひとりで受け止め、そして堪能した。
史恵と綾乃は、時には交互に、時には同時に匠のペニスを舐め、しゃぶり合い、
どちらが匠のペニスを、より奥の方まで咥えられるかを競うように、
フェラチオを繰り返した。
二人の執拗なフェラチオに敏感に反応した匠のマグナム砲が、
ドクンドクンと牙をむき、
アパートの一室の天井を向いて脈動を始めると、
再び、どちらが先に匠のペニスに跨るかでもめそうになった綾乃と史恵だったが、
すでに匠を経験済みの史恵が意外にもあっさりと綾乃に譲り、事なきを得た。
その後、相手にあぶれた史恵が、
4人の男たちを独占状態だった香澄に近づき、
香澄が左手で握りしめていた健の長いペニスをしゃぶり始めると、
香澄はあっさりと健のペニスから手を放し、史恵に譲った。
香澄は雅也に跨り、ペニスを支点に身体の向きを変えながら、
自分にとって一番感じる位置を確かめながら、
この前史恵が言っていた、男を締め付ける、という行為を自分なりに試していた。
同時に、口に咥えた悠司のペニスの先端の溝を舌先で穿るように刺激しながら、
右手に握りしめたままの達也のペニスを扱いていた。
(女って、一度に何本のペニスを味わえるんだろう。
まだ、使えるのに使っていない場所ってどこだろう。)
香澄は雅也の激しい突き上げに、自分の身体が絶頂へ近づいていることを感じながら、
握りしめたペニスに、口に咥えたペニスに、
今よりももっと強く気持ちのいい刺激が与えられる方法はないかと考えていた。
香澄は雅也の太く長いペニスを咥えながら、
奥まで届く健のペニスでバックから突かれ、
綾乃は匠のマグナム砲に跨り、腰をくねらせながら悶えていた。
その綾乃のすぐ横では史恵が達也の短いながらも圧倒的な太さを誇るペニスを、
オマ〇コの入り口あたりに擦りつけながら香澄の乳房へと手を伸ばしていた。
最後には8人の男女が汗だくになりながら絡み合い続けた。
狭い部屋の中で、誰と誰がキスをしているのか、誰と誰が交わっているのか、
これが誰の手で、これが誰の足なのかもわからないような状態になり、
誰もが汗まみれの状態で8人は夕暮れを迎えたのだ。
その日から綾乃、史恵、そして香澄の、高校3年生の3人は、
同級生である匠に加え、先輩である健、雅也、達也、そして悠司の4人と
思うままに、気の向くままに、身体を重ね合わせることとなった。
週末になると雅也のアパートの部屋には、
雅也も含めて2,3人の男たちが集まっていた。
そして香澄か史恵、綾乃の、誰かしら必ず一人の女性が雅也の部屋を訪れた。
友達が誰も訪ねてこなかった日の雅也は天国だった。
いつもは順番を待たねばならなかったり、
挿入できずにフェラチオを受けるだけの時間もあったが、
男一人の時はまさに雅也のパラダイス状態だった。
香澄、史恵、そして綾乃の3人を一人で独占し、
史恵を四つん這いにさせ、バックから激しく責め立てながら、
史恵の両側に、同じように四つん這いにさせた綾乃と香澄のオマ〇コを、
指で激しく責め立てながら腰を使うのは、男としての醍醐味だった。
史恵がいきそうになると、雅也は問答無用で史恵のオマ〇コからペニスを引き抜き、
すぐ隣で腰をくねらせて挿入をせがんでいる綾乃のオマ〇コに、
史恵の愛液にまみれたままのペニスを挿入した。
すると、史恵は気が狂ったようにお尻を振りながら、再度の挿入をねだるのだ。
しかし雅也は綾乃の尻を叩きながら腰を打ち付け、史恵には触りもしない。
放っておかれたままの香澄は、次こそは自分の番と期待で心を膨らませ、
股間を激しく弄り、オマ〇コから愛液をジュクジュク溢れさせながら、
雅也の挿入を待ち続けるのだ。
しかし、時には綾乃一人しかいない状態で、
男たちが全員そろってしまうこともあった。
そうなると、まさに綾乃の天国状態で、
綾乃はいきり立つ雅也のペニスを乳首に押し付けながら、
雅也が行く直前まで刺激し、そのまま放置するのだ。
「雅也。あなた、いく直前で放っておかれた人間の気持ちを、
少しは味わった方が、優しい人間になれるわよ。」
匠の股間に跨り、両手で健と達也のペニスを扱きながら、
時折、咥えた悠司のペニスを口から吐き出すようにしてから、
綾乃は雅也に言うのだった。
またある時は、連続で射精を余儀なくされた雅也や達也、
そして悠司が休憩をとる間を狙って、
3人の女たちが健一人を責め続けることもあった。
誰かの都合がつかずに人数が変わることはあっても、
週末、雅也のアパートに行けば、
誰かしらとセックスをすることができる環境がいつの間にか整っていったのだ。
香澄は土日の匠と会う前にアパートに寄って雅也に抱かれ、
そのあと匠とデートすることもあった。
時には匠とのデートの後にもアパートに通った。
匠一人に抱かれただけでは物足りなそうなほど欲望が高まった時には、
匠と共にアパートを訪れることもあった。
8人は身体を重ね合うたびにセックスの奥深さに改めて気づき、
香澄と同じように、さらなる快感を求めて身体を重ねていった。