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母カルト
【熟女/人妻 官能小説】

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誰が為に-2

「うっ、うっ、あぁん、ん〜〜〜」

彼の腰の動きが段々と速くなっていくに連れて

いよいよ私の体にも本格的に悦楽の波が拡がっていきました。

力なく身を捩る私の腰をしっかりと両手で固定した彼は

私の首筋に繰り返しキスをしながら

自分の頬を私の頬に擦り付けてきました。

その甘えるような行動がなんとも可愛かったので

私の方からも彼の背中に手を回し

それが合図にでもなったかの如く

二人はラストに向けて高揚していくのでした。


ズプ!ズプ!

「あっ、あぅ!」

パン!パンパンパン!

「あっ!あんっ!あっ、あっ」

狂おしい位に体を繋げてくる彼のラストスパートを受けながら

私の頭の中が白くフワフワした靄に包まれていきました。

全身を気怠い快感が覆っていきます。

もう一度薄れゆく意識の中

彼が私を力強く抱きしめ

「うーっ!」

と唸り声を上げながら

私の下腹部に振動が伝わるくらい

自分の分身を押し付けた状態のまま

遺伝子を含む体液を放出しているのが分かりました。

赤ちゃんの部屋に温もりが押し寄せるのを感じながら

今度こそ意識が途切れてしまうのでした。


目が覚めるとすでに彼は居なくなっていました。

私は意図せず朝帰りになったことに気が動転して

申し訳程度に身なりを整えて急いで家に帰りました。

夫は笑って許してくれ、私が帰宅した後すぐに職場へ向かいました。

罪悪感を感じながらも夫の優しさに救われた私は

お酒の影響で記憶障害を起こし数時間前に膣内射精された事などすっかり忘れ

胎内によく知らない人の遺伝情報をたっぷりと含んだまま

また元の日常へと戻っていきました。


数か月後、体調不良が続いた私は近所のクリニックで懐妊を知らされました。

正直この間に夫とは数回しかしていません。

それもきちんと避妊をしていました。

酔っ払って膣内射精された事を忘却していた私は夫が喜んでいたこともあり

なんの疑いもなくお腹を膨らませ、年が変わるころ女の子を出産しました。

時間が経つに連れて息子は夫そっくりに成長していきましたが

娘はなんというか、夫はもちろん私ともそこまで似ていない気がしました。

それに娘は肌が小麦色で、とっても健康的には見えるんですけど

私たち夫婦はどちらかといえば色白だった事もあり

突然変異なのかねと家族で笑ったりしてました。

私は何か思い出せそうで思い出せないもやもやした気分になりました。

それでも娘は近所でも評判の美少女に育ち性格も良かったので

みんなから愛される存在になっていました。


そんなある日、長らく独身だった友人から結婚式に招待されました。

夫と子供達を連れて参加すると友人の結婚相手というのは

いつぞやのバーで私たちと合流した男性グループの一人でした。

友人は笑いながら

「いやー、人生どこでご縁が転がっているか分からないものね」

と幸せそうに語ります。

私も長年の友人が幸福になってくれて嬉しかったのですけど

ふいに新郎側の参加者の内ある男性が目に入りました。



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