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芳恵叔母―フルハウス
【近親相姦 官能小説】

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熟してとろける-1

 牧子は一線を超える覚悟をしたのだろう。あるいは、彼女にとっては久しぶりのセックスと聞いている、その期待感が理性を押し込めたのかもしれない。僕はそのまま指先を、そのショーツの中へと挿し込んだ。
 (あれ?)
芳恵のそこは、処理が大変なのよ、とこぼすほど、密生した叢だ。その母親の恥毛である、牧子の局所もその指に心地よい感触を期待した。ところが、である、牧子のそこまで柔らかい。触れた途端に瑠璃子夫人の局所を思い出したが、脱毛処理を施したような完全な無毛ではない。彼女の陰毛はどうやら、細く和毛で、薄いのだ。
 目にしてみたい、逸る心持ちでショーツの脇を抓み、ふと牧子の表情を見上げれば、彼女は耐え忍ぶような顔つきをして、こちらをちらほども見ない。どうやらその極薄の恥毛群を恥じているようだった。
 「は、恥ずかしい・・・」
牧子のショーツをお尻から、ツルリと剥き上げようとしたときだった。消え入りそうな声で囁く牧子の声を耳にした途端、自分の中で欲情が一瞬で燃え上がった気がした。
 「ああっ・・・」
低く小さく叫んだ牧子のそこは、思春期の少女のように薄かった。その見た目にも柔らかそうなぷっくりした恥丘の上に、数えるほどしかない黒い筋が波打っている。起き上がっている陰毛はほぼなく、彼女の汗だろう、その恥丘に張り付いていた。
 そのわずかな恥毛の下、連なる肌色から妙なる鋭い亀裂をなし、しかし成熟した濃いグレーの陰唇が閉じ合い、牧子の最後の秘密を隠している。
 その襞の合わせに沿わせて、指をスライドした。ビクン、とカラダを跳ね上げ、彼女恥ずかしそうに、両手で顔を覆う。
「ああっ・・・」
牧子は消え入りそうな小さな声で喘いだ。
 しっとりとそこは濡れていた。僕と芳恵のセックスを覗き、自ら慰めていたのだ、濡れていて当然だが、亀裂に沿って指を這わせたその時からも、新たに湿り気が増してゆく。
 僕は脳裏に芳恵の恥部を浮かべ、母と娘を比較する。芳恵にあって、牧子にないもの。牧子にあって、芳恵にないもの。その違いを見つけることに興奮していた。
 指の先が包皮を撫でた時だ。僕はその違いがすぐにわかった。指を添わせたとき、その突起の大きさに、にわかに興奮する。指で探っていると、心地よいのだろう、
「ああっ・・・はあっ・・・」
牧子が低い声で何度も吐息を漏らし、微かに身を捩る。
 包皮から大きく食み出すほど、牧子のクリトリスは大きく感じた。小指の頭よりも大きいそれは、勃起しているだけなのか?それとも、オナニー壁があるらしい牧子の、日々の成長の果てなのか?いやいや、恐らく後者だろう。指で塗すようにその大きなクリトリスを撫でると、
「あっ、はあっ・・・はあっ・・・」
牧子が一段と激しく吐息を漏らしだし、指の刺激を受けてさらに一回り大きく膨らんだのだ。
 「こ、ここが・・・好き?」
興奮を押さえ、僕が牧子に問いかけた。彼女は依然、両手で顔を覆ったまま、横に首を振る。できれば彼女の意志で足を開かせ、牧子の最後の秘密を明かしてもらいたかったが、それは望めまい。
 両手で牧子の、ピタリ閉じ合わせて隠された局所を愛撫する。日々の慰撫で肥大するほど大きくなったクリトリスをやさしく撫で、男根の代わりの長物野菜で自らを愛してきたオンナの穴に、指を差し入れようとした。
 襞を掻き分け、中指を亀裂に沿わす。中指ならば、牧子の奥の奥を探れるからだ。
 「はあっ・・・ふうっ、ふうっ・・・」
僕の指が侵入すると悟ったのか、牧子は呼吸を荒らげた。ひたひたというほどではないが、中指を挿入するには差し支えないほど潤っている。そこへ僕は、そっと指を押し込んでいく。
 「ああっ、だめ・・・」
牧子が手の下から呻き、首を振る。彼女の抗いは寄せ波と引き波のように繰り返すようだが、閉じ合わせた足の力は緩んだようだ。心の底では、僕の指を待っているのだろう。
 芳恵のように締まりは良いようだ。官能したときの芳恵ほど、キュッキュと締まるわけではないようだが、じんわりと締まっては、緩むその繰り返し。それに、程よい太さのキュウリやナスやバナナが通ってきた穴だ、芳恵よりも狭く感じた。ということは、僕のそれらより太い陰茎である、包まれる感触は芳恵以上なのかもしれない。
 指を奥へ奥へと挿入すると、その途中、僕の指の侵入に気が付いたかのように、牧子のそこがジワッと濡れた。ほんのり漂い始めた牧子の女臭はやはり芳恵に似ている。母娘だな、そう思った。
 夥しいほどではないが、湿り気、というほどでもない。上品な濡れ方だ、と思う。お陰で指が奥まで届き、中指の付け根から手のひらへと、牧子の淫水が滴り伝わる。
 「あうーんっ、うんっ・・・」
僅かに腰を揺らし、牧子が低く呻いた。彼女の中に埋没させた指を掻き回してみた反応だ。そのまま指で探り続け、彼女の中の絶妙な窪みや張り出しを探す。芳恵の膣のウィークポイントだからだ。
 (ここ、かな?)
「あうーんっ・・・ううっ・・・」
牧子が膝で両足を畳み、再び足を延ばす。敏感な反応だ。芳恵と同じく、下腹側の僅かな窪みを中指の先端が刺激したのだ。


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